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Real-time CG Study Vol.2: NOTCH - OSC input

Real-time CG についての第2回目投稿は、NOTCH を使ったスタディを紹介します。NOTCH の最新デモムービーはコチラ

手始めに、自前のミドルウェアからOSCを送信して、NOTCHで受信するというスタディをしました。

なぜ一番最初にOSC通信に着目したかというと、デバイスを制御する過去のリソースをNotchで再利用したいという理由の他に、Notchを使わないスタッフとの連携する方法がないか知りたかったからです。OSCは仕組みの簡単さから多くのスタッフが使っています。

WOWではデバイス制御用のミドルウェアをoF(openFrameWorks)で実装しているものが多く、それらで成型したデータをNotchが受信して、Notch上で表現に結び付けるというワークフローが見えました。

動画でも説明がある通り、Notchでは簡単にOSC通信を行う方法が用意されています。

OSCの受信方法を知ることで、人の検知やマイク入力などを別なアプリケーションに任せる事ができるために、Notchではデバイスの制御やシステム的な実装を気にする事なく、表現に集中する事ができます。

NotchではOSC通信の他にKinectからの入力も標準で取り扱い可能なので、クリエイターが手を出しやすいエディターとなっています。

(Writing:Programmer / Seiya Takasawa)

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