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【体験レポ】都心から電車で1時間!高尾山でのワーケーション

こんにちは!ワーケーション研究部のsekiです。最近よく耳にするワーケーション。テレワークにも慣れてきた今日この頃ですが、そんなに違うものなのか?何に魅力があるんだろう。そんな風に想い過ごしていましたが、体験してみないことには分からない!ということで、初めてワーケーションを体験してきました。魅力や課題を感じたままにご紹介いたします!

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~場所選び~


今回場所を決めるにあたりポイントとなったのはアクセスの良さでした。
東京駅からは中央線→京王線1回の乗り換えで約1時間、最寄りの高尾山口駅から徒歩3~4分の立地。急遽実施を決めたので何かあったらオフィスに行けるように...と少しビクビクしながら、業務に支障のない近場で探しました。
関東県内複数スポットはありましたが、日常よりも自然の多い場所で癒されつつ、観光スポットも密集にならないような場所がいいな~ということで高尾山に近いこの施設が希望にピッタリ!ということで決定しました。
【利用施設】Mt.TAKAO BASE CAMPE

~利用プラン~


平日のリモートワークプラン+ドミトリー宿泊の1泊2日で利用しました。

用意されてるリモートワークプランはこちら⇊
【終日プラン】利用料/1,500円(税抜き)
【宿泊+終日プラン】利用料/4,500円(ワーケーション)(税抜き)
8時~18時までドリンク飲み放題+高速WiFi利用可能なんです。
結構お手頃ですよね??
飲み物の種類もコーヒーだけでなくピンクレモネードなどもあって、かなり豊富です、カフェのドリンクを楽しみながらワークできます!
>>ワーケーションプラン詳細


ワーケーションを体験して感じた魅力や注意点

★魅力1
~その場で仕事をするだけで、地域に貢献できていると実感できること~

店長さんにお話を伺うことができました。
今回利用した店舗は元々は登山者向けのコミュニティースペースとして2019年の10月にオープンされたそうです。
海外からの観光客や登山者も多いこの場所。海外の方にも受け入れられやすいドミトリータイプの宿泊スペースを設けるなど、コミュニケーションを図りやすい空間づくりの工夫が、いたるところにちりばめられています。
しかしコロナウイルスの影響で客足は激減。もともと構想はあったというリモートワークプランを急いで作り上げ、平日の日中など空いている時間の有効活用に動き出したとのことなんです。
何といっても利用してもらうこと。せっかくプランがあっても使われないことには意味をもたないですよね。私たちとしても家やオフィスでやっている作業を少し場所を変えてやるだけで気分転換にもなるし、それがその地域に役立てているんだと思えたらなんだか少しハッピーな気持ちになりました。

⇊⇊他の利用者さんが残していたお声⇊⇊画像6


★魅力2
~開放的な空間で気分よく仕事ができる~
あたたかな日差しと何処からともなく聞こえてくる鳥の声。自然に囲まれながら風通しの良い空間でコーヒーを片手に仕事に向き合います。家では味わえない贅沢な環境で煮詰まっていた頭もスッキリ。場所が変わるだけではかどるはかどる。自宅では集中できないときや、気分を変えたいとき、考えに煮詰まったときなどはお薦めです。

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★魅力3
~朝から観光地を満喫できる~
早起きがどうも苦手な私。少し遠出となると昼ころや午後の到着になることもしばしば。ただ今回は宿泊したので、当たり前ですが起きて準備したらすぐに観光地へ行けるわけですね。朝の登山は比較的空いていて、空気も澄んでいる。ゆっくり休みながら山頂まで行き、お昼の混雑時間より少し早めに昼食を済ませることもできました。近くの観光地も寄りながらでしたが、夕方には自宅に戻れたので次の日にも影響なく、1日をたっぷり有効に使えた気がします。

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▼注意点1
~施設によって業務内容はわけるべき~
今回利用した施設は元々コワーキングスペースとして造られた場所ではないので、カフェに近い空間です。リモート会議や電話などする機会が多い場合は人目が気になります。開放的な分、気密性には欠けるのでモニターなどに投影する内容は選ぶ必要がありました。
この施設では対策として、日中空きがあれば有料ですが宿泊用のドミトリー部屋を会議用として貸し切り利用することができます。ただワークデスクのようなものはないので、壁際やベッドに座りながらとなります。社外向けの会議や接客には向いていないかもしれません。
個人で作業するようなの業務の場合には、落ち着いて穏やかに仕事できたので、最高です。ちょっと海外気分~♪

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▼注意点2
~明るさ問題~
日中のテラスは日差しがとても心地よかったのですが、少し眩しすぎました。画面が反射して見えにくいのでデザインや資料の配色など決める作業がある場合は中のスペースで行う方がよさそうです。
そして、これもカフェスタイルならではなのですが、夕方頃になると間接照明のみとなり、少し暗く感じます。現在この施設ではスタンドライトの導入を検討されているそうですが、ワークスペース用を好む場合はシェアオフィスのようなコワーキングスペースの利用がおすすめです。気軽さをとるか、よりオフィスに近い環境をとるか、好みや業務内容によって選ぶと良いと思います。

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▼注意点3
~席の確保~
基本的には自由に使うことができるスペースのため、事前に座席を予約することができないです。そのためあまり大人数でのセッションには向いていないように感じました。貸し切り利用できる大テーブルは2つありますが、4~5名程度で利用されてました。どちらかというと個人利用向けの施設でしたので、ワーケーションの実施人数や内容によって利用する施設は使い分けが必要です。


1日利用してみて思うこと

自然に囲まれた環境だったので、オンライン会議など不安があったのですが、回線など何の問題もありませんでした。床や各テーブルの近くにたくさんコンセントもあり、延長コードまで用意されていて充電に困ることもなく、細かく配慮されてるなという印象でした。
あとは、恐らく親子でしょうね。大テーブルで小学生くらいの子供たちが宿題をやっていて、その隣でリモート会議されてるお母様の姿が、なんだかとても印象的でした。
18時に仕事をきりあげて、近くには温泉があったのでゆっくり露天風呂につかりながら、平日からとっても贅沢な、充実した気持ちでいっぱいになりました!たった1時間ちょっと足を延ばすだけでこんなに気持ちよく仕事できるなら、たまには場所を変えてワークするのもいいですね。もっと色々な場所で実施してみたいと思います。