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毎月1万円のために、あなたの人生は丸1年削られる

おはようございます。ひらっちです。週末の土曜日、みなさんはいかがお過ごしですか? 僕はちょっと遅めに起きて、そろそろ仕事でもしようかなと思っています。

<いつもの簡単な自己紹介です>

僕は、地方国立大学を卒業後、ブラック企業で営業マンを経験。その後、フリーランスのライターとして独立開業、さらに数年後、新規就農して農業をスタートさせ、2020年現在、好きな仕事を選びながら人生を謳歌する「ほぼセミリタイア生活」を実践しているアラフォーです。

このnoteでは、特に20・30代のビジネスパーソンの皆さんに、僕の経験に基づいた「人生を楽しく過ごすための技術」を提供し、少しでもたくさんの方に「幸せな毎日」を掴んで欲しいと考えています。どうかお付き合いください。

■攻めに気を取られがちですが、結局「守り」を固めるヤツが強い

どうも、ひらっちです。今日は、基本に立ち返って「お金」についてのお話をしたいと思います。

さて、みなさんはお金を貯める時、何が大事だと考えていますか?

「そりゃ、バリバリ稼いで年収を上げるのが一番でしょ!」

「いやいや、投資でドカンと儲ける方が手っ取り早いよ!」

いろんな意見があると思いますが、僕自身はこうした「攻め」よりも「守り(節約)」の方が好きです。なぜなら、「お金を守ること=支出を抑えること」は、誰でも行動すればできることが多く、「稼ぐ」「殖やす」に比べて圧倒的に再現性が高いからです。

ただ、僕が守りが大好きなのは、性格もあるかもしれませんね。中学時代はハンドボール部のゴールキーパーに自分から名乗り出たぐらいの「守備好き」。野球なら神経をすり減らすような投手戦が好きだし、小学4年の将棋クラブでは「穴熊囲い」ばかりする変な子どもでした。キャプテン翼の推しキャラは、もちろん若林源三です。

…と、ちょっと余談になりましたが、何はともあれ、結局、どれだけ稼いでも、湯水のごとく使えば、お金が貯まるわけがない。「入るを量りて出ずるを為す」という故事にもあるように、攻撃と同時に守備をきちんと固めることがとても重要だ、ということです。

■毎月の出費ではなく、人生のトータル金額で考えてみる

でも、世間には「どうしても節約できなくて…」という方も結構いらっしゃると思います。そんな方にお勧めするのが、月単位、年単位で考えるのではなく、人生におけるトータル金額を意識するという方法です。

例えば、月1万円の支払いをしていたとしましょう。ケータイ料金や生命保険などを契約していて、毎月これぐらいの決まった支出がある人は多いと思います。

あなたが22歳だとして、現役を続ける約40年の間、同じ支払いが続くと仮定します。すると、トータルでどれだけの金額になるでしょうか?

年間12万円×40年間=480万円

掛け算だけなので、小学生でも分かりますね。そうです、毎月1万円を40年間払い続けることは、総額で480万円使うことと同じ意味を持っているのです。

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「じゃあ、480万円稼げばいいのね?」

そう思ったあなた、ここからが重要なポイントです。もし年収480万円だった場合、そのまま480万円を支払うことができるでしょうか? 

答えはNOですよね。なぜならあなたの手取り額は、そこから税金や社会保険料を天引きされた金額だからです。

年収600万円のサラリーマンの場合、手取り額は450〜460万円ぐらいになると言われています。つまり、月1万円の支払いを続けるということは、年収600万円以上を稼ぐサラリーマンが、1年間を棒に振る、タダ働きするのと同じインパクトがある、ということ。当然ですが、年収が600万円よりも少ない方なら、タダ働き期間はもっと長くなる、ということなのです。

■まとめ

あなたは、無駄なケータイ代や保険料のために、人生の貴重な1年間を費やしたいですか? もちろん、仕事でお金を稼ぐことは、給与以外にもさまざまな恩恵があると思いますが、単純にお金だけにフォーカスすれば、「月1万円の出費=1年間のタダ働き」という公式が成立します。

この公式を頭に入れながら、お金の使い方を考えてみると、自然と普段のお金の使い方も変わってくると思いますよ。

<おすすめ参考図書>

■となりの億万長者

蓄財関連のビジネス書の王道ですね。僕も10年前ぐらいに手に取って、世間がイメージしている「お金持ち像」とのギャップに驚きました。結局、「倹約、倹約、倹約」なんだと痛感させられる名著です。

■1億円貯める方法をお金持ち1371人に聞きました

同じ著者の別の本を最近リメイクしたのがこちらですね。結局は同じようなことを言っているんですけど、改めて購入して読んでみて「そうだったなぁ~」といい復習になりました。書店でお探しの方はこちらの方が見つかりやすいと思いますので、まずは立ち読みでもいいのでちらっと読んでみるといいですよ!


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