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働き方改革とスマートオフィスの関係性

(この記事は2019年8月5日にACALLブログにて公開された記事です。)

ACALLブログ担当の那須です。今朝は電車ではなく自転車で神戸オフィスに出勤!
いつもと違う通勤方法で、いつもとは違うフレッシュな気分で仕事をスタートしました。

ACALLでは8月の働き方実験真っ最中。まさに、現在進行系働き方改革が行われているという感じがします。
「働き方改革」という言葉は毎日のようにどこかで目にしたり、耳にしたりするようになりました。皆さんの会社でも働き方改革として新たな取り組みが始まっているかもしれません。

働き方改革といえば、労働時間の変更やリモートワークの話が目立つので、今までと違う時間や場所で働くことばかりが働き方改革と思われてしまうこともあるかもしれません。ですが、今のオフィスのあり方を見直すというのも働き方改革の一部だと私はとらえています。

働き方改革と合わせてオフィスの話をすると、よく出てくるのが「スマートオフィス」というワード。今回は「働き方改革とスマートオフィス」について考えてみました。

スマートオフィスとは?

働き方とスマートオフィスを関連させて話をする前に、まずはスマートオフィスについて少し考えてみましょう。スマートオフィスという言葉もよく耳にするようになりましたが、普通のオフィスとは何が違うのでしょうか。

スマートフォンなど、スマート◯◯というデバイスが増え、様々なものがデジタル化されていく中で、「スマートオフィス」という言葉も生まれました。オフィスをデジタル化して生産性を上げるというものなのですが、オフィス自体はもともと機械ではありません。

そこで、スマートデバイス(iPad、スマートフォン)やIoT機器を取り入れて様々な業務や作業をデジタル化するオフィスのことをスマートオフィスと呼ぶようになりました。

スマートオフィスでは、オフィス内の会議室や備品をスマートフォンから予約したり、受付のiPadから担当の社員を呼び出したり、照明や空調を自動でコントールしたりなど、様々なことをスマートデバイスから行うことができます。

こういった様々な場所やモノのデジタル化によって、オフィス内での仕事をシームレスに行うことができるようになります。シームレスということは、ただ便利なだけではなく、作業の途中で手を止める必要がなくなるということ。途中で中断することなく仕事ができるため、心地よく働くことができ、生産性にもつながるということですね。

働き方改革とスマートオフィス

仕事を中断することなくスムーズにオフィス内で過ごすことができるというのがスマートオフィスのいいところと言うのはここまでにお伝えしたとおり。中断がないということは、快適に仕事を続けることができるということになりますよね。スマートオフィス化によって「オフィスの居心地が良くなり、仕事がしやすくなる=働き方の質が上がる」と考えれば、働き方改革につながるという気がしませんか?

そこで、スマートオフィスがどのように働き方改革と関わってくるのか、生産性や時間、環境、管理のコストなどの観点から見てみましょう。

生産性の向上
今まで人間がやっていた仕事をスマートデバイスに任せることで、無駄な作業をせずに済むようになります。また、先程もお伝えしたように、業務の中断も起きにくくなります。スマート化によって仕事の生産性も上がり、仕事にかかる時間を短縮することができます。

仕事にかかる時間を短縮
スマートオフィスでムダな作業が減り、仕事の生産性が上がると、勤務時間を短く抑えることができます。働き方改革として勤務時間や残業の見直しが求められているなかで、スマートオフィスは欠かせないものになっているのかもしれません。

社員が気持ちよく働ける環境
1日の3分の1を過ごすオフィス。仕事をしっかりこなすためにも居心地の良い場所である必要があります。ムダを減らしてスムーズに仕事ができるスマートオフィスなら、社員が気持ちよく働ける環境になるということですね。

管理コストを削減
スマートオフィスに導入するデジタル機器を連携させて一元管理できる仕組みがあれば、オフィスの管理コストの削減につながります。受付から入退館ゲート、会議室、執務室などオフィス内の様々なエリアをまとめて「見える化」して管理が可能になるので、管理者の負担を軽減し管理する側の働き方も大きく変わりそうです。

こうしてスマートオフィスに関してリサーチをし、考えてみてわかったことですが、「スマートオフィスとはこれだ!」というものはなく、個々の会社やオフィスの文化に合わせた「理想のかたち」というものがあるように思います。

働き方改革を進めて行く上で、会社やチームにとっての「働くための理想のオフィス像」を考えていくと、スマートオフィス化という選択肢が外せなくなってきているのかもしれません。

最後に…

ACALLでは働き方実験が始まり、リモートで仕事をする人も増えてきました。いつもより人が少なく静かなオフィスで仕事をしてみることが、オフィスの役割を考えるきっかけにもなります。

いつもの活気あふれるオフィスもいいのだけれど、静かで集中できる場所も必要。けれど、リモートで集中だけを重視する働き方だと、意見をぶつけ合うのは難しいし、ちょっと寂しい…というのが個人的な感想です。

仕事の内容に合わせて、働きがいのあるスマートオフィスや集中できる自宅などから働く場所を選ぶことができるのって魅力的な働き方だなと思いました。

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