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28時間半の出産体験、その後。

28時間半の格闘の末、どうにかこうにか無事におんなのこを出産したふみです。※出産の詳細は「パニック障害の出産レポ①〜⑤」参照

今回は、出産直後のことをつらつらと。

カンガルーケアなどを終えた後、ムスメはコットに乗せられどこか(たぶん新生児室)へ行ってしまった。

私の(お股の)諸々の処置が終わり、病室へ移動したのが11時半頃。
麻酔を打ったからか、起き上がるとやや気持ち悪かったので、車椅子で移動。夫とはここでサヨウナラ。

病室のベッドで仮眠していると、昼食が運ばれてきた。
産後一発目の食事は...

天丼。

いや、ヘビー。前日の昼過ぎから何も食べていなかった私。ファスティング明けに天丼って胃的に大丈夫なのか?この天丼は景気付けなのか?

結局半分くらい残してしまった。(ごめんなさい)

そしてこのあたりから麻酔が切れて会陰が痛くなってきた。13時頃出血確認があり、ロキソニンが処方されたのだが、飲んだところで痛みは全く軽減されず。恐るべし会陰切開。

ここでようやく家族に連絡をしていないことを思い出し(遅)、親にLINE。

17時頃再度出血確認があり、その後助産師さん付き添いでトイレへ。

「排尿がちゃんとできているか確認しますね〜」
助産師さんが私の目の前に立ち、排尿を促す。

そんな、さあどうぞと言われて出すもんじゃないじゃん、尿って…。と思いながらも、この状況(便座に座る私とその前で屈んで尿が出るのを今か今かと待ち構える助産師)をいち早く脱するために振り絞った。

夜になると後陣痛かな?という痛みが若干あったけれどたいしたことはなく、夕食を終えた19時頃、ようやくムスメを迎えに行けることに。

病室でオムツ替え、お臍のケア、授乳方法などを教えてもらう。
ムスメは全然泣かず、なんかこう、ほけ〜っとしているので「赤ちゃんってもっと泣くのかと思ってました」と助産師さんに言ったら「生まれた日はあまり泣かないんですよ。明日にはきっとすごいことになっていると思いますよ(うふふ)」とのことだった。(この助言通り、翌日からは怪獣のように泣いた)
一通りお世話の仕方を学んだ後、ムスメは再度新生児室へ。(完全母子同室の病院だったのだが、この日だけは疲れているだろうからと一晩預かってくれた。)

そして翌朝6時、赤ちゃん登場。
ここからが本格的な育児のスタートである。

ちなみに、陣痛が来てからずーっと記録し続けていた私のiPhoneのメモ帳は、この出産翌日の「赤ちゃん登場」で途絶えている。

まあきっと、そこからはメモどころじゃなかったんだろうな。実際、産後はこの入院していた1週間が1番しんどかったし。

入院していた当時は、メンタルも思っていたより安定してるなと自分では思っていたんだけど、急にポロポロ涙が出てきたりもしてたし(今思えば絶対おかしい)やっぱりちょっと不安定だったのでしょう。したがって、記憶も実に曖昧なんである。

助産師さんから「よ、今日は調子どう?」ってくらい気軽に毎日乳首をつままれたということと、私がおっぱいを出していたところに検診に来た先生(男性)が「あ、失礼しました」と言ってすぐにカーテンを閉めたこと。(散々股は見るのに乳には気を遣うんだ、っていう。)

入院中で鮮明に覚えているのはそれくらいです。

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