桃色パーフェクションとCL東京の振り返りをつらつらと
こんにちは。うーると申します。
まずはCL東京お疲れ様でした。本戦参加者はもちろんのこと、サイドイベントもすごい人の数でそれに伴ってスタッフさんもたくさんいて凄い規模のイベントだなぁとしみじみ感じておりました。
結果はTwitterでも載せましたが桃色パーフェクション(フェアリー型のミュウツー&ミュウ)を使って8-2(46位)でCSP80ptとCL愛知の優先枠獲得という結果になりました。
TOP64に入れたこともそうですが、なによりも予選を完走して優先枠を勝ち取ることが最低限の目標だったのでそこを達成出来たことはとても嬉しく思います。
デッキに関しては記事の後半に1枚1枚自分なりの採用理由を添えて書き記していこうと思っているので、そこだけ見たいよって方は適当にスクロールしてくださいね。(レシピの解説以外大半は日記みたいなものです)
それにしても1600人以上の参加者がいて優先枠に到達したのは125人って考えるとなかなか厳しい戦い、、、
ちょうど去年の今頃でしたかね、ポケモンカードが大ブームになったの。ウルトラシャイニーを買うのに早朝からポケセン行ったり、大の大人がトイザらスに開店2時間前に並んだり、置いてありそうな田舎のお店を車で片っ端からまわったり今となっては良い思い出(笑)
1年前のCL東京はルガゾロマニュ握って7-2。オポが低く64に入れず悔しかったな〜なんて年々月日の流れる早さにただただ驚くばかり。
子供の頃に思っていた大人になるってこういうことだったんだっけ。20年くらい前に遊戯王とかデュエマとかベイブレードしてた自分に、20年経っても結婚もせずポケモンカードして遊んでるからこれからも好きなことして生きていきなさいって教えてあげたい。
こういうブログみたいなの書くと昔から話がね、脱線しちゃうんですよね。特に構成とか考えてから書いているわけじゃないので途中途中で話がズレてしまったりすると思うんですが暇で暇でしょうがない時にでも読んでもらえたら幸いです。
▼ JCS〜CL東京まで
少し遡って、6月に行われた2019シーズン最後の大会JCS。何を握ったかというと・・・
JCSでお披露目されてから一気に環境デッキに居座ったレッドパーフェクションです。
今回のCL東京の環境予想にも多くの人がtier1に位置付けていたのを見かけました。
JCS以降流行った形はカキから入り、相手によってクロスディヴィジョンを撃ち込めるような構築ですが、自分たちが使ったのはターボストライクで盤面に2匹のミュウミュウを育てるレッドパーフェクションでした。
ゼブライカを採用していたのは当時tier1に位置付けていたゾロアークのアローラベトベトンを嫌ったからです。
結果はこれまた7-2でオポが足りず64に入れなかったのでDAY1敗北でした。
今書きながら思ったんですがまだレッドパーフェクションが世に出回ってない段階でしっかり組めていたのに調整してたメンバー4人(デザート、わたよ、野ポケ、うーる)誰もDAY2に上がれなかったの完全に実力不足ですね。ウケる。
とはいえこの時に後1から殴りつつ盤面を作れるターボストライクの強さを感じたことが今回のデッキ選択に大きく反映することになります。
そしてJCSが終わってから2020シーズン開幕戦のCL東京までに何をすれば良いのか考えました。
ひかる伝説からポケモンカードを始め、2018シーズンの途中から競技としてポケモンカードをやるようになったので、2019シーズンは自分にとって年間通して勝ちにいこうと臨んだ初めてのシーズンでした。
CL東京からJCSまで5回の大型大会の結果は
7-2、6-3、5-3、6-3、7-2の合計44戦31勝13敗
勝率はどうやって計算するのか分からないや。ごめんなさい。
変に安定してるけど、勝ちきれていない。せめてあと1つずつ勝ちを増やせてればなぁって。
ではどうやってJCSから2020年CL東京までの3ヶ月で上達出来るか、自分の中の答えは『プレイングを見つめ直そう』でした。
正直自分のプレイングってめちゃくちゃ怪しいんですよね。かなり。大会中も頭の中で「うわ、間違えた」とか「もしあれが来たらケアできてないじゃん、やべえ」とかこんなんばっかです。
自分の1手1手に自信がないままやってることが多いなっていつも思います。それは大会前にこのデッキとはこう戦うみたいなシュミレーションとか実戦が明らかに少ないことも1つの原因だと思います。(センスがないってのもあると思う)
なのでこのオフシーズンに強い人たちに少しでも近付けるように頑張ってツメを研ぐんだと決意しました。
凡人はひたすら練習あるのみ。
じゃあ実際にこの3ヶ月何してたかなんですが、お恥ずかしい話で何もしませんでした。ええ。
何もしませんでしたとも。
記憶にある中では暇つぶしにジムバトルに4,5回出て、リミックスバウトのシールド戦に2回出たくらいですかね。9月までにカード触ったの。
おいおい、あの決意はどこにいったんだ。
実際次の大会が3ヶ月も先だとまぁまだあわてるような時間じゃないって能天気なモードに。
約1年ポケモンカードのことずっと考えてたんだから少しくらい休む時間あっても良いだろうと。この甘い考えが後々どれだけ響いてくるかは想像するに容易いですよね。
8月に入ると夏休みシーズンということもあり、各地で自主大会が行われてました。特にお盆の間は毎日のようにやってたと思います。
残念ながら千葉県内ではそういったイベントも特になく、都内まで行って自主大会へ参加するモチベーションもありませんでした。
じゃあ自分たちで開催すれば良いやって場所を抑えようとしたんですが、行楽シーズンでどこも予約でいっぱい。大会を運営するようなスペースが見つかりませんでした。
でも千葉のポケカ勢集めてなんかやりたい!って考えた末にBBQやりました
え、馬鹿かな???
でもめっちゃ楽しかったから全て良し。だってポケカで知り合った人たちとポケカ以外のことして遊ぶの楽しいじゃん。最高じゃん。
また来年もやりましょう。次は忘年会。
そしてお盆も終わりに近付き、わたよさんとバウムさんと秋葉原に行った日のこと。
せっかくだしホビサーのジムバトルに3人で参加しました。
ドリュウズ??君1エネで120点も出るの?強いね。
ソルルナ??君は無敵になっちゃうのか。うんうん、強いね。
こんな感じで1-4という大敗北を喫しました。
この時にようやくこのままではCL東京ぼこぼこにされると焦りが出てきました。
そういった意味でこの日けちょんけちょんにされたのは良かったなと今は思います。
とまぁこんな感じでJCSが終わってからオルタージェネシスのリストが公開された8月の後半まではろくすっぽカードも触らず、遊び呆けていたのでした。
▼デッキの製作経緯とか
まずCL東京に向けて避けては通らないのが新弾のオルタージェネシスの考察だったと思います。
個人的にはCL東京は新弾のカードをメインに据えたデッキ、もしくはふんだんに盛り込んだデッキを使いたいと考えていました。
その中でやはり1番気になっていたのはパッケージになっている3神でした。(ミミロップなんて誰が見ても強いし)
リストが公開されてから最初の週末に面識ある千葉勢を集めて練習会を開きました。ほんとは3神を60枚にして試したかったんですが、上手くまとまらなかったのと仕事がちょうどバタバタして中々手がつけられずtier1候補のレシリザ、レッドパーフェクション、カラマネロ、ゾロアークをとりあえず組んで持って行きました。(ばら撒き特化のコケコウルガモスGXを作ったけど、みんなにぐちゃぐちゃにされたので記憶から抹消しました。)
ちょうどカマルさんが自分がイメージしてた3神と同じようなデッキを持ってきていました。ゾロアークで対戦した時にその圧倒的な破壊力に為すすべなくやられました。
やっぱ3神は強いとこの時に確信しました。
そしていつも一緒にデッキを作っているわたよさんと相談しながら最初に60枚にしてくれて、ちょっといじったのがこんな感じ
・GX主体や非GXには3神のGX技から戦う
・3神が苦手な高火力(レシリザやレッドパーフェクション)にはケルディオだけを並べて戦う
こんな感じでピーキーながら最初だし尖らせた構築で試しました。
トレーナーズリーグで試したところ、周りを見渡してもケルディオを3回突破出来そうなデッキは見当たらず悪くなさそうだと感じました。
しかし、決勝のレシリザには3神スタートして先2ダブルブレイズで3枚とられるところから始まり無人発電所でケルディオをケアされて負けてしまったので改良は必須でした。
こんな感じでポケモンは3神とケルディオのみにして、タッグコールでデッキを回すパターンも試しました。
この構築を1人でまわしてるうちにタッグコールが中々ぶっ飛んでるカードということにようやく気付きました。
3神とケルディオのシナジーの良さと、オルタージェネシスが決まったあとの圧倒的なパワーに魅了されたのでこの頃はCL東京はこの2枚を使った構築である程度は勝てそうだと思っていました。なのであぐらをかいていました。
しかし、毎日のようにTwitterのタイムライン上で3神の新しいレシピや考察を見かけ、ケルディオも次第にかなり警戒される立ち位置へと変わっていきました。
正直3神がこんなに注目されていたとは思っていなかったのでかなり焦りました。
ケルディオみたいなカードは死角から飛んでくるのが怖いカードであり、環境にいるということが認識されるとメタカードを積まれて極端に弱くなると考えていたからです。
これによってレシリザには無人発電所はマスト、最悪バクガメスあたりの非GXアタッカーまで採用される可能性を考えるとケルディオだけで戦うのはかなり厳しいと感じたのでこのデッキを握る選択肢がなくなりました。
だいたいこの時には誰に聞いてもレシリザが1番丸い選択だと返ってきて、実際に自分もそう思っていました。
火力も出て、安定感もあって、無人でケルディオを雑に突破出来る。強いよなぁ〜〜って。
この時点でCL東京の本番まであと約10日ほど。
こうなってから初めてJCSから9月に入るまでカードを触らなかった自分の愚かさを痛感します。握るデッキが1つもないという焦り。
せめてこの間、使い倒していたデッキがあれば最悪新弾のカードを諦めてそっちに逃げることが出来たのに妥協出来るデッキすら無い為それが出来ないのはかなりきつかったです。
かくして他のデッキを考えることになったのですが、どうしても3神が諦められないうーる。
だって使ってみてすごい強かったから。じゃあもっと柔軟に戦えるようにミュウミュウで技を撃てるようにしてみようと思いました。
ミュウミュウを使う上で考えたことは
・相手のミミロップ&プリンのケア
→ミュウミュウをバトル場とベンチに1匹ずつ置きたいので出来ればGXポケモンはあと1匹に抑えたい。HP270に対して一応鉢巻が要求出来るので。
4匹並べると無条件で1匹飛ばされて、かつ鉢巻で次のターンに負けるのでミミロップ1匹に粉々にされかねない。
またタッグコールでデッキを回すことが出来そうなので、テテフやデデンネなど展開を担っていたポケモンを極力減らしてスタートする確率を少しでも減らす
・メジャーな弱点のケア
→ジラーチGXもしくはウィークガードエネルギー
上述の通りミミロップのケアをしたい為に、なるべくジラーチGXは場に置きたくない。出来ることならウィークガードを採用したい
・ケルディオのケア
→水エネが入るデッキなので映画版ゲッコウガで良さそう。オルタージェネシス後に鉢巻を巻いて190点でケルディオを倒せるの偉い
耐久も230あって打点も130点あるので非GXなんかには積極的に場に出してアタッカーとしての役割も。
・無人発電所のケア
→特性リセットホールのマーシャドー、スタジアム多投、ブロアー、グズマハラとスタジアムが割れるカードを多めに。
特にリセットホールのマーシャドーは場に出して置けばリセットスタンプでハンドに干渉された際にも必ず無人をケア出来るのでいると安心
こんな感じで色々形にしてみました
こんなのとかこんなのとか。
普段は仕事中に公式のデッキ製作を使ってある程度形にするんですが、この大会1週間前くらいから大量にデッキの画像保存をしすぎてどれが何を意識して組んだのか自分でも分からなくなってます。
この時にはもう時間がなかったために仮想敵をレシリザに絞ってデッキを考えていました。
1人で対戦する際はジラーチスタート、ハンドに1枚レシリザを固定して練習していました。
★先行1ターン目に手貼り+カキで5エネ
この最強のムーヴに対して後攻からまくれないデッキは絶対に今回は勝ち上がれないと思っていました。
この動きに対して自分の3神ミュウミュウに出来ることは
・ゲッコウガのGX技でレシリザをハンドに戻して、置き直したレシリザをグズマで引っ張って先殴りする
これくらいでした。ターボストライクから入ってベンチのミュウミュウも育てて、1匹ダブルブレイズで倒された返しにミミロップのジャンピングバルーンで反撃も出来ますが、相手もそこはケアしてくるのが目に見えているのでなんら解決してないなと。
先1カキに対して明確な切り返しが思いつかなかったのでこのデッキは没に。(メルカリとか思いつきませんでした。笑ってください。)
次はタッグコール軸のレッドパーフェクション。写真は1番最初に形にしたテテフデデンネ抜きのパターン。
3神ミュウミュウと並行してデッキを組んでいました。ミミロップが打点を出せるので以前採用していたレシリザやイーブイカビゴンを抜いてなるべくミュウミュウでスタート出来るようにしました。
後1で安定してターボストライクが撃てるため先1カキに対してはバトル場とベンチのミュウミュウにエネをつけて、先2でダブルブレイズを喰らって1匹がやられても溶接工で2エネ加速してファミリザのフレアドライブでひっくり返すという明確なプランを用意出来ています。
ケルディオの回答としてゲッコウガGXを採用していましたが、水エネが明らかに浮いている点が個人的にとても嫌でした。
そこで苦肉の策でカイロスを採用。鉢巻込みでケルディオをワンパン出来るので1回は突破出来そうかなと。
自宅のストレージからカイロスを探し出してスリーブに入れながら「日本中探してもレッドパーフェクションにカイロス入ってる奴なんていないだろうな〜。」って考えたらなんかおかしくなっちゃいまして。
1回目の1人まわしの際にいきなりカイロススタートして「お前やる気ありすぎだろw w」とかブツブツ呟いてる姿は多分死ぬほど気持ち悪かったことと思います。
水エネが抜けた分のスペースにカイリューGXもしくはリザードンGXをいれてファミリザがサイド落ちしても高火力が出せるプランを用意。
トキワの森もいらなくなったので無人発電所を雑に無力化出来る混沌のうねりに変更。
このリストは本番の前日の夕方に保存したものでもしレッドパーフェクションを握るならこれで出ていたと思います。
ただ実際にまわすと後1ターボストライク→後2でフレアドライブの流れは意外とパーツが揃わないことも多く、もし後2で返せなかった場合確実に負けてしまうのが踏み切れない理由でした。
〜少し遡って本番の3日前。9月19日(木)〜
仕事中にふとあるカードが頭をよぎりました
配信卓でも話題になったミミッキュGX
後攻1ターン目にたった1エネで、エネだくになったレシリザを山札に帰すことが出来るこのカード。
なんで今まで思いつかなかったんだ、、、。と思いました。
てかサーナイトGXのインフィニットフォースもレシリザに対してめちゃくちゃ強いやんけ。
とここに来て新しい可能性、フェアリー型のミュウミュウに着手しました。
翌日にレシリザとの後攻スパーリングを行い、後攻でもしっかり戦えることが判明したのでレッドパーフェクションと並んで最終候補に。
しかしまぁ流石に1度も対人戦してないデッキで出るという恐怖感が拭えませんでした。
実際に本番の朝起きるまで迷っていましたが、他に使ってる人あんまりいなそうだしオシャレだからという理由で桃色パーフェクション握ろうと決意しました。
行きの電車の中でハプウとトキワの森がプロキシのままだったことに気付き野ポケさん、葉瑠さんにお願いしてお借りしました。本当にありがとうございました。
▼採用カードの解説
実際に使ったレシピがこれになります。
ミミッキュGX入ってない??不採用カードが何枚かあるので最後にまとめて記述します。
基本的な動かし方はターボストライクかようせいのうたでバトル場とベンチのミュウミュウにエネをつける動きから入り、その後は手貼りでミミロップやカイリューの技を狙っていきます
ミュウツー&ミュウGX 4枚
JCSに続いてこのカードをメインにしました。
特性パーフェクションの強さは周知の事実だと思います。
相手からしたら何をしてくるのか分からない予想外の動きが出来るので大好きなカード
基本的にミュウミュウを2匹育てるのでサイド落ちが怖いのと、なるべくミュウミュウでスタートしたいので最大枚数の4枚
サーナイト&ニンフィアGX 1枚
初めてデッキに入れたカードでした
ようせいのうたで後1からエネルギーを加速出来る点が強いと思い採用。基本的にはターボストライクで殴りながら加速することを狙いますが、このカードはタッグコールのサーチが効くのでターボストライクが難しそうであればこっちの技でバトル場とベンチにエネがついた盤面を作ります
また、流行りの3神に対して弱点をつける点も○
1ターン目にミュウミュウバトル場、ベンチにサナニンフを置いてダブル無色でようせいのうたを使うと、バトル場にダブル無色がついたミュウミュウ、ベンチに妖エネ2枚のサナニンフが出来、2ターン目にミュウミュウ逃げ、サナニンフに手貼りで早い段階で3神を倒しにいけます。
1枚以上は使わないので1枚採用
メガミミロップ&プリンGX
見た時から誰もが思った通りめちゃくちゃ強い。
このカードが登場したおかげで、炎以外の色でパーフェクション組みやすくなったと思います
またこのデッキはダブル無色エネルギーを採用しているのでGX技の追加効果も満たしやすくかなり使い勝手が良いです。この技でCL東京は最後のサイドをとった試合が3試合くらいありました。今までグズマを引ければ勝ちって場面がダブル無色を引ければベンチのテテフ飛ばして勝ちみたいな
ゾロアークなどアローラベトベトンが採用されているデッキには2匹目のミュウミュウではなくこのカードを場に出して育てます。
強いしサイドに埋まるのは困るけど、スタートしたくないので1枚採用
サーナイトGX 2枚
1エネで打点が出せるこのデッキのメインウエポンその1
後1でターボストライクorようせいのうたで2匹のミュウミュウを育てることで、ダブルブレイズが飛んできて1匹とられた返しにインフィニットフォースでぴったり返すことが出来ます。(ミュウミュウ3エネ+レシリザ6エネで9エネ×30=270)
打点の調整が効くのでとても使いやすい技
レシリザ相手にサイド落ちするのを嫌って2枚採用
ソルガレオGX 2枚
JCSに続きお世話になったカード
このデッキのメインウエポンその2
後1から殴りつつエネの加速が出来るのが単純に強い。めちゃくちゃ強い。
後1でレシリザのジラーチを狩れると1-3-2もしくは1-2-3のサイドプランがとりやすいので一気に勝ちに近付けます。
プロミネンスGXも相手によって使うことがあるので忘れないこと。
サイドに埋まると厄介なので2枚採用
カイリューGX 1枚
無色5エネで270打点が出せるこのデッキの最大火力
先2のレシリザがヒードランにエネを移してGX技を使ってきた時に、生き残ったレシリザを後ほどワンパンするために必要なカード
ミミロップのGX技と同様に5エネはこのデッキだと意外と狙いやすいです。
練習中に1度だけマッハデリバリーGXで大事故をリカバリーしたことがありました。
SRのイラストがめちゃくちゃ可愛い上に安いので採用の際はぜひSRを。1枚で充分なので1枚採用
ゼルネアス♢ 1枚
高耐久&高打点。さらに特性のおかげで急に現れて急に殴ってくる厄介なやつ。
ケルディオに対して鉢巻を巻いて倒してもらう為に採用。ベンチを絞れていれば返しにケルディオには倒されないので相手がケルディオ責めしてくる構えの時にハンドで準備しておきましょう。
プリズムスターなので1枚採用
デデンネGX 2枚
貴重なドローソース
ミミロップのケアを考えて最初はデッキから抜いていましたが、ないとデッキがまわらないので採用
この2枠はテテフGXとデデンネGXを1枚ずつにするかめちゃくちゃ迷いましたが、ハプウとグズマ以外のサポートはタッグコールでサーチ出来ること加味して山札を掘り進められるデデンネを2枚
ジラーチGX 1枚
ミュウミュウのお供。ミミロップのケアをしたいので出来ることならウィークガードエネルギーを採用したかった。
2枚の決定的な違いは相手のミュウミュウに対して弱点をつけるかどうか。ウィークガードエネルギーであれば自分の弱点を消しつつ相手の弱点をつけるので強い。(練習会であるぱん君にやられた。)
ウィークガードエネルギーの場合は2枚入れたかったり、サーチの手軽さからジラーチで代用。ここは本当に妥協点なので自分のレシピを見るととっても嫌なところ。でもよく働いてくれたありがとう。1枚以上使わないので1枚採用
マーシャドー(やぶれかぶれ) 1枚
GXを場に出さずハンドをリフレッシュ出来るので1枚採用
ハンドにデデンネで切りたくないカードが複数枚あった時とか、サイドとられた返しにスタンプ引けなかった時にも有効なので活躍の幅が広い
2枚欲しかった気もするけど、枠の都合上1枚採用
マーシャドー(リセットホール) 1枚
環境に無人発電所が増えるだろうと思ったので絶対入れたかったカード。
このカードが場に出てるだけで相手のリセットスタンプ+無人発電所の強烈なワンツーを軽減出来る。また自分のトキワを割れる点も○
決勝トーナメントの配信卓でhiro君が使ったレッドナックルがこの日このカードが最も輝いていた瞬間だったと思います。1回使えれば強いので1枚採用
タッグコール 4枚
1度使うとクセになってしまい、デッキの核を担ってもらったカード。ミミロップorサーナイトとグズマハラorシロナカトレアを持ってきて持ってきたポケモンをトラッシュに送りつつ展開みたいな動きが出来ます
使うだけで1アドとれるカードだしそりゃ強い。
このデッキの展開札なので最大枚数の4枚採用
プレシャスボール 4枚
強いから4枚採用。3枚に減らしてまわしたけどやっぱ4枚が好き
ハイパーボール 2枚
主なお仕事はマーシャドー2種をサーチすることと、ハンドにいるポケモンをトラッシュに送ること。タッグコールとプレシャスボールでポケモンのサーチが間に合っているので2枚だけ採用
こだわりハチマキ 2枚
ターボストライクでTAG TEAMのポケモンをツーパン出来るようにするカード
ジャンピングバルーンの240点+30点で270ラインをワンパンしたり欲しい場面が多いので2枚採用
Uターンボード 1枚
基本的には逃げ1のポケモンに貼って逃げ0を盤面に作る為に使います。
グズマやマオスイレンを使った後に下げたバトルポケモンをもう一度バトル場に戻すため
後1に逃げ1スタートした場合、ポケモンを逃すためにグズマハラで持ってくることが多い
サイド落ちすると困るけど、ミュウミュウスタートしていれば序盤あまり必要ないことを考えて最低枚数の1枚採用
リセットスタンプ 2枚
サンムーンレギュのグッズで多分1番好きなカード
このデッキはTAG TEAMのポケモンで2回戦うので基本的に相手のサイドプランは3-3になると思います。なので相手のハンドを3枚以下に出来ることがほとんどなく、あまりこのデッキで強くはないかなと思っていましたが、サイドをとられた返しにはしっかり使いたいので2枚採用
フィールドフロアー 1枚
フェアリーチャームとかしまめぐりの証とか怖いカードが多かったのでお守りに1枚
こだわりメットや鋼鉄のフライパンなどを採用している耐久系デッキが今後流行ってくると剥がしたいカードも多いのでしばらくは入れとく環境なのかな??
グレートキャッチャー 1枚
強いけどあんまり好きじゃないカード
テテフ不採用なのでハプウで探しにいけるグズマみたいな感じをイメージして1枚採用
ハプウ 4枚
効率よく山札を掘り進める為のカード
ミュウミュウのコピー先のポケモンや、ターボストライクで加速する用の基本エネルギーを手早くトラッシュに送れる(可能性がある)
グズマやマオスイレンが巻き込まれてしまっても後ほどシロナカトレアで回収することも出来るので幾分心に余裕を持ってプレイ出来ます
シロナなど普通のドロソも入れるか迷いましたが、1ターン目にうつシロナとハプウでは強さが全然違うのでハプウオンリー。
グズマ 2枚
元々は3枚でしたが1枚グレートキャッチャーに変更しました。
上述の通りミミロップのGX技でベンチを狙いにいけることや、シロナカトレアで事前にトラッシュから回収することで少ないながら誤魔化してました。
シロナ&カトレア 2枚
タッグコールから持ってこれるドロソ。中盤以降使うことで序盤コストにしたグズマやマオスイレンを回収することが出来る点がとても強かったです。
1ターン目にはなるべくうたないようしますがこれしか展開するカードがなかった場合は躊躇なく使いましょう。3枚でまわしていた時に過剰かなと感じた為、2枚採用
グズマ&ハラ 2枚
ダブル無色を確定でサーチ出来る動きがこのデッキでめちゃくちゃ強い
このカードが出たことで後1ターボストライクを言える可能性がぐんと上がったと思います
逃げ1ポケモンでスタートした際にはUターンボードを持ってきたり、基本エネをトラッシュに置く為にトキワを持ってきたり。次のターンの展開札を握っている場合は積極的に使いたい
タッグコールでサーチ出来ることや、3回は使うことがなさそうなので2枚採用
マオ&スイレン 2枚
元々1枚だったり2枚だったり行き来していたカード。2枚にした決め手はレシリザ側がテテフ、ヒードラン等でツーパンプランをとってきた場合の切り返しとして使いたかった為、1枚だと心細かったので。
レシリザ以外でもテテフのエナジードライブを挟まれると中々厄介なので使う場面が多いと予想しました。
2回ミュウミュウがとられたら負けなので場持ちを良くしたいし、このカードだけで中打点デッキにもかなり強くなり、実際CL東京でも2枚とも使用した試合が2回あったのでここは枠を割いて良かったなと感じました。
トキワの森 3枚
エネが単色なので他の多色系のパーフェクションより強くはないですが、カードをトラッシュ出来る点、少なめの基本エネルギーに触れる点で安定感があるカードなので多めに3枚採用
混沌のうねり 1枚
無人発電所を貼ってきそうな相手には特に有効なスタジアム。トキワの森は4枚いらないけど、スタジアムは4枚くらい欲しいので1枚このカードを採用しました。炎相手にもリセットスタンプ+うねりを貼ることで溶接工を使いにくくすることが出来、終盤に蓋をするイメージで使いました。
ダブル無色エネルギー 4枚
グズマハラでアクセスが出来るようになったものの、基本妖エネ1枚、ダブル無色2枚と効率よくミュウミュウにエネをつけたいことや、逃げ2(ゼルネアス、サナニンフ)でスタートしてしまった時に迅速に逃がす為に使ったり、ハプウで巻き込まれる可能性を考えて最大枚数の4枚採用
基本フェアリー エネルギー 6枚
多色採用型のパーフェクションと比べて構築がシンプルな分やや少なめにしました。
この枠5枚でも良かったんじゃないかって今思ってるんですが、最初のターボストライクでエネがつけられるかつけられないかで大きく変わってくるので削るのも怖い気もします。
以上が採用した60枚のカードになります。
そして不採用カード
・ミミッキュGX
→フェアリー型のミュウミュウを作るきっかけをくれたカードでしたが、実際にドリームフィアーで先1カキされたレシリザを山に戻したとして圧倒的に有利になった感じはしませんでした。
ある程度相手が上振れたことを想定して先1に素でカキをうってきたり、ジラーチの願い星で持ってきた場合は先2でテテフからカキをもう一度使われて結果的にこちらの場に1枚妖エネが得しただけの形になります。
この1枚のエネが大分重要だったりするんですが、レシリザ以外に明確な仮想敵もいなかった為ミミッキュを入れるよりもソルガレオやサーナイトを厚く積んだ方が結果的に勝率が上がるのではと判断して今回は不採用となりました。
・アブソル(あくのはき)
→レシリザのジラーチを生け捕りにする為にどうにかして採用したかったカード。その他ジラーチを採用しているデッキ全般に刺さるので今の環境は入れ得なんじゃないかと思っていました。
ボールが少ない為持ってきにくい点や、どうしても妥協出来る枠を作れなかった為不採用に
本当はミミロップのケアが出来るので、タッグコールとジラーチでまわすミュウミュウを作りたかったのにジラーチを入れると入れ替え札も欲しくなって枠が足りなかったので諦めた経緯があります。なのでジラーチを採用出来なかった悔しさをアブソルで生け捕りにすることで晴らしたかった。
・マツリカ
→初期案には2枚採用していたカード
エネが0枚の盤面からマツリカ+ダブル無色でジャンピングバルーンが即座に使える為強そうだと思っていたんですが、テテフが0枚の為使いたい時に中々使えず不採用になりました。
▼あとがき
解説というよりかは半分以上日記みたいなものになってしまいました。
でも意外好きなんですよね。なにかを書き残したりするの。後々見返した時にあの時はこうだったな〜みたいな楽しみがあるので。
今回のCL東京にあたって千葉周辺の面識あるプレイヤーを集めて練習会を2回開きました。
昨シーズン自分たちが主催していた交流会で知り合った人や、大型大会で知り合った人、知り合いの知り合いだった人とか繋がりは様々でしたがこういうのも良いなって感じました。
自分はチームとかコミュニティに属しているわけではないので、普段デッキを作ったり情報を共有してるのは少数の仲良い身内だけです。モチベーションの高い人たちと練習することで勉強にもなりますし、良い刺激を受けられるのでこういった練習会は今後も継続してやっていきたいなって思っております。良かったらお付き合いくださいね、
昨シーズンからずっと練習しましょう!と話していたmepoさんともやっと練習出来て、一緒に予選完走出来たこともとっても嬉しかったですし何より今回はhiro君が準優勝したことが本当に嬉しくておじさんは目頭が熱くなりました。
hiro君とは2018シーズンのJCS初戦で対戦して知り合ってから大型大会で顔を合わせる度に会話するようになり、不思議な縁があってか住まいが近くなって一緒に練習するようになって。
夏のBBQのあと温泉に浸かりながら昨シーズン大型大会に出れなくて悔しかった分今シーズンは勝ちたいって熱い言葉を聞いていたので本当に本当に嬉しかった、、、
予選最終戦が終わって卓で成績が出るまで待機してる時は上がっててくれーってドキドキしてたし、成績が出ておめでとうって言いに行って彼の頭をわしゃわしゃした時はウルウルしながら喜んでいた姿が印象的で美しかった。ドラマかよ。
たかがカードゲーム。されどカードゲーム。なにかに夢中になれるってこんなにも素敵なことなんだなって27歳になって改めて感じました。
次はシティリーグ。頑張りましょう。
最後まで見て頂きありがとうございました。長文乱文失礼致しました。
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