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認知?非認知? 言葉的に相反っぽいコーチングを受けた話。#1

認知科学に基づくコーチング VS 非認知能力3か月子育てチャレンジ-それぞれのコーチングを受けるきっかけ-

春になるとなんとなーく、「何か新しいことを始めたい」と思ってしまうもの。どうでしょう。共感いただけますかしら。
かく言うワタクシ、常々「何か勉強したい」となんとなーく、考えている派。お友達関係で「認知科学」「非認知能力」という一見真逆に見えるコーチングに出会い、それぞれ受けてみよう、とトライしたのでした。

それぞれのコーチングは、「自分自身のマインドセット」「子育てにフォーカス」という、そもそもの目的が違うところにありましたが、
「自分の内面に向き合うところは同じ」
というのが、私の現時点での結論です。
入り口としては「認知」「非認知」という言葉の意味が掴みにくく、実際に受けてみたらどんな違いがあるのかしら? と興味を持ったのが、それぞれのコーチングを受けるきっかけでした。

「認知」対「非認知」-言葉の意味から捉えてみよう-

初めに出会ったのが、「非認知能力」という言葉。

「非認知能力」を使って子育てに取り組む、相良和世さんのInstagramを見ました。
「なんかおもしろそうなことをやってるっぽい」「和世さんイキイキして見えるなぁ」「お友達(同窓生)にしっかりお金を払って勉強してみるってどんな気持ちだろう?」学びの入り口は結構カジュアルでした。

そもそも「認知能力」「非認知能力」の言葉の違いがわからない。むずかしげ! というところからはじまりましたが、言葉の意味としては以下のような違いがあるようです。

「認知能力」とは一般的には知能検査で測定できる能力のことを言い、「非認知能力」とは主に意欲、自信、忍耐、自立、自制、協調、共感などの私たちの心の部分である能力のことを言います。
「認知能力と非認知能力」 | 園長コラム | 聖隷こども園 めぐみ

つまり、「数値化しにくい『ココロのチカラ』」ということのようです。
(道徳の評価も必要な時代になったものなぁ…)と、違う次元の話も引っ張られたりしつつ。
今も変わらない部分あると思いますが、結局人間「数値化される成績」にフォーカスしがち。だってわかりやすいんだもの。

非認知能力3か月子育てチャレンジ-概要-

コーチングの内容は週1回×3か月の全12回。
大きく3つのテーマに分けて、1セッション約1時間。1か月分の学びが終わったら、「やってみてどうでした?」というフィードバックタイムつき。

「コートの表と裏」「リフレーミング」「自己肯定感」
出てくるキーワードは「教える系業界」にいる私には馴染み深い「うん、それ知ってる。」という内容もありました。既知の部分と重なることも多い。けれど、学術的なお話や、知らない言葉もかなり多く、情報アップデートの必要を感じました。
毎回、学ぶスキルについて説明があり、自分のこととして考え、落とし込む。
過去の自分を掘り下げる作業が、一番難しかったように思います。

非認知能力3か月子育てチャレンジ-気づきや学び-

3か月のコーチングを受けて気づいたこと。
しんどいけど、自分の内面に向き合うこと! 掘り下げること!
いろいろな「宿題」が出ましたが、コーチと話していてもパッと思い浮かばない、答えられない。「宿題」としてじっくり考えてみたら? とトライしても、1週間考えてもなかなか出てこない!

・自分にとって心地よいポイントは何か?
・何が好きで、何が嫌か?
・自分にとっての優先順位は?

これまでいろいろな場面で自分自身に問いかける作業はしてきたつもりでしたが、思った以上に言語化できず。自分このままで大丈夫なのかしら? と心配になりましたが、どうやら私は「自分自身の内面より、明日の仕事にどう活かせるか?」にフォーカスして考えていたようでした。
スキルを学んで「明日の話のネタに使えそう」「自分の授業をこうやって組み立てよう」など、授業ネタが増えた、という感じです。

非認知能力3か月子育てチャレンジ-どのように活かす?-

3か月コーチングで学んだことをどう活かすか?
己の生き方に還元!という点に尽きるかも、です。
学んだことを自分自身に返して、自分が体現する。変容していく自分の姿を、子育てであれば我が子に見せることで、周囲の人たちも変わっていくのではないかなーと思います。他人を変えることは難しい。変えやすいのは自身のマインド。
自分の心にゆとりができれば、きっと苦しい状況からも抜け出せると思います。

非認知能力3か月子育てチャレンジ-どんな人におすすめ?-

和世コーチの言葉を借りれば「自分も変わりたい、そして、子どもの個性を認めてあげたい、と思うママに向けて」オススメというところですが、私の体感も合わせると、
・なんとなーく現状がしんどい人
・モヤモヤ・ウジウジ・クヨクヨしがちな人
・ついネガティブに捉えちゃって困った!という人
とりあえず話聞いてみたら? と思います。
「過去と他人は変えられない。生きる場所や取り巻く人が変えられないのであれば、そこに在る自分のマインドを変えれば、見方を変えれば、ちょっと明るい景色も見えるかも。」

まとめ

まだまだ私にも、自分を手放したくなるくらい落ち込む日があります。
けれど、そういうときは少し休んだり、見る場所を変えたりすれば、何かのきっかけで明るいものが見えてくることもあると思っています。

「非認知能力」まだ完璧に自分のものにはできていませんが、完璧なんて、できなくて当たり前? とも思います。
毎日すこーし、自分を「ごきげん」に持っていくツールとして、この学びが生かしていく。落ち込んだとしても、すぐにハッピーな自分軸に戻す。日々訓練を続けていきたいです。
この記事を読んでくださったあなたに、BYBS(Be Your Best Self)マインド(「ごきげんサイコーの自分であれる気持ち」と勝手に解釈)が伝われば幸いです。

次回は「認知科学に基づくコーチング」
このセッションはどうだったのか。まとめていきます。

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