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そうだ、これ使古姐さんに聞いてみよう No.10 「遠距離不倫中の彼は金銭負担についての不満が多く、LINEをブロックされてしまいました_Chika」

皆さま、こんにちは。

いつもnoteやTwitterを訪れてくださって、ありがとうございます。使い古しの女です。

そうだ、これ使古姐さんに聞いてみようの回 No.10をお送りします。

最近、TwitterのDMやnoteからの恋愛相談を数多く頂いており、ひとつずつお返ししているのですがなかなか追いつかなくなってきまして…

皆さまもちろん悩みはそれぞれ、同じ悩みなど一つもないのですが、たくさんのかたからメッセージをいただいていると、"共通点"があることがわかってきました。

「あっ、これ自分の悩みと似てる!」「私の状況と全く同じ!」というかたに。実際のご相談をシェアして、"似たような悩みを抱える方"の何らかのヒントになれば、と思ったのです。

そんなわけで、ここでは、「そうだ、これ使古姐さん(使い古しの女姐さん)に聞いてみよう」のコーナーとして、皆さまからいただいたご相談内容と、その方への返信を公開しています。(最新のものは無料、バックナンバーは有料とさせていただいています)

至らない回答ではありますが、同じように悩んでいるかたに届いたらいいなと思っています。皆さまからも何らかのご意見や応援、アドバイスなどコメントしていただけたら嬉しいです。ただし、ご相談者さまへのネガティブなコメントはご遠慮ください。

※個人情報が特定できないよう、全て偽名&所々情報を伏せて掲載しています。例えどんな内容であっても、Twitterのアイコンやアカウント名、メッセージのスクショなどは絶対にしません。いかなるお問い合わせがあっても、絶対に第三者にご相談者さまの個人情報を明かすことはありません。


今回は、Chikaさんからのご相談です。

「遠距離不倫中の彼は金銭負担についての不満が多く、LINEをブロックされてしまいました_Chika」
いつもツイッター楽しみにさせていただいております。デキル女感がカッコよくて好きです、、!
遠距離不倫(私は既婚で彼は独身。両方30代)の彼の事で相談させてください。
主婦で時間にだいぶ余裕があるので、いつも私から月に一度彼に会いに行っています。
その際交通費とビジホ代計¥25000を私負担、二人で一緒にいるときの費用(ラブホ代や食事代)計¥60000は全て彼が負担してくれています。
そのことについてたまに彼が「おまえは財布持ってないからなぁ」「あとで請求書送るわ笑」、と冗談めかして言ってきます。
その度にいつもありがとう、と笑って返すのですが彼は感謝が足りないと思っているのでしょうか?
奢ってもらう度にお礼は言っているつもりなのですが、、どう返すのが正解でしょうか?
またこの前お昼を食べたとき(千円くらいの価格帯のお店)2千円ほどのメニューを頼み白米を半分以上残してしまったんです。
謝ったのですがそれに対し「余計なもの頼みやがって、、帰るぞ」と怒りを露わにされました。
ラインをブロックされ、電話も無視され音信不通となり一カ月が経ちます。打つ手無しでしょうか?
今まで彼を3回ほど怒らせたことがありますが、ブロックは初めてで正直動揺しています。
遠距離になってお金がかかるようになってから彼は私にだけ怒りを露わにするようになった気がします。
1度目は車の中とはいえ外で抱きついてしまったため、2度目は帰り際に所持金が無くお金を借りたため、そして今回の件です。
友達として4年、こういう関係になってからは3年以上経ちますが、単に私に遠慮が無くなっただけなのか?
それとも本当はお金がかかって腹立たしく思っているのか?どちらなのでしょうか。
わがまま、自分勝手、金がかかると彼には言われますが音信不通になる前はほぼ毎日電話をくれたり、親戚からのお見合い話を断ってくれたり彼なりの愛情は感じます。
長々と書いてしまって申し訳ありません。大好きな彼に音信不通にされ参っています。相談できる友達もいなくて、、、。よろしくお願い致します。


Chikaさん、ご相談ありがとうございます。

ロマンティックな二人の関係に水を差す、お金の問題。
せっかく非現実の甘い世界で楽しんでいたのに、一気に引き戻されてしまいますよね。
男性が「お前はそんなこと気にしなくていい」と気持ちよく全て引き受けてくれたらいいのですが…
女性もバリバリ働いて負けじと稼ぐこれからの時代、お金の分担問題はメジャーになっていくでしょうね。

ただ、お話を伺った限りだと、彼の不満は本当に"お金”にあるのか、疑わしいところです。
もしかしたら、いろんな感情が渦巻いていて、それがたまたま“お金”というきっかけで表に現れたのかもしれません。

少し話が脱線しますが、私もお金のことでは苦労しました。
というのも、セミプロ時代や銀座の夜職では、基本「お金を払うのは100%男性の仕事」だったからです。それはもう、疑う余地もなく。
でも、私が惚れた同世代の本命の彼は「稼ぎに応じて女性も金銭負担すべき」という考え方でした。
お仕事でのお金感覚が染みついていた私にとって、彼の“フェアな金銭負担”を受け入れるのに、非常に苦労しました。
でも、私の場合は、それでも彼が好きだったから、私が折れました。(もちろん、譲れないところはちゃんと交渉しましたが)
最終的には、私が彼の“金銭感覚”に私が合わせることにしたのです。

さて、Chikaさん。私の話はこれくらいにしておいて。
とても複雑な状況にいらっしゃるようなので、簡単に整理させていただきたいと思います。

▶︎Chikaさん
・30代
・結婚しており、夫がいる。
・現在は専業主婦で、時間に余裕がある。
・彼のことが大好きで、ほぼ毎日コンタクトをとっている。
・月に一度彼の生活エリアに会いに行っている。
・その際の自身の交通費と宿泊費は負担。
・外で彼に抱きついて激怒されたことがある。
・帰りの交通費がなく彼に借りて激怒されたことがある。
▶︎彼
・30代
・未婚で、お見合いの話も(Chikaさんのために?)断っている。
・仕事をして、自活している。Chikaさんに会うのは休日。
・毎日のようにChikaさんに電話をしている。
・月に一度Chikaさんが自分の生活エリアに来る。
・その際の交際費は彼が負担。
・「お前は財布持ってないからな」「後で請求書送るわ」など嫌味を言う。
・外で抱きつかれたり、無駄遣いされると激怒する。

Chikaさん、貴女と彼がもし20代前半で、お互いが一番の恋人で、遠距離恋愛の関係にあったのなら、
私は「彼は非常にケチな男ですが、それでも彼が好きで、付き合っていきたいなら、とことん話し合って、互いの納得いく金銭負担バランスを見つけてください」とだけ言ったかもしれません。

ですが、今のお二人の状況を見ていると、本当のアンバランスは、“お金”よりもっと別のところにある気がします。

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いつもありがとうございます。あなたの貴重な時間やお金を、このような形で私に使ってくれること、すごいご縁だと感謝しています。私の力の源です。