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たじま自然体験隊

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2022年度事業の「たじま自然体験隊」。 こんな素晴らしい自然があるのに、何も知らずに子供達が巣立っていくなんて勿体無い! 多面的な自然体験イベントをモリモリ企画しています。
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記事一覧

2023.02.04 「手羽先で骨格標本」

さて、今年度最後のイベントです。今回の講師は、卒論真っ只中の鳥取環境大学の笈川君。 笈川君は、日夜動物の交通事故について研究しています。今日はそんな彼と一緒に手羽先を食べて、骨格標本を作ろう!という素敵企画。 まずはみんなで手羽先を醤油や砂糖で調味して、圧力鍋でグツグツ。しっかり煮て軟骨までトロトロにします。 待っている間は、笈川君に骨格標本とは何たるかを学びます。 動物の状態から進化の痕跡まで、骨格から色々な事が分かるんですねー。イグアノドンの姿の変遷も面白い。

2023.01.22 「葉脈標本しおり

鉛色の空になると自動的にスリープモードに入るスタッフ松岡です。一月も終わりに近づき、ストーブの前から満を持して立ち上がりました。2023年ブンダバー初めは「葉脈標本しおり」。講師はブンダバーメンバーの板垣飛鳥さんです。 まずは、葉っぱ大好き飛鳥さんの葉っぱレクチャー!葉脈ってなんだろう?なるほど、私たちの血管と似ているんだな!っとみなさん、ぢっと手を見る。 飛鳥さんが研究を重ねた結果、葉の硬さ、葉脈の太さが葉脈標本に最適なナンテンの葉を水酸化ナトリウム水溶性に入れます。

2022.12.10 「野草でリース作り」

今回のイベントの講師はブルーグリッタークラブの中澤さんたちです。ブルーグリッタークラブの皆さんは、野草を採集したり、畑でお花を育てて、ドライフラワーを自分達で作っています。手作りドライフラワーで作ったリースの収益は、新温泉町で自生しているミツガシワの保全活動に使われています。 そんな中澤さん達が丹精込めて育てたドライフラワー達を、今回は贅沢に使わせていただきます!野山で拾い集めた野草も素敵。ただ、こちらも近年は鹿によってかなり食べられてしまっているそう。今年度の様々なイベン

2022.11.06 「段ボール燻製器作り」

段ボールオーブンに続き、段ボールの無限の可能性に迫るシリーズ第二弾です!皆さん、小脇に段ボール抱えて集まってきてくれました。早速作っていきましょう! まずは鶏胸肉に下味をつけます。 「え?そこからやるの?」と驚く方も。確かに、燻製って手間がかかるイメージなので、下味から始めたら解散が明日になりそう。。。そんな燻製のやってみたいけどハードル高そう感をヒョイと乗り越える、今回のお手軽燻製ワークショップです。 段ボールを燻製器に変身させるのも、あっという間に完成。ほぼいつもの

2022.10.23 「シーグラスアクセサリーとミャンマー料理」

本日はブンダバーとしても新しい挑戦となる、多文化理解と自然体験を合わせた試みです。 今回の講師はブンダバーメンバーで新温泉町在住のミャンマー人ナイナイさん。彼女は、新温泉町でシーグラスを集め、アクセサリーを作り販売して、故郷ミャンマーの支援を行っています。今回は、そんなナイナイの活動やミャンマーのことを皆さんに知ってもらうきっかけになれば、と企画しました。 まずは、田井ノ浜でシーグラスを拾います。 波の様子が、冬の日本海に近づいてきていますね。みんな、波と追いかけっこを

2022.10.16 「段ボールオーブン作り」

スタッフ松岡、夏の終わりからコツコツとスーパーに通い詰め、チマチマと集めてまいりました、段ボール。今回は、何の変哲もない段ボールが素敵なオーブンに変身しちゃいます。 ハゼ釣りに続いて、今回仕切ってくれたのはスタッフ松岡夫氏。昨夜、丹精込めて特製ピザソースを作ってくれました。みんなの喜ぶ顔を思い浮かべながら、夜中までじっくりコトコト煮込む夫氏。私は布団の中で目を閉じながら応援。ほら、私は段ボール集め係ですから。 まずは、段ボールの内側をアルミホイルでギンギラにします。皆さん

2022.10.10 「ハゼ釣り」

寒風吹き荒ぶなか、ハゼ釣り第二弾開催です。 天気予報はずっと雨マーク。皆があまり釣れず悲しい思いをしてはいけないと、スタッフ松岡夫は昨日1人でせっせと50匹ほどのハゼを釣り、準備万端! 皆さんしっかりライフジャケットを身につけ、突風の中釣りスタート! 予想に反して釣れる釣れる!おっと!お母さんの竿に大きな魚がかかっております!! 皆さんたっぷり70匹以上のハゼをゲット! さて、今回の調理会場は、諸寄漁港の調理室をお借りしました。 オーシャンビューのキッチン、カモメが

2022.10.02 「山の木こり体験&木の楽器作り」

今回はブンダバーメンバーのアンナさん企画イベント! アンナさんは現在、養父市の地域おこし協力隊として、林業のお仕事をしています。今回の会場は、アンナさん含め四世帯が暮らしている山間の集落、三谷地区。今回は地域の維田さん、米田さんという山のスペシャリストの方々のお力添えもあり、とても素敵な企画となりました。 まずは、林業について学びます。 私たちの身の回りにある椅子、柱など全て林業という仕事があって作られていること。そして、山は人々の手で育て、守っていかなくてはならないこと

2022.10.01 「野鳥観察会」

ブンダバー初挑戦の野鳥観察会です。 講師は鳥取環境大学四年生の市原くん。 鳥のTシャツを着て、バズーカのような望遠鏡を抱えた市原くんとも複数回下見を重ね、サギのねぐらの位置も確認し、入念に準備をしてまいりました。 ただ、自然はそんな甘くなかった。 最終確認の木曜日、サギさん達、突然のねぐら隣の山へお引越し。 なぜーーーー? 地元の方々に聞いても 「いやー、毎年あそこにいるのになー。」 と前代未聞なようです。 「虫はね、葉っぱ捲ればいるんですが、鳥は行動範囲が広いのでこうい

2022.09.25 「ハゼ釣り」

今日は待ちに待ったハゼ釣りイベントです。 みんな白米だけを持って大集合。 このご飯の上をハゼでいっぱいにするんだ!! 今回のスタッフは、釣り名人のスタッフ松岡夫氏。 そして、むしむし観察隊でお馴染み大生隊長。 おや、隊長のリュックからは見慣れた虫取り網がのぞいております。 今日は魚釣りですよ。 隠しきれない虫への愛がチラリ。 https://www.kodomonokagaku.com/read/46931/ 釣りスタート!みんな初めは恐る恐るゴカイを針につけています。

【2022.09.04 カヌーと万華鏡作り】

さて、昨夜は火遊び、本日は水遊びです。 居組漁港に集まり、まずはカヌーの基本的な操作についてガイドさんに丁寧なレクチャーを受けます。 今回は万華鏡を作り、カヌーでしか行けない貝殻浜へ行き、貝殻やシーグラスを拾い集めて、世界に一つだけのオリジナル海の万華鏡を作るという、贅沢プラン。 「天気予報を見て、絶対中止だと思ってました。」と皆さん。はいはい、スタッフ松岡もそう思っておりました。 けれど、今日は朝から本当に気持ちの良い晴れ! そして波風もなく、最高の透明度。 本日がカ

2022.08.21 ウミホタル観察会開催

観察会前日の夕方 「時間通り出発しました!」 と助っ人スタッフ山田くんからLINEが。 え?豊岡駅から浜坂駅って、前日に出発するほど遠かったかしら? さて、やる気みなぎるスタッフとお送りするウミホタル観察会、始まりました。 実はイベント直前、鳥取も豊岡も土砂降りだったようで、かなり不安な表情で皆さん集まってまいりました。 ご安心ください!奇跡的に新温泉町は曇りです。 実はウミホタルは海底にいる生き物なので、雨はあまり関係がないのです。けれど、雨が降ってしまうとヒトがし

2022.07.30 ライトトラップ第三弾

先週のライトトラップ、ご好評につき追加開催です! 本日も隊長はお馴染み大生くん。 そして、隊長の横で鳥まみれのTシャツを着て、特大サイズの双眼鏡を首からぶら下げた青年が今回の副隊長、市原くんです。 市原くんが隊長の野鳥観察会は10/1にあるので是非♪鳥愛溢れる市原くんに、お馴染みサギの隠れた一面を色々教えてもらいましょう! 本日も、カドマルエンマコガネに乗って移動するダニ オオヒメツノゴミムシダマシ イブシアシナガドロムシ とマニアックな虫達を愛おしそうに見つめ、

2022.07.23 ライトトラップ

今年も網を持ったキッズ達が、夕暮れ時の但馬牧場公園に集結してきました。熱烈なファンを多く持つライトトラップ始まります! 一際大きな網を持つ2人のお兄さん達。 我らが大生隊長と、今回の副隊長大西くんです。 キッズ達も 「大きくなったら、あの特大網で虫取りするぞ!」と羨望の眼差しで熱く見つめております。 日が沈み、いよいよライトトラップスタート! みるみるうちにみんなの虫カゴはコガネとバッタで埋め尽くされていきます。ヘビトンボにノコギリカミキリ、ガムシと様々な虫をそれぞれ見