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佐渡環境保全プログラム&寺泊体験 その2

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環境保護団体との活動

日本の各大学と協働する環境保護団体が、佐渡で活動しています。
トキの観察や調査、ビオトープの清掃・管理活動、環境イベントやキャンペーンの実施など、さまざまな活動に参加可能です。
また、佐渡の生物や地理を公共施設である「佐渡トキ保護センター」が情報を提供しており、プログラム中も訪問が可能です。

岩首のビオトープ造りとメンテナンス作業岩首の棚田にはビオトープとして管理されているエリアがあります。
トキの保全を目的としているビオトーブですが、爬虫類、小魚などのトキの餌となる生き物の他に、動物にもとても良い環境なのです。
プログラムではそんなビオトープの管理作業の一部に携わります。

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長谷寺

807年(大同2年)長国寺は建設されました。
平安時代から鎌倉時代にかけて作られた彫像や、パワースポットとして有名な巨木などの国宝で知られる寺院です。
寺院にすむたくさんのウサギも観光地として有名です。
プログラムでは、複合施設である寺院の建物のメンテナンス作業、ガーデニング作業や訪問中の学生団体の活動などに参加できます。
活動中は、住職から長国寺の歴史や仏教について、他では聞けない話が聞けるかもしれません。

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農業や林業
佐渡で取れる作物はお米だけではございません。
柿やオレンジ、キウイ、椎茸など豊富な果物や野菜を育てています。
佐渡は管理されている森林のエリアでは、竹や木材でおおわれており、建築用の木材は伐採され、定期的に植林も行われています。
プログラムでは、活動の参加を通して、日本の農林業の様子や日本の農村生活について学ぶことができます。

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トキについて
トキ(”ニッポニア・ニッポン”)は、サイズが54〜88 cm、翼幅が140 cmの鳥です。
20世紀半ばの工業型農業が始まるまで、韓国、中国、日本、ロシアの一部に生息していました。
開拓を進めたことにより、現在は生息地を失われ、絶滅の危機に瀕しています。

日本では2002年に150羽まで減ったトキですが、 2003年には、最後の1羽だったトキが亡くなり、一度、絶滅してしまいました。
そのため、日本政府は中国政府と協力して、国際的に承認されている、種の再生プログラムを佐渡で開始します。
2008年に中国に生息するトキを佐渡に放ちました。2008年に中国に生息するトキを佐渡に放ちました。
野生のトキの生息に不可欠なのは、適切な環境です。
佐渡島全体で伝統的な稲作方法である棚田やビオトープ造りに取り組み、トキの餌や繁殖を可能にしました。
棚田造りは佐渡稲作農家の参加はもちろん、農薬の量が少ない・またはまた、無農薬の米の生産の促進は、トキ再生プログラムの成功に不可欠でした。

その結果、2012年に野生のトキの最初の孵化が確認されました。
今日、佐渡には約440のトキが生息し、隣接する本州の地域でも報告されることがあります

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以上、佐渡環境保全プログラム&寺泊体験のご紹介でした!

次のシーズンは2021年4月から始まります!(早期予約割引もあります!)

お楽しみに!!

是非私たちのウェブサイトも覗いてみてください💻

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