味醂/mirin誕生秘話
こんばんは。味醂です。今日は、先日アンケートで聞いたテーマの最後の一つ、絵を描くキッカケについて記事にしてみます。よかったら最後まで読んでみて下さいね^o^
私が絵を描くようになったのは小2〜3あたりです。
私には姉が二人いて少女漫画が沢山家に置いてあり、それを勝手に読んで勝手に衝撃を受けたのが今の私にも大きく影響しています。
その頃読んでいたのは"こどものおもちゃ""天使なんかじゃない""ご近所物語""NANA"とか。今思うと本当に理解してたか?お前。と思う内容の深い少女漫画でした。今でも本当に大好きなのですが、当時の私はとにかく少女漫画家になりたくて、ずっとコピー用紙にやたらとデカいコマ割りをして漫画チックなものを生産していました。(思い出すとちょっと恥ずい)
高校生までは本気で漫画家になるつもりでいたのですが、背景と人物が壊滅的に下手くそだと気づいき絶望しました。しかしファッションも好きだった為、服飾の専門学校のデザイン科に進学することとなりました。
今でこそ美大に行きたかったなぁとか思うこともありますが、専門での収穫はかなりのものでした。そしてファッションへの関心もどんどん強くなり、そのままデザイナーになるんだろうなぁと思ってました。
しかしここからは私の闇深時期なので具体的にはお話しできませんが、ま〜〜あ就職してから上手くいかなくて
いかなくて………(大事だから2回言います)
再起不能レベルで精神的に壊れてしまった私は、寝て、起きるだけ。ご飯も食べない。お風呂も入れない。本当に生きてるだけ。
私ってなんなんだっけ?毎日そんなこと考えて、「うーん何も無いな」なんて言って。
そんな生活が数ヶ月続いた時に、ずっとずっと私が継続していたもの「絵を描く」ことを思い出しました。
いや、本当は仕事して描く余裕がなくなった頃からずっと頭の片隅で考えてはいた。
「私には絵しかない」
かなり安っぽい言葉ですが、その時は本気でそう思いました。
描かなければ死んでしまう。
久々に泣きながら絵を描いた。昔描いた、夢いっぱいの少女漫画ではない。ぐにゃぐにゃしてて線が絡み合う見る人が苦しくなるようなそんな絵。
スケッチブック一枚に対してポールペン1本消費するその絵が完成した時、「私が今現在、生きるためにはこれなんだ」と抽象的ではありますが、私は活動者になろうとひっそり決めました。
そこから展示会などのご縁があったりSNSで繋がったり味醂としてとても楽しい毎日を送っています。
お風呂に毎日入れるようになって良かった!!
以上味醂の誕生秘話でした。
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