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ビジネス初心者だった僕が月商130万円のネットショップの売上を4倍にした方法【BUYMAの売上UPノウハウ】

こんばんは!和田(なにわのWEB屋)です。

僕はWEBマーケティングやコミュニティ運営をやる傍で、BUYMAというショッピングサイトでアパレルのネットショップも運営しているのですが

今日は僕がネットショップの売上を130万→520万にした、超シンプルな方法をお話したいと思います。

ちなみにいつもブログではマニアックな戦術ばかり教えているのですが、今回のノウハウはどのビジネスにも生かせるマーケティング戦略ですので、ネットショップを運営されていない方でも参考になるかと思います!

それではいってみよう!

①商品の単価を上げる

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まず僕が着手したのは、商品の単価を上げるということです。

それまでの僕が扱っていた商品の平均単価は20,000円ぐらいだったのですが、そこから僕は一気に10万円にまで引き上げました。

勿論、中には4万円の商品もあれば、20万円の商品もあるのですが、ならすとだいたい10万円になるということです。(最高で平均17万円にまでしてました)

では、どうして商品単価を上げると、売上を伸ばしやすいのかというと

コアとなるキーワードは「ランチェスター戦略」になります。

これはマーケティング齧ってる人なら、この言葉を知らない人はいないってぐらい有名な戦略なのですが、簡単に言うと弱者ができる戦略に集中するということです。

当時、月商130万円の僕のような資本を持たない個人が、大資本を持つ企業と戦おうと思うと、真正面からの価格勝負なんて絶対にやってはいけません。

価格勝負の土俵に上がれば、必ず資本を持つ人に負けちゃうからです。

どうしてかというと、例えば貯金が1000万円あれば、そのうち200万円を使って海外のセレクトショップに「まとめて200万円買うから安くしてよ」という交渉ができるわけです。あるいは卸業者と提携することもできます。

すると商品をべらぼうに安く仕入れることができるというわけです。

そういうことをしているお金持ちのバイヤーが世の中にはいーーっぱいいますので、当時貯金が30万円しか無かった僕みたいなバイヤーが、彼らと真正面から戦うのは愚作中の愚作なんですね。ほぼ負けます。

だから僕はランチェスター戦略という「ニッチな領域でNo.1を取る」という戦略にコミットしました。

それが、コアなファンが多くいるハイブランドのアイテムを取り扱って、価格以外の価値を提供して、1品で大きな取引を得る方法です。

この戦略のことをBUYMA業界では「高値売り」と呼ぶのですが、この戦略にシフトした結果、平均売上単価は10万円を超え、1回のお取引での平均利益も2〜3万円にすることができたんですね。

そして何より、大資本を持つ企業アカウントや、古参のバイヤーさんと競合しなくて済むようになりました。

ビジネスは競合したら半分負け確。

戦略とは文字の通り、いかに戦いを略すか?考え抜くということですから、こうやってわざわざ強者と戦わなくて良い条件を揃えていくのがコツです。

②リピート率を上げる

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次に僕が行ったのは、顧客のリピート率を上げるということです。

これはマーケティング用語で「LTV(ライフタイムバリュー)」と呼ぶのですが、日本語だと「顧客生涯価値」と呼んだりします。

”顧客一人辺りが、1年で合計いくら商品を購入してくれるのか。”

この数字を上げると、リピーターさんからの売上だけで
毎月そこそこの売上が上がるようになるので
ビジネスがものすごく安定するんですね。

僕の場合、一人のお客様の最高リピート数は7回ですので、ぶっちゃけそこまで多い方ではないのですが(僕のコミュニティメンバーには30回を超える人もいます)、それでも2〜3回リピートしてくれるお客様が沢山いるので、リピーターさんからの売上だけで150万円売り上がる月もあるほどです。

では、どうやってリピート率を上げたのか?

まず一つは、先ほどの「1、商品単価を上げる」にも関係することですが、商品の単価を上げ、ハイブランドの取り扱いを増やしたことで、「普段からサービスをリピートする習慣を持つ富裕層のお客様」をターゲットにすることができました。

彼らには普段から専属のスタイリストが付いていたり、行きつけのレストランや、様々なお店でのVIP扱い(お得意様扱い)を受けているので、気に入った人を定期的にリピートする傾向があります。だからそういう方が集まってくださるようなお店にすることで、リピート率を上げられたのです。

次に、ハイブランドではありませんが
ニッチで、コアなファンが多い商品を多く取り扱うことにしました。

さすがにブランド名はここでは出せないのですが
知る人ぞ知るブランド。っていう感じです。

早い話が、ルイヴィトン、シャネル、グッチ、エルメス、ジバンシィ、サンローラン、セリーヌ、クロエ、ステラマッカートニー、バレンシアガ、マルジェラ、ルブタン、ジミーチュウ、バーバリー、フェンディ・・・とかでは無いってことです。(これらは全て超有名ブランドです)

ちなみにそういうニッチで、でもコアなファンが付いているブランドの見つけ方としては、海外のセレブ愛用品をリサーチしてみたり、

国内の有名ファッション雑誌で「このブランド初めて見たな〜」というブランドを毎回ちゃんとメモして、それが国内のセレクトショップに取り扱いがあるレベルのブランドなのか?国内外のファッショニスタで着用者はいないか?BUYMA内で多少なりとも花が咲いてないか?(人気の兆しが出てないか?)を確認するのがオススメです!

あとは海外のセレクトショップ取り扱いブランド(の中でニッチなもの)を、一つずつちゃんと↑と同じように、どれぐらい人気なのか・どういうお客さんが購入するのかを調べて、需要がありそうなら出していくのも効果が出やすかったりします。(だってそのセレクトショップはそのブランドが売れると思って仕入れているわけですからね。)

是非、やってみてください!

③商品点数を増やす

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最後に、僕がやったことは
商品点数を増やすということです。

月商130万前後の僕の総出品数は1000品ほどだったのですが、単純に出品量を増やせば、商品を購入してもらえる機会が増えるので、とりあえずBUYMAの1アカウントで出品できる最大量=5000品を目指して出品していきました。

具体的には、それまで毎月200〜300品出品していたところを、毎月600〜800品ぐらい出せるように、出品のお手伝いをしてくれるパートナーを集めていきました。

※クラウドワークスやランサーズなどで「BUYMA 出品」と検索していただければ、みんながどんな風にパートナーを募集しているのかを見ることができますので、是非やってみてください。

BUYMAは無在庫販売が公認されているプラットフォームですので、在庫を買わなくていい分、商品を先にいっぱい並べておくことができます。

勿論、別に出品量が全てではないので
徹底的なリサーチをすれば、たった100品の出品数でも
月商500万円売り上げることは可能ですが

それをする場合は、商品を安く仕入れる技術だったり、在庫販売する資本力だったりが必要になるので、当時の僕のようなまだ力もお金も無いバイヤーには、なかなか難しい戦略だったりします。(今では安く仕入れる技術もあるので、少ない出品数で売上を上げられるようになっています。)

だから僕は量に拘って、とにかく自分のお店のラインナップを充実させることにしました。その戦略が功を奏して、売上がまた上がったという流れになります。

※どういう商品・ブランドを出していったのか?は前述した1&2の通りです。

まとめ:これはグランドセオリーである

というわけで、今回は僕がマーケティング戦略を駆使することで、ネットショップの売上を4倍にした方法をお話しましたが

今日お話した「商品単価を上げる」「リピート率(LTV)を上げる」「商品点数を増やす」というのは、どんなビジネスでも当てはまる”売上を伸ばすための公式”ですので、是非実践してみてくださいね!

それではまた次回の記事で。

p.s.
ランチェスター戦略やLTVというノウハウを、ビジネス初心者の僕が知っていたのは、なかなか売上が伸びなかった時期に「やべぇ。そもそも俺ビジネス全然知らないじゃん。さすがに勉強しよ・・・」と思い、Amazonでマーケティング本を片っ端から買って読んだり、コミュニティに入った先輩ショッパーの皆さんにも教えていただいたからです。ビジネスは勉強も大事!!

p.p.s.
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