反脆弱性

この間、タレブさんの「反脆弱性」、「身銭を切れ」などを一気に読ンダので、今日はそこらへんのまとめを書いていきたいと思います。

ベースにある考え方

リスクを冒してチャレンジしていかないと限り、理性だったり、知識などは得られないですよ。つまり進化することはできませんよと言っている。
大きな失敗はせず、小さな失敗を重ねていき自分を進化させていく必要があります。


バーベル戦略

ある分野では安全策をとり、ある分野では小さなリスクを取っていく戦略のことを指します。筋トレで使用するバーベルになぞらえています。
こうすることで破滅のリスクをゼロにすることができます。
まあ当たり前っちゃあ当たり前ですね。
キャリアとかの戦略が良い例ですが、仮に2つ職を持つとして一つが安定したもの(公務員とか)、もう一つが不確実性が多い職業(小説家とか)で組み合わせて考える必要があるります。

自分の場合だと、ソフトウェアエンジニアなので、より不確実性が高い職業を平行で持つことが有効かもしれません。

リスクをとる方は過剰補償が働く必要があるので、一定のストレスが必要になってくることを忘れないようにしなければいけません。


ストア哲学

本書では、感情をコントロールするところで出てきます。
コントロールできるものに注力し、コントロールできないものは無視みたいな考えですね。

ストア哲学周りだと下記記事などが参考になります。
今度「迷いを断つためのストア哲学」読もう。


引き算の思考

本書では、最新性愛症(ネマニア)という人々が出てきます。彼らは新しい技術だったり概念だったりを愛して、最新であることそのものに価値を感じます。こういう人々は大抵足し算的な思考で未来を考え、無駄なものを作ってしまうことがあります。

しかし自分たちが本当に注目すべきところは、身の回りにある生き残ってきたものであり、これからの時代になくなっていくであろうものを差し引いていく必要が出てきます。
ここには「少ないほど豊か」という思想が入っているおり、つまりは人間が注力すべきものに絞っていきましょう意図だと理解しています。

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