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石器時代の仕事量は、1日たったの3時間?

こんばんは、ひらっちです。今日は朝から原稿を1本仕上げ、そこから農作業へ。朝4時半からぶっ続けで仕事をしていたので、午後にはお昼寝タイムとなりました。お昼寝ってサイコーですね! なんであんなに気持ちいいんだろ(笑)

<いつものように簡単な自己紹介です>

僕は、地方国立大学を卒業後、ブラック企業で営業マンを経験。その後、フリーランスのライターとして独立開業、さらに数年後、新規就農して農業をスタートさせ、2020年現在、好きな仕事を選びながら人生を謳歌する「ほぼセミリタイア生活」を実践しているアラフォーです。

このnoteでは、特に20・30代のビジネスパーソンの皆さんに、僕の経験に基づいた「人生を楽しく過ごすための技術」を提供し、少しでもたくさんの方に「幸せな毎日」を掴んで欲しいと考えています。どうかお付き合いください。

■あなたは今、1日何時間働いていますか?

あらためまして、ひらっちです。今日は「仕事」「働き方」をテーマに書いてみたいと思います。

皆さんは、今、1日にどれくらい働いていますか?

正社員の方であれば、1日8時間ですかね? 「いやいや、ひらっちさん、定時で帰れる日なんて珍しいくらいですよ!」という人もいらっしゃるかもしれません。そんな方だと、1日10時間くらいになるかもしれません。

21世紀を迎えた現代社会は、さまざまな技術が発展を遂げ、インターネットがすべてを繋ぐすばらしい世界です。多くの作業がパソコンで処理でき、以前に比べて業務効率も圧倒的に向上しています。

遥か昔、石器時代の人類が、私たちの今の暮らしぶりを見たら、ビックリして腰を抜かすのではないでしょうか?

ところで、石器時代の人たちは、どれくらい働いていたんでしょうかね。 自分たちの食べ物を野山で取ってきたり、動物を捕まえたりして食料にする。なんとも非効率で、骨が折れる作業の連続といった感じがします。

「朝から晩まで、1日12時間くらいは働いているんじゃない?」

「しかも、休みなんて全くなさそう。絶対に厳しい暮らしぶりだよ!」

そんな風に想像する人がおそらく大半だと思います。

■3時間だけ食べるものを探し、あとは楽しく遊ぶだけの暮らし

では、実際、僕らの常識とはかけ離れた未開の地で、人々はどんな暮らしをしていたのでしょうか? そんなことを大真面目に調べた記録が、こんな本にまとめられています。

世の中にはいろんな調査や研究をする人がいるものですね。以前に紹介した『お金か人生か』という本で紹介されていたので、図書館で読んでみたのですが、著者によれば、昔ながらの狩猟採集中心の未開社会を続けている部族の暮らしぶりを調べたところ、1日の労働時間は、なんと3~4時間程度だったそうです。

毎日働くわけではないにも関わらず、生きていくのに十分なカロリーを摂取できていて、しかも、残りの時間は、社交や儀式、祝祭、遊びなどに使っていたというのです。

「あれ? 私よりも全然働いていないけど?」

「3時間だけ働いてあとは遊び? 早期リタイアかよ!」

そんな風に感じた方も多いんじゃないですかね。ポイントは、ちゃんと食うに困らない生活をしつつ、文化的な面でも豊かな暮らしを実現していたってことです。

皆さんは、仕事だけで精一杯の暮らしをしていませんか? これだけ技術が発達し、業務が効率化できるようになったにも関わらず、です。

もしかしたら、私たち現代人の暮らしぶりを見た古代人は、あまりに訳のわからない非効率さに、逆にビックリしてしまうかもしれませんね(笑)

■まとめ

いかがでしたでしょうか? 21世紀は確かに便利な世の中です。石器時代と比べれば、病気やケガで命を落とす人も圧倒的に少ないでしょう。でも、その仕事ぶりを比較してみると、果たしてどちらが幸せなのか、疑問を感じる方もきっと少なくないはずです。

ちなみに皆さんは、こんな本をご存じですか? 

南国に浮かぶ小さな島で原始的な生活を送る人々が、文明の発達したヨーロッパに行き、どんな感想を抱いたのか――。どうやらフィクションであることが明らかになっているようですが、行き過ぎた現代社会の矛盾を突いていて、なかなか考えさせられる部分が多い1冊だと思います。

僕は、どちらかと言えば文明社会が大好きだし、「資本主義を今すぐ辞めろ!」なんて全く思わない人間なんですが、それでも、すべてにおいて「行き過ぎ」「やりすぎ」は良くないな、というのが持論です。何事もほどほどに、おおらかに過ごせるのが一番だと思います(^^♪

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