たんぱく質とは

おはようございます

今回はたんぱく質についてお話しします

皆さんはたんぱく質についてどのような印象をお持ちでしょうか?

筋肉や血液、コラーゲンなどをイメージされているかと思います。

それも正しい認識ですが、たんぱく質は他にも酵素を増やしたり免疫力を高める働きを持ちます。

たんぱく質は英語でプロテイン(Protein)といいますが、プロテインという言葉は元々ギリシャ語のプロティオス(proteus)から来ています。プロティオスとは「もっとも大切もの」という意味です。

つまり、大胆な表現をするとたんぱく質とは5大栄養素の中で一番大切な栄養素とも言えます。もちろん他の栄養素も欠かせませんが、たんぱく質は最も欠かせない栄養素とも言えます。

たんぱく質は分解されるとアミノ酸になります。このアミノ酸は必須アミノ酸非必須アミノ酸のことを指します。これらのアミノ酸はいろいろな結び方をすることでさまざまなたんぱく質を作ります。

ということは、

たんぱく質→アミノ酸→たんぱく質→アミノ酸→・・・

というように繰り返し使われます。

ここまで読むと「たんぱく質をとる必要はないのではないか?」と思われる方もいらっしゃると思います。

しかし、アミノ酸→たんぱく質になる際に、糖化してしまうとアミノ酸は使えなくなります。また、私達の体はストレスに出会うとエネルギーを作り出しますが、その際も体のたんぱく質を分解してエネルギー源になってしまいます。

つまり、十分なたんぱく質を摂取していないと筋肉やコラーゲン、内臓、骨を分解してエネルギーを作ってしまうことになります。

では実際どれくらいたんぱく質をとる必要があるのでしょうか?

厚生労働省でのメタ・アナリシスの結果によると15歳以上のたんぱく質の摂取量は体重1㎏あたり0.66g程度です。

ということは体重60㎏の人だと約40g必要になります。しかし、厚生労働省のこのデータはたんぱく質が再利用を100%とし、ストレスに出会っていない場合の摂取量かと思われます。

アスリートなどハードに運動している方は最低でも体重1㎏あたり約2.2g摂ることだと推奨されています。

また、たんぱく質をとりすぎると腎臓病になったり、疾患になったりする情報があります。これらは理論上は存在します。しかし、実際問題としては超大量にたんぱく質を摂取しても腎臓に問題がない限り健康問題は生じません。

たんぱく質を大量にとっても健康問題が生じる文献が見当たらないことから、厚生労働省はたんぱく質の上限摂取量が定められていません。

たんぱく質が腎臓病の原因だと濡れ衣を着せられたのは「科学的に正しい筋トレ 最強の教科書」を読めば明らかになります。

リンクを貼っておくので是非読んでみてください


長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

次回はサプリとして有名なプロテインについてお話しします。




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