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リモートワークの救世主!?Discordでコミュニケーション

(この記事は2020年3月13日にACALLブログにて公開された記事です。)

新型コロナウイルス拡大防止のために、不要不急の外出を避け、原則自宅からのリモートワーク対応をしている企業も多いのではないでしょうか。
ACALLもそんな会社の1つです。ACALLではもともとリモートワーク制度やフルフレックス制度がありますが、働くことができるのが原則「自宅からのみ」というのはなかなか厳しい制限なのかもしれません。

リモートワークというと自然と「在宅勤務」と考えてしまうかもしれませんが、本来はオフィスや自宅以外でも自分が働きやすい場所を選ぶことができます。
例えば、美味しいコーヒーがあるところ、用事があるエリアのコワーキングスペースなど、必ずしも自宅である必要はないのです。

ACALL社員も、過去に自宅以外からのリモートを実施している例が多くあります。

「自宅からのみ」のリモートワークは意外としんどい

昨今の状況の中、リモートワークに関する様々な気づきが多くシェアされていますよね。今回の記事では、ACALLにおける業務とそれ以外のコミュニケーションに関する気づきとその対策をお話したいと思います。

自分で働く場所を選ぶリモートワークの場合、話をするためにオフィス出社するという選択肢もありますし、集中するために自宅やカフェを選ぶこともあります。オフィスに出社した場合、仕事の話だけではないコミュニケーションも生まれます。
ですが、「原則自宅リモート」では、仕事に関係ある話のためにしかコミュニケーションを取らないという状態に陥ってしまいがちです。

リモートワークをしている時には、「用事がないと他人に話しかけてはいけない」と感じてしまう人が多いようです。オフィスなどで自然に発生する言葉のやり取りが少なくなってしまうため、コミュニケーションに課題を感じたり、気分が乗らなくて本調子が出なかったり、ちょっと相談したら済むことを一人で悶々と考え込んでしまったりしてしまうかもしれません。

そこで、ACALLで使い始めたのがDiscordというサービスです。

Discordとはもともとゲーマー向けボイスチャットサービスとして広まりました。オンラインでゲームをしながらみんなで会話ができるというものですね。

以前からリモートワークするメンバーが特に多かったACALLのプロダクトチームではDiscordを取り入れていて、今回の「原則自宅リモート」になってから、全社で使い始めました。

ACALLではどのようにDiscordをつかっているのか

DiscordにACALLというサーバー(Slackでいうワークスペースみたいなもの)をつくり、メンバーを追加。

各メンバーは自由にボイスチャンネルを作ったり、参加したりすることができます。
ACALLでのボイスチャンネルの種類は、普段のチーム名だったり、個人名、もしくは地名だったりもします。

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誰がどのチャンネルにいるのかすぐにわかるので、話しかけたい人がいるチャンネルへ行って話しかけることができます。

また、メインのチャットツールであるSlackで、「Didcordで話しましょう!」とメンバー招集するパターンもあります。

Discordのいいところ

実際にACALLでDiscordを使い始めて気がついたDiscordでのコミュニケーションのいいところをご紹介します。

話しかけるというハードルが低くなる
Discordでのコミュニケーションは、同じオフィスで働いている人に「今、ちょっといいですか?」と話しかける感覚です。

相手がDiscord上でオンラインだとわかっていると、そのまま話しかけることができるので、テキストに起こしても伝わりにくい質問や長い文章にするまでもないちょっとした質問、細かいニュアンスを伝えたいときは最適だと思います。

リモートワーク中のコミュニケーションが全てテキストになってしまうと起きてしまいがちな、文章を打つのに時間がかかったり、なかなか言いたいことが伝わらなくてやり取りに時間がかかってしまったり、文字のみでドライに見えてしまったりなどという問題も改善されていくように思います。

オープンな会話ができる
テキストのみのコミュニケーションの課題を改善するために電話をするという方法がありますが、そのデメリットとして、会話がクローズになってしまうということが考えられます。もちろんクローズである必要がある会話もありますが、オフィスでの会話だと他の誰かが話しているのが聞こえてきて、そこにメンバーが増えていくということも十分にありますよね。Discordをつかえば、リモート環境でもそういったオープンなコミュニケーションにつながっていくと思います。

実際、CTOとエンジニアリングマネージャーの会議をDiscord上で聞くことができるのは、社内でもかなり評判がいいです!

息抜きにも使える!
このブログでも度々紹介している、水曜日の働き方ランチですが、リモートでも開催しています。
これまではSlack通話での開催だったのですが、ひょんなことからDiscordで実施してみることになりました。
すると、たくさんの人が休憩チャンネルに集まっているのを見て、参加してきてくれたメンバーもいました。

自宅リモートで息抜きになるような会話が減ってしまっている状況なので、人が集まっているところに参加できるというDiscordのスタイルは息抜きや雑談にもぴったりのように思います。


自宅リモートにはメリット・デメリットがありますが、生産性の面を考えると、コミュニケーションに起因する気持ちの問題も無視はできません。

ACALLでは自分たちで考えた取り組みだけではなく、様々なツールを試して気がついたことも発信していきたいと思います。皆さまのより良い働き方に、少しでもお役に立てますと幸いです。

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