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春に現代思想とユリイカ読む読む

 青土社の硬派系雑誌の現代思想とユリイカは定期的に読んでいる。現代思想が思想/哲学を扱い、ユリイカのほうは文化領域を扱うという括りでいいのかな?でも大きく社会科学も自然科学も現代思想は扱うので領域横断ってことでいいのかもね。ユリイカの2月号の吉本ばななの特集は作家としての吉本ばななを多面的に捉えていて、長年の読者ならずとも初心者にも最適な特集。ワタクシ石川は父である吉本隆明から吉本ばななとハルノ宵子 (ばななの姉)に興味を持った、けっこう少数派?戦後日本思想の名著『共同幻想論』を著した吉本隆明と吉本ばなな、ハルノ宵子 とのそれぞれの作風と読者層はかなり離れている。そんなことも考えながら読んだ特集でもある。表現者としての吉本家という批評でもかけそうだ。

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