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スペイン巡礼9日目:人の優しさに励まされた1日

2018/8/29 Viana〜Navarrete(22.4km)

当初の予定では10km弱先のログローニョまでにしようと思ったが、9時過ぎには着いてしまったのでさらに先へ進んでみた。しかし、それが後々大きな過ちとなる…

恒例のサンライズタイム。

これまで歩いてきたナバラ州が終わり、ラリオハ州に突入!!

ログローニョまでは昨日の足の痛みが嘘かのように順調に到着した。時間も早いし、次の街、Navarreteまで歩くことに。

ラリオハ州に入ってから道は舗装されてるし、ホタテ貝マークがオリジナルになりかわいいし、結構環境が変わった。おまけにログローニョ市民はすれ違いざまに「ブエンカミーノ!!」と声をかけてくれる人が多い。

精神的には元気だが、ログローニョの中心部をちょうど抜けた頃から足が重いし痛くてしょうがない。ログローニョのアルベルゲまで引き返せないこともなかったが、せっかくここまで歩いたし…と歩みを進めてしまった。

道自体は、地元民もジョギングで利用するような遊歩道だからかなり歩きやすいはず。なのに私は物凄い辛くてどんどんスピードが落ちていく。

途中に池みたいなのがあり景色も良いが、もはやそれどころではなかったw

坂道を登りきったらもう限界だったので木陰でリンゴ休憩を挟んだ。10分でも休むと結構回復する。

再び歩き出すと、ようやくNavarreteの街が遠くに見えてきた!

しかしどこの街も大体同じで、街の入り口から中心部まで地味に距離がある。

いつもどおり地元民にアルベルゲの場所を聞きつつ、無事13時オープンちょうどくらいに到着!

同じ頃到着したカナダ人のおばさんは明るくフレンドリーで、足を引きずる私を労ってか、シャワー先にどうぞ!と譲ってくれた。

カミーノはみんな日々同じ道のりを同じ痛みを経験しながら歩いているからか、誰かが困っていたり辛いときは、初対面だろうと自然と手を差しのべる雰囲気になる。

過酷な環境だからこそ、誰かのちょっとした気遣いで、とってもあったかい気持ちになれるのがカミーノの醍醐味だ。


完全に力尽きたので、お昼も食べずベッドによじ登り濡れタオルで膝のアイシングを開始。幸いwifiが通じたので、しばらくベッド上で病人生活w

夕方になりスーパーでレトルトのラザニアとカット野菜を買い、帰りにもう1つ膝のサポーターをgetすべく薬局へ。

もう薬局へ行くのはカミーノ中3回目w今や左足首以外は全てサポーターを付けているw

ここで薬局のおねえさんがまさかの神対応。英語もまあまあ話せるし、何より笑顔が素敵でかわいくておもてなしの塊のような人だった。膝の痛みが強くなり不安になっていたので、彼女の笑顔でかなり気分が晴れた。

3€のサポーターと1日3回塗れと言われた謎のジェルを8€で購入。医療費がかさんで仕方ない。


宿のキッチンで料理(レンジを使っただけ)していると、昨夜も同部屋だったスペイン人のおじさんに話しかけられる。スペイン語オンリーだが、ノリと推測で大体会話は成立するからすごい。ブルゴスからレオンまでは道が平坦なので、君の足にも優しいね!みたいなことを言われて安心する。


とにかくベッドに横たわってアイシングをしたいので、ひとり部屋に戻る。こういうときに限ってダイニングはやたら盛り上がっていたが、混ざる気力もないので仕方ない。

カナダ人のおばさんが「足どう?」と心配して声をかけてくれる。みんな心配はしてくれるが、必要以上に干渉はせず、ほっといてくれるのは正直気が楽だ。


私はみんなが群れいていも一人でいたければ何も気にせず一人でいれる人。本当に輪に入りたいなら自分から入っていくから心配無用だ。

でも特に日本だと「一人でいるからなんか可哀想だと思って…」とわざわざ声をかけられることが多く、まわりに気を遣わせてしまうのが申し訳ないと同時にちょっとめんどくさかった。

カミーノは助け合いの精神があるといえど、あくまで全てマイペース、個人主義が徹底されているから楽。一人でいたいときも気兼ねなく一人でいられる。


Navarreteは特に何もないので、こんなことをぼーっと考えていたら、一瞬で半日が過ぎた。おわり。



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パリ在住・インドを愛する24歳フリーランスライター。2018年5月からワーホリでパリへ。インバウンドのヨーロッパ市場を調査中。 noteでは、海外生活・働き方・旅に関して感じたことを赤裸々に綴ります。

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2018年8月21日〜9月25日の全36日間、女ひとりでカミーノを歩いた記録です。フランス人の道の様子やエピソード、感じたことを日記形式で赤裸々に綴っています。準備関連の情報は、http://workhard-travelharder.com をご覧ください。

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