
高卒新卒でマネーフォワードに入社してみて
この記事は株式会社マネーフォワードの福岡開発拠点が主催している Money Forward Fukuoka Advent Calendar 2022 の 21 日目の記事です。
昨日は 新井 志奈 さんによる「マネーフォワード福岡開発拠点で5周年記念総会とHappy Hourを開催しました!」でした。
はじめまして、マネーフォワード福岡拠点所属のフロントエンドエンジニアのwozittoです。
9月にマネーフォワードに新卒入社して試用期間である3ヶ月を終えたので振り返りを込めて自分語りをします。
僕は2022年に高校を卒業した2003年生まれの19歳です。
そうです、そうです、若者です。
自己紹介
小学校からサッカーをやっていて根拠のない自信にあふれていた僕はとある福岡のサッカー強豪校に入学し、頭を丸め寮生活をしてプロサッカー選手を目指していました。
やはり強豪ということもあり部活メンバーはこぞってプロを目指していたので、彼らと競い合い高め合う環境に満足感を感じていました。
しかし1年生の終盤にパンデミックが起こり、少しサッカーから離れる時間ができました。
プロサッカー選手への道が霞んで見えてきた僕は逃げる言い訳を探すかのように、「本当に自分はサッカー選手になりたいのか?」と考えていました。
そこで「僕はサッカー選手になりたいのではなく、僕と人を幸せにする職業につきたい」と体よく結論づけた僕は次の夢を探し始めます。
とはいえ当時は特にやりたいことがなかったので、とりあえず将来の選択肢を幅広く持つためにいい大学に行こうと考え、またもや根拠のない自信に溢れていた僕は独学で進学しようと通信制の高校に転入学することにしました。
まあ、もちろん1人で勉強なんてするはずもなくひたすらにNetflixサーフィンをする生活になってしまいました。
そんな生活を続けて約3ヶ月が立った頃スティーブ・ジョブズの映画に出会いました。
当時清貧主義だった僕はスティーブ・ウォズニアックの自分が開発したゲームの報酬をジョブズに約140万円くすねられても笑って返したエピソードに胸を打たれエンジニアを志します。
(ちなみにwozittoはスティーブ・ウォズニアックの愛称であるwozに引っ掛けた名前です)
そこから独学でプログラミング学習を続け、2年生の春休みに福岡のweb系自社開発企業の学生インターンに応募し働かせてもらう事になりました。
そこでは高校生だと贔屓することなく、モダンな環境でプロダクト開発に携わらせていただき自分の基礎となる技術力を身につけることができました。
(くわしくはポートフォリオへ)
そこでインターンを始めて約1年が立った頃、もっと世の中に対して大きなインパクトがあるプロダクトの開発に携わりたいと考えた僕は次のインターン先を探し始めます。
そこでマネーフォワードを見つけてもともとマネーフォワードMEを使っていたことと福岡拠点があることを理由に応募し、高校卒業と同時に社会人インターンとして働かせていただくことになりました。
なぜマネーフォワードに入社したのか
約半年間社会人インターンで働き、9月に新卒として入社しました。
なぜマネーフォワードに入社したのか理由を書こうと思います、大きく3つです。
①エンジニア組織の公用語が英語になること
マネーフォワードはグローバル企業を目指します。
今後、より積極的に世界中から優秀なエンジニアの方の採用を進めていく目的で、2024年度中を目処に、社内エンジニア組織における仕事上のコミュニケーション言語を英語にすることを決定しました。
1つ目は2024年度中を目処にエンジニア組織の公用語が英語になることです。
エンジニアが英語ができるようになることで享受できるメリットはとても大きいと思います。
英語のドキュメントリーディングもDeepLなどの翻訳ツールを介さず読めるようになることで、時短になりますし、翻訳ツールでは汲み取れない細かいニュアンスまで分かるようになるとより理解も進みやすくなると思います。
グローバルに働けるようになるとキャリア選択の幅も広がりますよね。
ロックに社会性、文学性を持ち込み、Beatlesにも影響を与えたとされるボブ・ディランの歌詞も理解できるようになります。
そういえばスティーブ・ウォズニアックもボブ・ディラン好きでしたね。
②エンジニアリング力の高さ
外から見ても中から見てもマネーフォワードのエンジニアのレベルは高く感じます。
対外的には、ファインディ株式会社主催の開発生産性が優れたエンジニア組織を称える式典であるFindy Team+ Award 2022で2つの部門でランクインしたり
Money Forward Engineers' Blogでは年に100本以上のブログが出されていたりと、もともとエンジニアリング力の高い会社として認識していました。
実際入社してからもたくさんのサービスがスピードを持ってリリースされていたり、チームメンバーがカンファレンスに登壇したりOSSにコントリビュートしたり、普段のコードレビューにしても自分の知識以上の指摘をいただけたり本当にレベルの高さを感じます。
③福岡はいいぞ
僕はマネーフォワード福岡拠点に所属しています。
福岡はとてもいい土地です。(注釈: 福岡から出たことはない)
本社のある東京と同じ待遇の給料を受け取ることができますし、家賃も比較的安く噂によると東京と同じ家賃で部屋が1つ増えるくらいらしいです。
都心から20分ほど歩くと僕の敬愛する大濠公園にも手が届き、きれいな自然が見えてきます。




御飯も美味しいですし、福岡拠点メンバー御用達のツナパハもあります。
最後に
僕は高卒でエンジニアとして就職することができましたが、再現性があるかと言われると疑問が残ります。
それは僕がもともと通信制の高校でプログラミング学習を行う時間がたくさんあったことと、
たまたま高校生をインターンで引き受けてくれる会社に出会い、たまたまその会社が長期的に開発に携わらせていただける会社で、たまたまマネーフォワードの募集を見つけ応募し入社できたからです。
すべてが運だったとは思いませんが、間違いなく縁はありました。
では、また!
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