個人メドレーのレース戦略 各種目の特徴と対策〜18th FINA World Championship2019レース分析〜

第1、序論

1、はじめに

簡単に説明をした動画を作りましたので、まずはこちらをご覧ください。

その上で、本題です。

”平泳ぎを制するものは、個人メドレーを制する”

個人メドレーの選手は、平泳ぎの選手がなる。

と言われています。でも本当にそうなのでしょうか?

日本では、大橋選手、萩野選手、海外では、ラーキン選手、リザーランド選手、フェルプル選手、ロクテ選手、ホッスー選手,,,etc。平泳ぎ以外を専門とする選手が個人メドレーで活躍してます。

もし、平泳ぎ以外に個人メドレーの戦略があるとしたら平泳ぎが苦手な選手も個人メドレーが得意になる可能性が広がりますよね。

では、個人メドレーはどのようなレース戦略で泳ぐのがベストなのか。その謎解きをするために、トップ選手のレースデータを調べてみました。1試合分だけを例にして載せましたが、他の試合でも当てはまるか確認してみてください。

と言うことで、今回は2019年に僕が導き出したレース戦略を紹介させてください。

ちなみに、この戦略を使って僕は学生時代(高校生)に出した生涯ベストを2020年(30歳)において、1,6秒ベスト更新しました。もともとが大したタイムじゃないんですけどね,,,

なお、以下の文章は結構長いので、必要なところだけ読んでください。最後に、一応まとめています。

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