転勤が決まりました|転妻ライター長崎へ転勤する vol.1
「異動決まったわ、長崎」
一週間前の今日、旦那と何気ない会話をしていて、急にそんなワードが飛び出した。
上手く聞き取れなかったのと、正直今年はないと思っていたのとで、思わず「え、なんて?」と聞き返したが、帰ってきた言葉は同じだった。
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釧路在住、転勤族の妻で2歳と3歳の母、そしてフリーライター。
そんな私が、今春旦那の転勤で長崎に引っ越すことになりました。
もともと独身時代から転勤族でしたが、転勤族の「母」としては初めての異動です。
勤め人じゃないこの仕事。オンラインで対応できるので、どこでもできるこの仕事。
うつから抜け出す手段として、そしてかつては転勤族の妻の定めだった「キャリアのリセット」をさせないために選んだこの仕事ですが、本当にキャリアはリセットされないのか。
そもそも長崎でやっていけるのか。
というか保育園どうするよ!?入れるの!?
そんな「転妻」「母」「フリーライター」のリアルな今を、連載で綴っていきたいと思います。
今回は一個人/ライター/妻/母の目線で今の思いを書いていきます。
一個人として ライターとして 妻として
釧路には5年と3ヶ月くらいおりました。
それまで釧路は全く知らない土地で、もちろん知り合いもゼロ。
正直、やべーところに転勤だって思ってました。
でも5年と3ヶ月過ぎて、今では地元以上につながりが増えました。
釧路を離れるって話した時に、寂しがってくれる人もいましたが、それ以上に面白がって「それならつながってなんかやろうぜ!」「でもオンラインで繋がれるしね、これからもよろしく」って言ってくれる人のほうが多くて、本当にこの場所で暮らせて、子どもを産めて良かったなって思っています。
同じように、長崎も全く知り合いゼロの場所です。
でも絶対なんか面白いことができるはず。
いろんなことを面白がる人たちがいるはず。
子供のことを自分たちの親戚のように愛してくれる人がいるはず。
むしろ北海道とつながったらめっちゃ面白いんじゃない?
そんなことを考えながら、寂しい気持ちもありつつワクワクしているところもあります。
母として
でもね、やっぱり子どもは不安ですよ。
初めての引っ越しだし、感受性豊かだし。
そうだよね。そりゃそうだよ。当たり前。
それを無理に元気づけたり、ないがしろにせずに、ただ気持ちを受け止めて、何かする時には背中を押してあげたい。
ありがたいことに、釧路には子供のことを思ってくれる人がたくさんいます。
それこそ親族のように。
もし私が死んでも、この人達が近くにいてくれるなら子どもたちは大丈夫だと思える場所です。
だから、どうしてもつらくなったら彼らのところに居候すればいい。
釧路に帰って色々考えればいいと思うんです。
2歳3歳だから早いなんて思わなくて、本人が本当にそうしたいならそれもひとつの手だと思う。
もちろんそこまでは全力で寄り添いますが、母が嫌なときとかあるじゃないですか。そういう時は安心できる場所に帰ればいいと思う。
賛否両論あるかもしれませんが、安心してお願いできる場所があるからこそ、私もそう思えます。
長崎でもそんな人達に巡り会えたらいいな。
そんな場所にできるように動いていきたいです。
これから
まずは物件と保育園調べ。あともろもろ引っ越しもやって。
仕事先の皆様にも挨拶して。
そのへんの「リアル」を更新していければと思います。
最後に、釧路でお世話になったすべての方々、ありがとう、そしてこれからもよろしくお願いいたします!
そして長崎の方、気軽にお声掛けください!私も気軽にお声がけさせてください。
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