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内輪で確実にウケるのコントの作り方


忘年会のシーズンということで、今日は私の持つ内輪コントのノウハウを公開したいと思う。あくまで素人だし内輪での笑いに限った話だが、それなりに再現性はあると思う。



もし、何か出し物で困っている人がいたら参考にしていただきたい。

私の経歴

私は普通のサラリーマンである。芸人でもなければお笑いを目指したこともない。ただし本気で笑いと向き合っていた時期がある。普段の生活の中で、「これはコントに使えるな」と無意識にネタを集めてしまうくらいには、笑いのことを考えてきた。



というのも、うちの会社ではちょくちょくそういった出し物をする機会があるのだ。多い時は500人の前で8週連続でウケを取りにいったことがある。そして自分でいうのもだが外したことはない。また、人にネタをやらせるプロデューサー的な役割も得意である。




なので今日はそこで得た知見を公開していきたいと思う。


フレームワークを使う

ビジネスと同じで、素人が一定の水準のクオリティのアウトプットを出すにはフレームワークが有効である。お笑いでいうフレームワークは、すでに世の中で流行っているコントの完コピに当たる。




例えば下記は私がよく使うネタのフレームワークなので参考にして頂きたい。

・いつもここからの「ツッコミ暴走族」
・レギュラーの「あるある探検隊」
・どぶろっくの「もしかしてだけど」


ただし、真似るのはあくまでネタの”型”なので中身はオリジナルで考えたほうが良い。続いて、ネタの作り方の解説をしたいと思う。


標的とネタを決める

フレームワークを決めたら今度はネタを決めないといけない。ネタ作りの際のポイントとしては、「出来る限り偉い人に対して、本人も喜びかつみんなが共感できるいじりをする」が鉄板中の鉄板である。




偉い人を狙う理由は、偉くなればなるほど社内での認知度が高いので、イジりに対して共感してくれる人も多くなるからだ。かつ普段言いづらいことをここぞとばかりに語ることで、皆の笑いの琴線に触れる。また、多少ブラックエピソードだが今はもう時効系のネタも受ける。





気をつけるべきは、いじった対象が傷つかないかどうかである。もし相手が少しでも傷つきそうなのであれば、ネタに盛り込まないほうがいい。また最近はコンプライアンスなども厳しいので、下ネタも厳禁だ。



リズムとタイミングを意識する

ネタを決まったらあとはやり抜くだけなのだが、ここで気をつけるべきことがある。それがリズムとタイミングだ。




言葉には心地よいリズムというものがある。文章だってそうだ。テンポの良い言葉は思わずスルスルと読んでしまう。コントも同じで、いかに良いリズムで会話を進めるかが重要になる。(あえて外すという高等技術もある。だが難易度は高い)





そして、テレビのコントを完コピしてネタをやる際に、気をつけるべきことがある。それはオーディエンスの笑い声だ。笑い声でネタがかき消されてしまうのである。




せっかく一発目で大爆笑を取れても、それ以降のネタが聞こえないと最終的な笑いは半減する。これがテレビとイベント会場(居酒屋)での違いなのである。一度爆笑を取れたら次のネタに進める前に、少しだけ間を繋いだほうがいい。そのくらいオーディエンスに気を使いながらネタを進めていきたい。



やり遂げる

最終的に大切なのは、やりきることである。途中で滑っても、想定通りに行かなくても、思いっきりやりきれば想いは伝わるので最終的に大丈夫。




自信を持って自分のネタをやりきろう。笑いを取ろう。きっとできる。大丈夫だ。




全ての忘年会の出し物係に幸あれ。



おぎそ


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