見出し画像

【アイスランド旅】街歩きinレイキャビク

2024年2月某日
この日は、何も予定を入れず、昼からゆっくりレイキャビクを散策。
天気は晴れ時々曇り。風もなく、気温もそこそこあったので街歩き日和でした。
ぼちぼち、この旅行記を読んでいただければと思います。

「0」は滞在先で、以下の画像のような順で歩きました。
滞在先は「Reykjavik Residence Suites  (レイキャビク・レジデンス・スイート)」でした。(アパートメントタイプで良いホテルだったので、またご紹介しますね!)

Google mapsより

1. 海近くの現代的なコンサートホール:Harpa (ハルパ)


まず、海の方へ歩いて行くと、現代的な建築物がお出迎え。レイキャビク内にはこのような建築物は珍しく、遠くからでも目立っていて、レイキャビクに来た時から気になっていました。この建築物は2011年に完成したコンサートホールとカンファレンスセンターのとのことです。無数のガラス窓が鱗のように見えました。また、ガラスによって透明感があり、空と海の青に馴染むようなファサードが素敵だなと思いました。
2013年に、ミース・ファンデル・ローエ賞を受賞した建築物です。

Harpa(ハルパ)から、海の方を見ると、下の画像のような景色が広がっています。
雪の少ない地域からきた私にとっては、こんな景色を見るのは初めてでした。視界の半分が白で覆われたような感覚。世界最北の首都に来たことを思い知らされました。えらく遠いところまで来てしまったなぁと。

2. 有名なホットドッグ屋:Bæjarins Beztu Pylsur (バイヤリンス・ベストゥ・ピルスル)


少しお腹が空いてきたので、こちらに来ました。1937年に開店してから今も尚行列ができるホットドッグ屋さんです。例に漏れず私が行った時も列ができていましたね(13:00頃だったと思います。)。国民のソウルフードで、アメリカのクリントン元大統領も訪れたとして有名です。

さて、そのお味はというと、、、
ふかふかのパンにラム肉のソーセージ、みじん切りの玉ねぎにフライドオニオン、その上にケチャップとマヨネーズっぽいソース?が乗った、とても美味しいホットドッグでした。(マヨネーズっぽいソースはのちに調べて見ると、ブラウンマスタードとマヨネーズベースのレモラジソースという名前でした。初めて聞いた笑)

私はラム肉が得意ではないのですが、このラム肉ソーセージは臭みがほとんどなく、問題ありませんでした。アイスランドに来た際は挑戦してほしいグルメです。

3. 凍った湖を歩く:Tjörnin (チョルトニン湖)


小腹を満たしたところでTjörnin (チョルトニン湖)にやって来ました。先ほどのホットドッグ屋さんの方からこの湖に向かってくると、最初に出会ったのはこの像。上半身が岩になっているサラリーマン?の像です。奥に広がる湖の手前にずいぶん重々しくシュール。ここへ来て、自分の感情が一瞬帰国しました。旅が終わってほしくない。

2月のチョルトニン湖はほとんど凍っており、歩くことができますよ。滑りそうでヒヤヒヤしました。また、たくさんの鳥が羽休めしていました。かなりの数なので、鳥が苦手な方はやめた方がいいかも。凍っていない場所が少ないから鳥が集中してしまうのかな。

湖周囲を見渡すと、教会やカラフルな屋根の住宅が見え、日本ではお目にかかれない建物、景色に海外に来たことを再認知させられます。

4. 名前が気になるパン屋:BAKA BAKA(バカバカ)


お次は、翌日の朝ごはんを買いにBAKA BAKA(バカバカ)というパン屋さんに来ました。日本人はこの店名に釣られてしまいますね笑。店内はかなり混雑していました。パン屋だけではなくピザ・ワインのバーでもあるようです。クロワッサンを買って退店(翌日美味しくいただきました)。ちなみに、アイスランド語で「BAKA」は「焼く」という意味です。

5. 人気の撮影スポット:Rainbow Street (レインボーストリート)


スーベニアショップなどウインドウショッピングをしながら、レインボーストリートまでやってきました。レインボーに塗られたこの通りを教会をバックに写真を撮る人がたくさんいました。もちろん私も笑。道に虹がかかって、雰囲気が明るくなりますね。

アイスランドは、LGBTの理解や男女平等が進んでいる国として世界的に有名であることから、この道にもそのような意味が付けられているのかな。

6. 街を見渡せる教会:Hallgrímskirkja (ハットルグリムス教会)


レインボーロードを真っ直ぐ進んでいくと、Hallgrímskirkja (ハットルグリムス教会)のお出ましです。佇まいが、レイキャビクの中で圧倒的なランドマークですね。アイスランドの著名な建築家Guðjón Samúelsson (グズヨン・サミュエルソン 1887-1950)による近代建築で、1937年から41年の歳月をかけて1986年に完成したとのことです。街のランドマークって周囲の建物の高さが低いほど効力を持つような気がします。目立ちますからね。

余談ですが、学生時代に他の街から自分の街に帰ってくる時、一つランドマークがあることで「あぁ、帰ってきたな」ていう安心感があったことを思い出しました。宗教建築なのでレイキャビクに住む人にとって、私が思う以上に人々の拠り所としてこの建物は働いていそうですね。

この写真は別日に再度来た時のものです。(ご愛嬌)

有料(大人1名で1,400 ISK)ですが、エレベーターで教会から街並みを見渡せる高さまで行けます。カラフルな屋根が多く見ていて楽しいです。写真を撮るにもいいスポットですよ。改めて海の近さが分かりますね。冬でしたので、屋根に雪が少し積もって、カラフルな屋根の面積が小さく見えますが、夏に訪れるのであれば、もっとカラフルに見えそうですね。あぁ綺麗。

【あとがき】

ここまで読んでいただきありがとうございました。レイキャビクは総じて素敵な街でした。もう一度行きたいと思える場所です。カラフルな街なんですけど、雰囲気は落ち着いていて、穏やかです。今回は、街について書いたので、国の大半を占める自然についても書きたいと思ってます。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?