大企業が絶賛!世界初のMRプラットフォーム『Auris(オーリス)』をリリースした、GATARIが世界を変える!
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大企業が絶賛!世界初のMRプラットフォーム『Auris(オーリス)』をリリースした、GATARIが世界を変える!

2020年9月にローンチした世界初の Mixed Reality(複合現実、以下MR)サービス『Auris(オーリス)』プロトタイプ版が話題のGATARI(ガタリ)。リリース以降、鹿島建設株式会社とのHANEDA INNOVATION CITY『HICity ARアプリ』や、仙台市事業共創プログラム「SENDAI X-TECH BUSINESS BUILD」での受賞、東京メトロと「未来のインフラ」の共創を開始など、次々に各種企業・自治体と協業、新たなユースケース開発に取り組んでいます。「人とインターネットの融け合う世界を創る」というビジョンのもと、最先端のMRプラットフォームで新しい価値を創造している株式会社GATARI 代表取締役 CEO 竹下俊一氏にお話を伺いました。

東大、東京藝大出身のクリエイター集団 “GATARI” が世界初のMRプラットフォームをリリース

―世界初のMRプラットフォーム『Auris』はどういったものなのでしょうか?

竹下: 『Auris』は、空間のスキャンから空間編集(トリガーとアクションの配置)、クラウドへの保存、マルチプレーヤーでの復元・体験までをスマートフォンのアプリケーション上で、ワンストップで実現可能な世界初のMRプラットフォームです。「自分がどこにいるか」という判断を人間が目で見て行うように、ソフトウェアがカメラを通して自分がいる場所を判断し、現実空間に配置したデジタル情報を聴覚で体感できる世界初のプロダクトです。
Aurisを活用することで、ARグラスを待つことなく、スマートフォンとイアフォンという既に普及したデバイスを使いながら、今までにないエンターテインメントを制作、体験することができます。体験してくださった方から、「ドラクエの主人公になった感覚」と感想をもらい嬉しくなりました。画面上でゲームをするのはなく、リアルでゲームをするような感覚なのかもしれません。
また、非接触であること、そしてセンサーの設置も必要なくソフトウェアであるカメラだけで完結するので、誰にでも使えるやさしいプロダクトです。そして、なによりも、誰にでも使えるがゆえに、子どもからお年寄り、年齢問わずに使えるため、未来のインフラになる可能性を秘めています。そして、実現させることが私たちのミッションだと思っています。

―それは画期的なサービスですね!

竹下:はい。技術的には、カメラでスキャンした空間の3次元データの中にデジタル情報を配置・保存しています。保存されたデジタル情報は、クラウド上に保管され、その場所を訪れればAurisのアプリをインストールしたどのスマートフォンからも体験できる仕組みになっています。
GPSに依存しない位置測位技術と臨場感ある立体音響による表現。そしてスマートフォンとイアフォンという身近なデバイスを用いて、屋内外を問わず、設備に一切干渉しない。それでいて没入感の高い体験を提供できるので、体験された方からは大好評をいただいています。

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未来逆算思考でやっと時代が追いついた!

―構想はいつ頃からあったのでしょうか?

竹下:2015年、学部三年生の就職活動中に偶然VR面接を体験し、その時に自分の脳がこんなにも簡単に騙されるのか、と衝撃を受けました。就職もVR方面で探したのですが、企業が見当たらず「じゃあ自分で作るか」と、翌年進学してすぐGATARIを創業しました。創業当初はVRコミュニケーションサービスに取り組んでいたのですが、当時はゲーミングPCと高価で大きなVRデバイスしか存在しませんでした。「携帯電話→スマホ」のようなコミュニケーションデバイスの変遷がある時に、必ず大きく伸び、かつ若い世代でも参入の余地があるのが「コミュニケーション領域」だと考えて、コミュニケーションサービスに取り組んでいたのです。しかし、取り組みながらもまだ早いという確信とジレンマを抱えていました。

―GATARIはVRからスタートしたのですね。MRに変わったのは何がきっかけだったのでしょうか?

竹下:VRに取り組んでいく中で、VRがスマホのように、1人1台普及するようなデバイスになる未来に疑問を抱くようになりました。そんな時、ちょうど2017年1月にマイクロソフトが提供するMRデバイスHoloLens(ホロレンズ)が日本で発売開始され、すぐに体験して感銘を受けました。このデバイスのすごいところは、空間にデジタル情報を固定・保存しておけること。まさにリアルとデジタルの融け合う未来の世界のビジョンをあの当時で示していたことです。ホロレンズを体験したことで、VRではなくMRデバイスこそが1人1台持ちうる可能性を感じました。その一方で、MRデバイスの普及はVRよりもさらに先になってしまうだろうという確信もあり、どうやってMRデバイスの登場を待たずにその未来とイマをつなぐことができるかに苦心していました。そんな折2017年の末ごろに、HoloLensを改造してGPSを搭載し、緯度経度を指定して保存しておいた情報がリアルに屋外で同じ緯度経度の場所に行くとそこにあるという擬似的なMR体験を制作しました。実際に外で体験している最中、偶然鳥の鳴き声が聞こえたのです。その一瞬、それがデジタルなのか現実なのか、わからなくなった。そこで聴覚とMRという概念はものすごく相性がいいんじゃないかな、という気付きを得ました。そこから視覚のMRではなく、聴覚のMRを使ってデジタル情報を空間に配置して保存できるプラットフォームを作ろうと思いつきました。まずデジタル情報を空間に保存する汎用的なMRのインフラを音声データから整備し始めて、MRデバイスが追いついた時点で視覚データを追加しようと逆算思考で考えたのです。

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Boseに打ちのめされ、Appleで希望の光が

―そして、聴覚のARに取り組み始めたんですね。

竹下:はい。ただ、当時は利用者の動作を自動的に認識できるようなARに適したデバイスがなかったので、ソフトウェアとハードウェアをセットで開発しようと動き出したのです。ですが、その開発中にBoseから同じコンセプトの サングラス型ウェアラブルデバイスBoseFramesが発表されたため、ハードウェアの独自開発をやめ、ソフトウェアに集中して行こう、と決めました。

Boseで方向転換を余儀なくされた訳ですね。

竹下:はい。しかもソフトウェアに集中を決めて、ちょうどAurisのプロトタイプ版が完成して、いよいよという2019年春にBoseはARから撤退してしまった(今でもBoseARは使えます)。BoseARのコンテンツをサードパーティーに依存していたため製品のポテンシャルを生かしたコンテンツが少なかったことが大きな要因だと考えていますが、これには正直冷や水を浴びさせられた感がありました。幸いなことにBoseのAR 撤退発表直後、Appleから6軸センサーを搭載した AirPods Proが発表されたことで追い風に変わりました。 AppleのようにOSを握っている企業が6軸方向センサー搭載の音声デバイスを発表した、ということはとても大きな意味を持ちます。
つまり、今後イアフォンやヘッドフォンはただ音声を再生するデバイスではなく、ウェアラブルデバイスに捉え直されていく。「MR社会実現を聴覚から始めていく理想的な環境が揃ってきたのです。それが2020年9月頃のこと。Aurisはすでに完成していたので、時代を読んでのリリースとなりました。

MR業界の任天堂を目指している!

―時代を先読みしたリリースですね!

竹下:環境の追い風もありエンターテイメントとしてもかなり面白いものができてきていますが、Aurisはあくまでインフラになるという位置づけで考えています。「今までにないエンターテイメントから未来のインフラを作る」というキャッチーコピーを掲げており、MR体験ではなくMR社会を実現していく汎用性が高いプロダクトができている自信があります。 GATARIはプラットフォームを持ちながらコンテンツ制作も行なっているので、MR業界の任天堂のようなポジションを目指しています。プラットフォーマーとしての開発チームとコンテンツの制作をするチームがプロフェッショナルに社内で制作をしています。今までにない未来のインフラを皆様に提供できます。

―プラットフォーマーだからこそ普遍的なインフラを提供したい、ということでしょうか。

竹下:そうですね。MRは目新しい技術なのでエンターテインメントとして見られがちですが、そうではありません。世界を変える方法は二つあって、一つは世界の在り方自体を変えてしまう方法、もう一つは世界の見え方を変える方法です。そして今後登場してくるウェアラブル系のデバイスによって、後者が実現可能になります。物質と情報が等価な世界が到来するのです。その時、Aurisのようにソフトウェアは必ず価値を持つ。僕たちはこの技術を社会インフラとして人々の生活に根付くようにしていくことが重要だと思っています。まさに、公共福祉、施設のアクセシビリティ(利用のしやすさ)、ナビゲーションの応用も進んでいます。

体験スタジオ外観

(秋葉原にある「Auris」の体験スタジオ)

テクノロジーで世界を救う

―その流れでいうと先日、UP GRADE with TOKYO(東京都主催で『通信技術・デジタル機器を活用した都立文化施設のアクセシビリティ向上』をテーマに行われたピッチイベント )で優勝されましたよね!

竹下:ありがとうございます。文化施設へのアクセシビリティの展開とAurisをインフラベースに現実空間を拡張できる点を評価いただいています。
文化施設である美術館や博物館はもちろん、ソフトウェアでのインフラをまちづくりと同時に行うことで、デジタルの良いところとフィジカルの良いところを選択できるようになる。まさしくインクルーシブな都市であり、これこそが GATARIがめざす “人とインターネットが融け合う世界” なのです。

―しかも非接触で体験できるAurisは、コロナ禍の今、そしてアフターコロナの世界でも多くの可能性を秘めていますね。

竹下: Aurisは、空間に情報を配置保存するというインフラなので、汎用性がとても高いです。今後のポストスマホ時代を考えるとデジタル世界とフィジカル世界が融け合っていることが大事で、キーになるのがカメラなどのソフトウェアの目。僕たちは“第三の目”と呼んでいます。人類が第三の目を手に入れて、リアルとデジタルが融合するMR社会を生きる新人類になる。これは人類史に残る進化です。第三の目がデジタル世界とフィジカル世界を繋ぐ。つまり、MR社会に生きることで物質と情報が等価になるのです。技術の方向性としてすごく面白い領域、世界ができるな、と期待しています。
ただ、空間に対してどういう体験を提供するのか、というのは新しい表現方法なので模索しているところもあり、もう少し研究を重ねたいというタイミングです。体験する方がワクワクするような新規性のある表現が求められていて、それを実現する技術開発も必要です。MR社会実現に向けて、その取り組みが持続的に運営されるようなビジネスモデルを一緒に様々なユースケースから考えてくれる方がジョインしてくれるとすごく心強いですね。世界を変えるプラットフォームづくりに興味のある方、こちらのフォームよりご連絡をお待ちしています!

——ありがとうございました!GATARIのAurisは、日本はもちろん世界に羽ばたく可能性を感じています。これからも、我々W venturesは、応援していきます。

株式会社GATARI 代表取締役CEO 竹下 俊一
1993年生。2013年東京大学理科一類入学、2019年東京大学教養学部教養学科超域科学文化分科文化人類学コースを卒業。Virtual Realityの概念に魅せられ、大学を休学しながらUT-virtual(https://utvirtual.tech)を立ち上げて若い世代のVRコミュニティのボトムアップに尽力するなど、Virtual Realityの概念を世界に先駆けて普及浸透させることを使命に感じている。2020年にMixed Realityプラットフォーム「Auris」をリリースし、フィジカルな世界とデジタルな世界が融け合うMixed Reality社会の実現を目指す。
W ventures パートナー 新 和博
AR・MRは未来の技術というイメージがありますが、GATARIの提供するAurisは今すぐたくさんの方に体験を届けることが可能です。また、施設の空間データを保持することで参入障壁を築くことも可能です。そして、すでに数多くの施設からAuris導入の引き合いが来ています。つまり、先行優位性を持って急成長するGATARIにジョインするタイミングは、今です!

構成・制作 株式会社TEA.M







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