オフィスをなくす、をやってみる《第14話》夫婦で在宅勤務すると、、

事務所をなくして4か月。

プライベートでは、
子どもたちの運動会や参観日がいつもと違う形で行われ、
姪の結婚式の披露宴は会食に変更になり。
でも、それらもむしろ良かったのでは?という
声も聞かれたりして、工夫して心地よくしていくことの
大事さを感じました。
オンライン飲み会に顔出してみたり、
Go toキャンペーンの恩恵を受けたり、、、
新しい生活様式を実感する毎日です。

仕事では元々在宅勤務の多かった私は、
「あーー、あのファイル事務所にあるんよね。。」
ということがなくなり、机周りのものが増えた以外は
助かることが多くなりました。

他のスタッフも書いていますが、
雑談や顔を合わせてのコミュニケーションが、
こんなに力を持っていたのか、と思う機会が多くなっています。
だからこそ、月に2回のミーティングと、
顔を合わせて相談・協議する場所と時間を大切にしています。


先日、1週間だけ夫婦ともに在宅勤務になる機会がありました。

「朝の家事、ちょっとやってもらえるかも!」と
淡い期待を抱いていましたが、
普段家を出る時間からパソコンの前に座り始め、
仕事を始めたら、家の前まで来てくれる幼稚園バスのお迎えにすら
出られないらしく、
その時間に私が出かけなくてはいけなかったら、預かりを利用。
預かりの迎えはワタシ。
宅配の受取をしたら「自分が家にいた価値があった」と、のたまうオット。。

うん、いや、分かりますよ。
就業時間、があるからね。
その時間はお給料をいただいてるしね。
園児が帰ってきたら、仕事も一旦中断しなくてはいけなくなるからね。
そこをやりくりしながら、世間の親たち(お母さんが多いのかな。)は
在宅勤務をやっているのだよー。
とモヤモヤ。。

でも、夜は一緒にご飯を食べたり、
園児をお風呂に入れてくれたり、
中学生息子のYシャツにアイロンかけてくれたり、
子どもたちとゲームをしたりと
いつも帰りが遅くなる父親が居ることに、
子どもたちは喜んでいる様子でした。

zoom会議での便利さも不便さも感じたようで、
「隣にいればすぐに説明や指示できることが、
遠隔だとわざわざになってしまう」
と言っていました。

私たちが最近の業務で感じていることだな、と
自分たちの仕事の仕方を客観的に見る機会となりました。
昼休みをきちんと時間通り取っている夫を見て、
在宅作業でやってしまいがちな、延々と仕事してしまう、
というところも気を付けないとな、と振り返りました。

違う会社の誰かの仕事の仕方を垣間見ることは
あまりないと思うので、ちょっと新鮮な1週間でした。

(記事:白川)


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