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【観劇】AUBE GIRL'S STAGE「ざわつくから叫んでみたんだ」

平日の仕事後に観劇。最近ホント多いな下北。とは言え今回は久しぶりのGEKI地下Liberty。平日だったからかな?席の埋まり具合はまばら。

週末だけの舞台ならともかくロングの公演だとこういう事になる事例は多いので、どの公演も課題なんだろうなぁと思うところ。行った後にわかったんだけど、良くしてくれる事務所さんの所属俳優が演出をしてたって話wとは言え内容に関してはフラットに書きますよ(笑)

話は女子校の文化祭のお話。AIの進歩を自分と重ね合わせて考えるという課題に向かう生徒たちの葛藤のお話。制服が似合ってる子も、そろそろ厳しいって子もご愛嬌。

  個人的に気になるのは台本の推敲がしきれてなかったんだろうなぁという事が非常に残念だった。高校の文化祭で「AIと自分の未来」ってテーマは割とありえるものじゃないかなぁと思ってみていたんだけど、そこの掘り下げが若干甘い。「今ある仕事の多くはAIに取って代わられる」というのが客に向けた気づきだったのならば、それでOKとしたのは本を書いた人間の甘さかなぁと。

  本来人間は、「生きていく事=食料の確保」に関わる事に人生の時間の大半を費やしてきた。けど、それをすでに技術や知恵が代替して、食料の確保に関わる事に費やされる時間は激減した。つまり人間の仕事はすでに置き換わっている。じゃあ今のらりくらりと暮らしているか?というと、むしろブラック企業にいて苦労している日本人が少なくない事を考えると、そんなに単純では無いことがわかる。また、職業ごとという意味でも様々な入れ替わりが起こっているのでさして大きい問題ではない。考えたらキリがないといってもいいくらい(笑)

とは言え、せめて、それくらいは掘り下げてほしかったなぁと。じゃないと大きな話の軸になっている意味がないかなぁと。

話は違うけど、ショートカットもイイなぁとふと(笑)

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