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選択肢としての離婚がないとうまくいかないのか

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子供に部屋を片付けさせたい時、遊ぶのをおふろに入らせたい時、帰りたくないけど公園から帰ろうと言う時、静かにして欲しい時、どうやって説得するだろうか。

片付けて欲しい理由、片付けないといけない理由を言って聞かせる。

「片付けてくーだーさい」とお願いしたり、片付けたら他の楽しいことができると励ましたり。

子供はそんなにすぐには言うとおりにしてくれないものだが、何度も言い聞かせたり、言い聞かせたり、言い聞かせたり。結局は根気の問題なのだと私は思う。


ところが夫の場合、罰を使う。

罰を受けたくなければ片付けろと言う。それでも言うことを聞かなければまた別の罰を考え、更に嫌であろう罰を考え、言うことを聞かざるを得ないようにする。

体罰は無いものの、片付けないと大切にしているおもちゃを捨てる。片づけないならテレビ見せない。片づけないとおやつあげない。

言い方の問題もあると思うし、時としてゲーム性を持たせたりすることもあるので必ずしも害悪だとは思わないが、私はやっぱり違うと思う。


曰く、すぐに言うことを聞いて欲しいから、そうなると罰がいちばん効果があるそうだ。

でも罰だと、次の機会にもまた罰が必要になって、際限なく罰を与える必要があって、大人になったら誰も罰を与えてくれなくて自分が困ることになって、子供のためにはならないのでは。罰を与えて言うとおりにさせるのは、子供のためではなくて自分のためなのだ。

と言うと、モゴモゴして黙ってしまう。

でも結局は、いつも夫は罰を考えるために知恵を絞っている。罰を考えることにクリエイティビティを発揮しているのを見ると、何のために罰を考えているのだろうといつも不思議に思う。


そして気づいたのだ。

言うことを聞かないと何か悪いことがある。それは起きて欲しくないから言うとおりにする。これが罰の仕組み。

本来であれば、そうしなければいけない理由を理解し、納得し、行動する。相手がそうして欲しいとお願いしているから、言うとおりにする。それが『あるべき姿』であったり、『思いやり』であったりするのが人の世だと思う。


『言うことを聞いてくれないなら離婚する』

結局のところ夫は、私がこの『罰』を言い出すまで、私の言うことに耳を貸すことはなかったのだ。

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ブログ『ワーキングマザー・サバイバル』で特にたくさんの方の共感、反論、議論を生んだ『夫のこと』カテゴリー記事。夫の会社の人にバレそうになり、止む無く会員限定記事に。 その間筆者の仕事の状況も変わり、ブログ『ワーキングマザー・サバイバル』から『夫のこと』だけスピンオフ(?)させてnoteで連載することにしました。 ワーキングマザーの方もそうでない方にとっても、参考になるかは未知数。 (月4回更新/初月無料)

ごく普通の女が結婚して妊娠~出産。35歳で『ワーキングマザー』になりました。 それまで世の中知ったような気になっていたけど、実は何も知らな…

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