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努力を評価してほしいなら「分かりやすさ」を意識しよう

こんにちは、ひらっちです。以前にお伝えしていた通り、この1週間くらいは猛烈な農繁期に突入し、なかなか記事を書いている余裕がなく…。「つぶやき」ばかりの更新が続いておりましたが、今日は早めに農作業がひと段落したのでnoteを更新しようかなとキーボードを叩いております。

<いつものように簡単な自己紹介です>

僕は、地方国立大学を卒業後、ブラック企業で営業マンを経験。その後、フリーランスのライターとして独立開業、さらに数年後、新規就農して農業をスタートさせ、2020年現在、好きな仕事を選びながら人生を謳歌する「ほぼセミリタイア生活」を実践しているアラフォーです。

このnoteでは、特に20・30代のビジネスパーソンの皆さんに、僕の経験に基づいた「人生を楽しく過ごすための技術」を提供し、少しでもたくさんの方に「幸せな毎日」を掴んで欲しいと考えています。どうかお付き合いください。

■あなたは、年の離れた上司や先輩と接する機会は多いですか?

あらためまして、ひらっちです。今日は「農業」「仕事」をテーマに書いてみたいと思います。

皆さんは、普段のお仕事のなかで、「年上の上司や先輩」と接する機会って結構ありますか?

…というか、「ひらっちさん、それは当たり前でしょ!」という方が大半かもしれません。会社勤めの方であれば、ほとんどの方が、何らかの形で年上の上司や先輩とやり取りすることになりますよね。

ちなみに僕は、いわば「経営者」なので、サラリーマンの方のような上司や先輩はいません。でも、農業の世界では、農家のグループに所属しているため、個人事業主にも関わらず、年の離れた「先輩」や「上司みたいな存在」が結構いたりします。

ただ、サラリーマンの方と大きく違うのは、先輩や上司が「うんと年上」であること。僕の上司というか師匠のような存在の農家さんは、すでに90歳を超えています。ざっと50歳くらい年上です。

仮に会社勤めだった場合、18歳で入社したとしても、50歳年上となると68歳。そう考えると、50歳離れた上司というのは、なかなかレアケースかもしれませんね。ま、農業では、それなりに「よくあること」だったりするかもしれませんが(笑)

■その努力、ちゃんと相手に伝わっていますか?

さて、そんな「年の離れた上司や先輩」とお付き合いするうえで、僕が気を付けていることがあります。

それは、「相手にわかりやすく努力すること」です。

これだけ見ても「なんだそれ?」という方が大半だと思いますので、ちょっと説明しますね。

農業の世界では、「頑張っている姿」を見せることが、おそらくサラリーマン以上に大切です。周りにいるのは年配者がほとんどで、その人たちがさまざまな権限を持っているからです。

最たるものが「土地」ですね。土地の貸し借りには、周囲の農家からの評判が大きく左右することが多い。「貸してもいいよ」と思ってもらえるような「評判を得ること」が、農業を軌道に乗せる大事なポイントだったりします。

もちろん、「農業をやりたい!」という志を持ってこの世界に飛び込んできているわけで、そもそも「全く努力をする気がない」という方はいないと思いますが、それでもたまに見かけるのが「努力の見せ方が残念な人」です。

例えば、90歳の農家さんに「お客さんを獲得するため、SNSでの情報発信に力を入れている」という努力を見せた時、どんな反応が返ってくると思いますか? おそらく「何を遊んでいるんだ!」と言われてしまうでしょう。

せっかく努力しているのに、相手に伝わらない努力をしてしまっている。努力していること自体はいいことですが、もし相手からの評価を得るのが目的であれば、「分かりやすく努力すること」が大事ってことです。

ちなみに僕も、農業を始めた当初は「分かりやすい努力」をしていました。例えば、「真っ暗の朝4時半から畑で作業」「300坪ほどの畑を備中だけで耕す」などです。

冷静に考えると合理性は二の次になっているわけですが、それでも「ひらっちは朝から頑張っとるそうだな!」「あんな広さを備中だけで作業しとるんか!」とすぐさま評判になりました。

…こう書くと「ひらっちさんは、あざといなぁ…」と言われてしまいそうですが、別にそこまで狙ってやったわけじゃないです(笑) でも、結果的にいい方向に進んでいったのは確かですね。

■まとめ

いかがでしたでしょうか? みなさんは、努力を評価してほしい時、相手に分かりやすく努力する工夫をしていますか?

世代によって「努力の評価基準」は大きく異なります。自分では「努力している!」と思っていることでも、違う世代の人たちから見ると「そこまで努力しているように見えない」ということは、結構起こりうるわけですね。

そして、努力している2人を見比べた時、やっぱり「分かりやすく努力している人」の方を応援したくなる。人間ですから、そうなるのは無理からぬことだと言えるかもしれません。

これは、世代間ギャップが激しい農業の世界だけでなく、それ以外の分野のビジネスパーソンの皆さんにも、当てはまることが少なくないのではないでしょうか?

もちろん「とにかく残業だ!」みたいな方向性はナシですけど、それでも「努力の分かりやすさ」をちょっとだけ工夫してみると、今の組織でもっとうまく立ち回れるようになるかもしれませんよ(^^♪


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