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地方移住をするなら、考えておいた方がいいこと

おはようございます、ひらっちです。今週も最終日・・・といっても、4連休があったのであんまり働いていない気がしますが。。雨模様らしいので、農作業の方はひとまずお預け。オフィスワークを中心に頑張りたいと思います!

<いつものように簡単な自己紹介です>

僕は、地方国立大学を卒業後、ブラック企業で営業マンを経験。その後、フリーランスのライターとして独立開業、さらに数年後、新規就農して農業をスタートさせ、2020年現在、好きな仕事を選びながら人生を謳歌する「ほぼセミリタイア生活」を実践しているアラフォーです。

このnoteでは、特に20・30代のビジネスパーソンの皆さんに、僕の経験に基づいた「人生を楽しく過ごすための技術」を提供し、少しでもたくさんの方に「幸せな毎日」を掴んで欲しいと考えています。どうかお付き合いください。

■トカイナカに暮らす僕の視点から「地方移住の注意点」を考えてみた

あらためまして、ひらっちです。今日は「地方移住」をテーマに書いていないと思います。

このnoteでも、地方移住に関する話題を何度か書かせていただいていますが、新型コロナの影響で、「私も地方移住を考えてみようかな?」と考えている方も結構いらっしゃるのではないでしょうか?

東京は確かに便利だし、魅力がいっぱいあると思います。ただ、オフィスに出向くのも月に数日、飲食店やショップなども基本的に3密のリスクが高い、さらに各種イベントもオンラインが中心・・・となってくると、なかなかメリットが見出しづらいかな、と思います。

では、地方移住を考える際、どんな点に気を付けるのがいいでしょうか?

僕は、以前に少しだけ東京に住み、その後も名古屋市内で数年暮らしていましたが、今は地元にUターンして実家近くで生活しています。

みなさんがイメージする「地方移住」とはちょっと違うかもしれませんが、それでも、東京に比べればかなりの田舎に暮らしていると思います。

また、取材を通じて地方移住した方のお話を聞く機会もたくさんありましたので、そんな経験を元に、僕なりの「地方移住の注意点」についてまとめてみようと思います。

■いきなり大自然の中の古民家はNG? 仕事は「復業」で考えるのが吉?

地方移住を考える時には、どんな点に注意すればいいのか? 僕の経験と、取材で出会った人たちのお話を踏まえたポイントは、以下の通りです。

<いきなりポツンと一軒家は厳しい>

地方移住と言えば、人里離れた大自然に憧れを抱きがちですが、やっぱり大変ですよね。よく話を聞くのが「害獣被害」。あとは自然の厳しさに根を上げる人も多いみたいです。先日も、岐阜県高山市の不動産屋さんで「住宅を購入しても、数年後に都会に戻る人はやっぱり結構いる」という話を聞きました。

<都会よりも人付き合いが大事>

とにかく人間関係が濃密です。僕は住んでいるのはいわゆる「トカイナカ」ですけど、それでも農業の世界はかなりの「村社会」だと痛感しました。プライバシーなんて概念はありません(笑)。人間関係に疲れてしまうタイプの人は、周囲に気兼ねせず生活できる都会の方が向いているかもしれませんね。

<年を取ってからは体力的に大変>

田舎はやることが多いです。自宅の庭の草刈りに始まり、農業をするのであればその作業があるでしょうし、町内会の仕事などもあったりします。引退後は悠々自適に田舎で自給自足生活みたいな憧れを抱く人が多いみたいですけど、少し前から準備しておかないと、60歳を過ぎていきなり移住は難しいかな、と。むしろ体力のある若いうちの方がいいと個人的には思います。

<あえて厳しい季節に足を運んでみる>

結構聞くのが、過ごしやすい季節にだけ下見をしてそのまま移住してしまうケース。夏はとってもいい場所でも、冬になると厳しい寒さが襲ってくるかもしれません。じっくり時間を掛けて、四季の移り変わりを確認したうえで移住先を決定した方が、その後の後悔が少なくなるはずです。

<仕事は「複業」をベースに考える>

コロナ禍でリモートワークが普及していますし、仕事の確保は容易になったかもしれませんね。個人的には「複業」をベースに考えておくのがいいと思います。昔の武士みたいに、「戦がない時は農業」をするといったように、一つの仕事に固執せずいろんな仕事の合わせ技で食べていくのが田舎の暮らしに向いている気がします。若い人が少ない地域が多いので、体力仕事を中心に働き手を求めている場所はいろいろとあるはずです。

■まとめ

「地方移住」と一口にいっても、限界集落みたい場所から、都会からちょっと離れた「トカイナカ」まで、いろいろなケースが考えられると思います。

個人的には、100万人ぐらいの人口がいる地方都市から、車で1時間以内のエリアが狙い目だと思いますが、こればっかりは人それぞれ好みがあるので、「いきなりド田舎を目指そう!」という方もいらっしゃるかもしれません。ただ、いきなり極端な場所で新生活をスタートさせるのは、それなりの覚悟がいると思います。

10月からは東京でも「Gotoキャンペーン」が開始されることですし、移住先を下見する感覚で、いろいろな場所に出掛けてみてもいいかもしれませんね。

<おすすめ参考図書>

■田舎暮らしに殺されない法

田舎暮らしといっても千差万別です。地域によって受け入れ体制には大きな開きがあるし、必ずしもよそ者を歓迎してくれるケースばかりではない。過度な期待を抱いて猪突猛進してしまうと、手痛いしっぺ返しを喰らうこともありえます。

本書のお話は極端な例かもしれませんが、加熱しがちな「田舎暮らし熱」を冷ます意味では、一読の価値があると思います。なんでもそうですが「向き不向きがあるよ」ってことですかね。


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