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習い事でのインプットとアウトプット

最近初めた俳句。
夏井いつき先生のこちらの2冊を読んでみて気づいた。

俳句をつくることと、俳句を観賞すること、つまりアウトプットとインプットが俳句の世界でも必要ということ。

私自身ビジネスの世界では、このことがあたりまえと思っていたが、芸術の入口であるおけいこごと、習い事では、あまりそのことが体系だって知らされないと感じた。
少なくとも、自分目の体験ではそれがなかった。

例えばピアノでいうと、基礎練習として、バイエルというスキルの部分、つまりアウトプットから入った。
インプットゼロの状熊でアウトプットだけを続けてもなりたい姿やイメージがなく、やがて曲をひくようになっても、その曲を聴くことはほぼないままで、先生の手本だけを頼りにやっていくという、いま思えば全く効果的ではない方法をとっていた。

その後、吹奏楽でも似たようなやり方で進んで、初めてインプットから入ったのはクラブ活動でバンド結成したときだった。
曲をコピーするという行為は、インプットとアウトプットの繰り返しで、効果的ではあったが、今度はスキル面で指導者がいなかったので、これも片手落ちではあった。

今は昔と違って、ネットでインプットが簡単に得られる。
インプットとアウトプットの繰り返しと良き指導を組み合わせ、日常的に自分自身が芸術のひとつに取り組め、発表会でお金や時間をかけなくても、互いのアウトプットを発表し合える。
指導もオンラインで得られる。

芸術に日常的に取り組めて、長く楽しめる。
子どもの頃に焦って取り組まなくても、大人になってから十分楽しめる。
とても良い環境にあると個人的には感じる。

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