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「吃音支援」と「ことばの療育」を軸に『オンライン吃音相談』『吃音ゼミ』『ことばと発達の相談室きつつき』の運営をしています。吃音に関することやことばの発達、療育に関する記事を公開していきますので是非チェックしてみてください。お仕事等のお問い合わせはHPよりお願いします。

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    初回評価:60分

    所要時間60分以内の初回評価をご利用の方はこちらをご購入ください。 吃音と構音など評価項目が複数の場合は75分以上となります。 また、評価報告書をご希望の場合は別途3300円頂戴しております。 ※簡易報告書及び指導提案書は付随しております。
    16,500円
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    20分ご延長

    初回時に評価をご希望される方は時間調整のためにこちらをご購入ください。
    3,300円
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    長谷川医院吃音相談_土日利用

    耳鼻咽喉科長谷川医院の吃音相談をご利用される方で、平日夜間及び土日をご予約された方はこちらをご購入下さい。
    1,100円
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最近の記事

12/28開催! ADVANCEゼミ「吃音の脳科学(基礎編)」

吃音ゼミ事のご案内です(12/23追記) 今月28日はADVANCEゼミにて「吃音の脳科学」をテーマに取り上げます。 吃音の原因は不明と言われることが多いですが、実際には生得的な遺伝子異常に起因する脳の構造・機能の問題により引き起こされるものと考えられています。 今回のADVANCEゼミでは吃音のある人の脳機能・脳構造の特異性を取り上げた代表的な論文を中心に取り上げながら、脳を調べる手法の仕組みなど脳研究を知る上で必要な基礎知識も合わせて解説します。 吃音の支援に従事す

    • 12/22開催 BASICゼミ

      吃音ゼミのご案内です。 今回は先月に引き続き言語聴覚士の湯浅先生に「子どものことばとコミュニケーションを引き出す関わり方」というテーマでお話しいただきます。 今回は前回の内容を踏まえ、子どものコミュニケーションを引き出すには親はどのような関わりをすれば良いのか、幼児吃音の治療であるDCMやリッカムプログラムにも大変参考になる内容をお話しいただきます。 オンラインの開催、かつ後日の動画視聴も可能となっております。是非お気軽にお申し込みください! ◆ BASICゼミ3-2:子

      • 11/25開催!吃音ゼミ:子どものことばとコミュニケーションの発達

        11月より再開した吃音ゼミのお知らせです。 第3期の1回目は、言語聴覚士の湯浅先生をお招きし、子どものことばやコミュニケーションの発達についてお話しいただきます。 専門職の方はもちろん、家庭での療育に取り組まれている保護者の方、吃音のあるお子さんに環境調整やリッカムプログラミングを実施されている保護者の方にもお勧めしたい内容となっております! また、12/22には湯浅先生に「子どものことばとコミュニケーションを引き出す関わり方」というテーマでお話しいただきます。合わせて是非ご

        • 「斎藤さん」とありのままの自分の受容

          こんにちは。お元気にお過ごしでしょうか。 ときに皆さんは発達障害という言葉に敏感でしょうか? 「あなたのお子さんはADHDっぽいよね。」 「○○さんとこのお子さん、ちょっと自閉症ぽくない~?」 この質問は愚問かもしれません。 発達障害、ADHDや自閉症を抱えた親御さんに取って 「敏感になるのはあたり前だろう!」 と思うかもしれません。 でも、本当に『あたり前』なのでしょうか? 「発達障害、ADHAや自閉症という言葉にどう敏感ですか?」 皆さんの中には『発達障

        12/28開催! ADVANCEゼミ「吃音の脳科学(基礎編)」

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        • ことばの発達マガジン
          9本

        記事

          ことばの発達 前言語期後期「9ヶ月革命」

           「9ヶ月革命」ということばを聞いたことがありますか? 赤ちゃんは生まれてからどんどん成長していきますが、9ヶ月頃に行動が劇的に変化すると言われています。この大きな変化を、心理学者のマイケル・トマセロは「9ヶ月革命」と呼びました。 この「9ヶ月革命」とは一体どのようなものなのでしょうか。  これまでお話してきたように、赤ちゃんから発せられる声や動きを、周囲の大人が汲み取り応答することがやりとりの始まりです。 このやりとりを繰り返す中で、赤ちゃんのやりとりを楽しむ心はど

          ことばの発達 前言語期後期「9ヶ月革命」

          ことばの発達 前言語期中期と子ども向け発話(マザリーズ)

           6〜7ヶ月を過ぎると、周囲へ関心が高まり、興味のあるものに目を向けたり手を伸ばしたり、周囲の大人に抱っこを要求するかのように手を伸ばしたりするようになります。 子どもが「あーあー」と声を出し大人の方に手を伸ばしているのを見て、「抱っこなの?」と言って抱き上げたり、「ブーブね」と車のおもちゃを渡したりと、子どもと大人の双方向のコミュニケーションが成立し始めるのです。 このようなやりとりの中で大人が子どもに対して話しかけるとき、いつもより高い声で抑揚が大きく、「ワンワン」の

          ことばの発達 前言語期中期と子ども向け発話(マザリーズ)

          ことばの発達 前言語期の初期とかかわり方のポイント

           生後0ヶ月からおおよそ12ヶ月を経て、子どもはことばの意味を理解し、単語を用いて自分の要求や気持ちを周囲に伝達できるようになります。 この時期は前言語期といわれ、子どもが周囲の物・人・音などとの相互作用を通して、コミュニケーション行動そのものを形成し、その手段としてのことばの存在に気づく、ことばの発達の土台となる重要な時期なのです。 この時期に、子どもはどのような発達を遂げるのでしょうか。  生後すぐの赤ちゃんは、目もほとんど見えておらず、音もあまりよく聞こえていませ

          ことばの発達 前言語期の初期とかかわり方のポイント

          ことばと心のエッセイ "こころの疲れ"

          こんにちは。Word Peckerです。 今日から「ことばと発達の相談室きつつき」相談員の河西による『ことばと心のエッセイ』連載がスタートします。 このエッセイでは子育てをされている保護者の方、子どものことばの発達などに不安を抱えられている保護者の方などに向けた「心を軽くする」メッセージを発信していきます。 次回からは一部有料記事ですが、皆さんの心を軽くする一助になれば幸いです。 子育ては不安だらけ「私、男の子3人も育てて大変なのよ!!!」(怒り💢 !) 「うちの子は

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          ことばの発達を支える基盤 5)環境

          これまでもお話してきたように、周りの環境に自発的にかかわり活動する中で子どものことばは発達していきます。周りからの適切な刺激が受けられるような環境は、ことばの発達に必要不可欠です。 しかし、「適切な刺激が受けられるような環境」と聞いて、不安を感じる親御さんも少なくないのではないでしょうか。 相談の現場でも、「テレビを見せすぎているからなのか」「話しかけが足らないのか」「絵本の読み聞かせをしなかったからか」など、親御さんから多くの質問を受けます。 そのような環境は健全なこ

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          ことばの発達を支える基盤 4)社会的相互作用

          今回は社会的相互作用についてお話したいと思います。 なんだか難しい「社会的相互作用」ということば、みなさんはどのような意味をイメージしますか? Wikipediaには、 人々が状況に意味を持たせ、他者が意味しているものを解釈し、それに応じて反応する事象 とあります。 なんだか難しく書かれていますが、いわゆる「対人関係」や「コミュニケーション」をイメージすると馴染みやすいかもしれません。 ただ隣に座っているだけ、道ですれ違っただけでは相互作用は生じません。お互いの働

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          ことばの発達を支える基盤 3)認知機能の発達

          認知機能とはどのようなものでしょうか。goo辞書には、 視覚や聴覚などによって外部から得られた情報をもとにして、周囲の物事や自分の状態を正しく把握し、適切に行動するための、脳の高度な機能。記憶・思考・判断・理解・計算・学習・言語といった知的機能の総称 とあります。抽象的で少しとっつきにくいですが、頭の働き全般と考えるとイメージが湧きやすいかもしれません。 私達は、周りの人とどうやって付き合うか、物をどのように操作するかなど、環境と相互作用しながら外界を知り、その中で適切

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          ことばの発達を支える基盤 2)運動機能の発達

          ことばの発達を支える基盤にはさまざまなものがありますが、今回はその中から「運動機能の発達」についてお話します。 私達はどのようにしてことばを話しているのでしょうか。それは、呼吸や声帯の運動により声を出すことから始まります。吐く息により声帯をブルブルと震わせて音を作り出すのです。しかし、この段階ではまだブザーのような音で、「あ」や「い」などのような日本語の音ではありません。一体このブザーのような音は、どのようにして日本語の音になるのでしょう。 その際に重要な働きをするのが、

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          6月の吃音ゼミについて

          吃音ゼミ事務局です。 6/17日および6/25に予定しておりました吃音ゼミですが、諸般の事情により開催日および開催方法を変更させていただくこととなりました。 当日のご連絡となりご参加をご検討されていた皆様にはご迷惑をおかけして大変申し訳ございません。 新たな日程・開催方法につきましては6/18に告知いたしますのでお待ち下さい。 ご理解のほどどうぞよろしくお願い致します。 吃音ゼミ事務局

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          ことばの発達を支える基盤 - 感覚機能の発達 -

          産まれてすぐの赤ちゃんは、泣いて周囲に要求を伝えます。それから「ママ」や「おちゃ」など単語で簡単な内容を伝えられるようになり、さらには「おちゃ ちょーだい」「おちゃ どーぞ」など単語を並べ文を作り、要求や自分の気持ちなどを多彩に伝えられるようになります。 これらのやりとりに使われている「ことば」は、何もしなくても自然と獲得されるように思われがちです。しかし、ことばの発達は、生まれつき備わっている脳や身体の機能が周囲の環境から刺激を受けて学習した結果であり、その背景には多くの

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          ことばの発達マガジン Vol.1:ことばが遅い?

          ・まだことばを話さない ・ことばが増えない ・こちらの言うことを理解していないようだ ・発音が気になる ・やりとりができない ことばの発達について、このような相談が多く寄せられます。ことばの発達は個人差が大きく、乳幼児健診などで相談しても様子をみましょうと言われることがよくあります。遅れているのか、そのうち追いつくのか、ただ様子を見ていてもよいのか、心配しながら過ごしている親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか。 ことばの遅れは、ことばの理解や表出が、子どもの生活年齢

          ことばの発達マガジン Vol.1:ことばが遅い?

          ことばの発達マガジン連載スタート!

          Word Peckerよりお知らせです。 Word Peckerでは6月よりスタッフによる定期マガジンの連載をスタートすることとなりました! 今回は第1弾として『ことばの発達マガジン』を公開します。 こちらは毎週更新で、言語発達を軸にコミュニケーションや社会性、運動の発達と絡めて、主に子育て中の親御さんや新米STさん、ST学生さんを対象とした内容となります。 今月は全て無料公開ですのでぜひご覧ください! 以下、今後の連載スケジュールです(予定)。 1)言語発達障害と

          ことばの発達マガジン連載スタート!