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📚インプット大全[樺沢紫苑] -後編-

この記事では、精神科医である「樺沢紫苑」著の本、 「インプット大全」をご紹介しています。

↑前編・中編

本の表紙

本書について、以下のパートに分けています。

今回は中編として「5-6」のパートになります。

-前編-
✔︎_1.インプットは「量」より「質」を重視する
✔︎_2.「アウトプット前提」のインプット術

-中編-
✔︎_3「重要な部分」に絞ってメモをする、それ以外はインプットに集中する
✔︎_4.「運動」や「音楽」を用いて、「リラックス」した状態でインプットする

-後編-
✔︎_5.「見る」「読む」から 脳を解放し、インプットの効率を上げる
✔︎_6.「情報と知識のバランス」を意識する

また、以下のリンクから是非チェックしてみて下さい↓

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✅_5.「見る」「読む」から脳を解放し、インプットの効率を上げる

読者の皆様は、「休憩時間」何をしていますか? スマホでSNSをチェックしたり、Youtubeで動画を見て時間を潰したりしていませんか?

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スマホが普及した現代、私たち「常に何かしらの情報に触れている状態」です。残念ながら脳科学的に見て、「スマホ」は最も効率の悪い休憩であると本書は述べています。

要するに、「スマホを使用すると脳が全く休まらず、逆に『脳のリソース』を割いてしまっている」のです。

では「効果的な休憩法」とは一体何を示すのでしょうか?

☑️目を瞑り、何もしない時間を作る👀

人間の脳は「視覚情報の処理」に80-90%使っていると言われており、特にデスクワークの人は仕事中ほとんどパソコンを見ているため、視覚情報の処理だけで強い疲労が伴います。

また国際医療福祉大学の研究では、「閉眼安静(目を閉じて何もしない)」、ガム、アロマセラピーを5分間行い脳の血流を調べたところ、閉眼安静が最も脳血流がアップし脳疲労回復効果が表れました。

要するに私たちは「目を閉じて、何も考えずボーッとする時間を作る」、これが1番簡単で効果的な休息と言えます。休憩時間にスマホを使用しないだけでも、良いかもしれませんね。

🗒私の場合...
・休憩時間を利用して「瞑想」する
・好きな音楽を聞きながら、ホットアイマスクを装着

「気分をリラックスさせてくれる音楽」を聞くと更に効果的です。

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✅_6.「情報と知識のバランス」を意識する

まず「情報」「知識」は、どう違うのでしょうか?

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☑️簡単に言うと...
知識⇨自分にとって「今でも役立つもの」
情報⇨自分にとって「ほとんど役に立たないもの」

情報は生鮮食品として新鮮なほど価値が高く、時間と共に価値が劣化していきます。一方で「知識」は、時間を経過してもそれほど価値は劣化しません。例えば10年以上前に書かれたビジネス書や研究であっても、今でも十分に役立つのはそれが「知識」だからです。

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多くの人は毎日何時間もスマホから情報をインプットし、「自分は情報通である!」と思っているかもしれませんが、それは正しいのでしょうか? 情報を沢山持っていても、それを使えなければ意味がありません。

☑️情報は「今」使う事ができる必要な分だけ集めれば充分

インプットにおいて、「情報と知識のバランス」を整える事が重要です。本書では「情報:知識=3:7以下」の割合にすべきと主張しています。

「情報を集める行為」は結果としてそこに時間が取られてしまうので、「知識と知恵」を減らすことに繋がります。ネットからの情報収集は程々にし、「自分にとって必要な情報」を読書などでインプットすると良いでしょう。

🗒私の場合...
・SNSのアカウントはスマホからログアウトし、アクセスできないようにする
⇨「他人の近況」は余計な情報なので
・テレビは見ない
・「今の自分」に必要の無い情報は、極力見ないようにする

特にSNS(Noteを含む)は脳へ与えるダメージが大きく、必要の無い情報で溢れいるため、なるべく触れないようにするのが得策です。

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🌟オススメ文献 ​

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以上、お読み頂きありがとうございました。

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