【観劇】アリスインプロジェクト『真説・まなつの銀河に雪のふるほし

年明け一発目の舞台はアリスインプロジェクトって結構思い切ったなぁと思う読後感（笑）

なぜなら、この手の舞台はアイドルイベント同様いわゆるヲタが推しと触れ合うためのイベントであって、たしかに舞台として機能はしているんだけど、普通の舞台観客とは確実に一線を引いているから。

話の内容としてはそもそも「なんで女だけなんだよ」って云うのはこの手の舞台で言うには野暮な話ですが、ある少女が10万年後の人類がいなくなった未来にコールドスリープで目が覚める。そこには18歳の寿命を設定された生徒、動物の遺伝子が入ったハイブリッド、ロボット的な何か？がいる「学園」、場所はケープカナベラル。そこでロケットで宇宙を目指すという。

宇宙好きならケープカナベラルって言ったらロケットの打ち上げ場所だってすぐにピンとくるよね。赤道に近いほうがロケットの射出に都合が良くて、さらに事故っても良いように海側の東側っていうね。

話として10万年も未来に行くからとんでもなくオーバーテクノロジーがあって、それを持って帰るくらいの話だったら面白いなぁと思って観てました。

ロケットが光速に近づいて飛ぶ程、時間の流れが遅くなる「ウラシマ効果」ってのがあって、光速を超えると裏返って時間が戻るんじゃ～見たいな極論があったりするのだよね
それを利用して10万年後から何かをもってくるっていうんだったら面白いなぁと思っていたんだけど、まぁそういうことでなく～っていう。脚本にあーだこーだ言うのはそれはそれでね（笑）

特に印象に残ったのはダンスかな～普通こういうのって稽古時間が限られるからしんどいこと多いんだけど、とってもいい感じになってたので。

あと、今回千秋楽って事だったんだけど、各出演者一言ずつ挨拶があって、あんなに大勢が泣いてるラストっていうのも珍しいなっていう（笑）割りとサバサバしているのを見るのが多いでね…。

そんな感じで印象に残ったのは、以前番組でちょい絡みした岩田陽葵さん。彼女は終演後のイベントでもすげー行列になっててすごいなぁと。なんか声がアニメの少年声なんでそういう仕事もいいんじゃないかね～？

あと、元AKB48のチーム８にいたっていう山本亜依さん。初舞台で初主演だったんだけど、演技もまだまだだと思うんだけど、とっても雰囲気がある感じで今まで出てこないのが不思議な感じで。失礼ながら知らなかったんだけど、今は斎藤工と同じ事務所でイチオシらしいんでこれから来るんじゃないかと。

最後はピヨピヨレボリューションにも出てた新木美優さん。まだ高校生でダンサーらしいんだけど、なんかサバケてて面白そうな感じするからバラエティとかの方が向いてんじゃないか？ってふとｗ小さくて小動物っぽいのも良いと思う。鈴木奈々の枠的な感じで(・∀・)

あと、六行会ホールは不便だよなぁホント。バスで中目黒から１本だけど待ち時間長いから結局大崎駅まで歩いちゃったよ（笑）