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テーマパーク流憧れられ頼られる上司|「あこがれの上司は圧倒的にビジョンを語っていた! 」

皆さん、いよいよクリスマスも終わり、2020年も年末になってきましたね!
先週の「ゲストサービス」5話シリーズでは皆さんは、皆さん自身、皆さんの現場にてお役にたてる
内容だったでしょうか?
さて、今週もまた、新たに新連載がスタートします!今回のテーマは、『テーマパーク流憧れられる上司』5話シリーズを年末年始にかけてお話をしていきます!皆さん、この一年、部下を持つ皆さんは自分自身と重ねて見て頂き、部下の皆さんは自分が近い将来、自分だったらこんな上司になりたいというイメージを掴んで頂けると嬉しいです😊

いよいよ年の瀬、この一年の志事(シゴト)を棚卸ししていきましょう!

さて、今回の第一話では、『憧れられる上司は圧倒的にビジョンを語る』について、お話していきます。

この年の瀬になると毎年思い出すのが、私たちテーマパークで働いた事のある方は、カウントダウンパーティーというイベントです。
私たちにとってのお正月が来たー!って感じになるのは、年明け三が日が過ぎたくらいでしょうか?それまでは年末年始にかけて多くのゲストがパークに来園されますので、現場は毎日賑やかなシーズンです。働いている私たちは、年に数回の特に繁忙期な毎日を過ごすわけです。

ちなみに、私たちの時代には、カウントダウン(年越しイベント)のお仕事が終わると、おしるこが全員に振る舞われ、元旦に食べるこのおしるこが、とても美味しく、身体が温まり、『今年もあー、年越せたー!、明けましておめでとうございます!』ってホッコリする瞬間でもあります。(テーマパークで働いたことある人”あるある”ですね笑)

さて、話は戻ります。年末年始の時期は本当に現場は、多くのお客様をおもてなしする為に皆一人一人が一生懸命に働いています。
現場は皆がフル稼働している状態です。

多くのゲストがお祭りなテンションなので、普通の時よりもゲストもこころなしか、テンションが高いですし、お出迎えする私たちもゲストに負けず劣らずテンションMAX、心は冷静に(ゲストが安全、安心して楽しく過ごして頂く為に)対応するわけです。ここがプロのポイントですね!
テンションばかりがMAXになると、お調子者のようになったり、周りが見えなくなって、本来やらねばならないことが疎かになったり、、、、これでは、プロの仕事とは言えません。だからこそ、見えるところでは、テンションMAX!!!ですが、心は冷静に周りを見ながら、適切な判断をしていくのです。まさに、これを感じたのは、テーマパークの現場での上司の姿でした!!
今年の年末も大寒波が到来とニュースが駆け巡ってきますが、テーマパークも屋外施設がほとんどなので、外は場合によっては0度に近くになり、かなり冷え込みます。本当に働く現場としてはかなり過酷な状況になります。そのような中でも、テーマパークで働くスタッフは皆、志高く、ゲストに最高なサービスを提供しよう!!と頑張って働きます。しかし、このような真夜中の極寒の現場でも常に最高なサービスを提供できるは、なぜでしょうか。初詣に皆さんも参拝に行ったことある方もいると思うので、あのような混雑に近い状態です。お客様のテンションはMAX、私たちもその想いに応えようとしますが、、、、、
人は、極限の状況に追い込まれると、一生懸命になり、目の前のことに没頭することがあります。これは悪いわけではないのですが、目の前のことに没頭しずぎると、、、
例えば、このような表現をすると私たちは今まで一度は「あっ!!やってる!!」っていう実感が沸くと思うのですが、、、、私が上司から言われた一言です。。。 「今井、顔が怖いぞ!!!笑 スマイル、スマイル!!!」、、、みたいな状況です。。。皆さんもないでしょうか?もしくは、お客様として体験したことがないでしょうか?一生懸命に対応してくれるのは伝わってくるのですが、ゲスト側からは、この働いている人、「いっぱいいっぱいになってる。。。」とか「なんだか、すごく作業的・・・」とか、単純に「顔が怖い・・・」などなど、、、
一生懸命にやることはOKなことなのですが、自分の世界に入り込んでしまうと、周りが見えなくなります。そうすると、人は一生懸命やるあまり、「真顔」という状態になるのです。。。先ほども言ったとおり、一生懸命にやることは素晴らしいことです。しかしながら、今、私たちはお客様であるゲストに何をしなければならないのか、(ゲストという存在については、バックナンバーで書いていますので、是非ともチェックしてみてくださいね!)を考えさせられることがあります。

この状態は、ゲストに気を遣わせてしまっている状態です。。。これでは本末転倒なわけです。。。

そんな時に、上司がいつもこんなことを言ってくれます。

今井は、今、お客様にどうしたい?どうしたらこの場が最高にゲストがハッピーに笑顔になる?

俺たちが表現したいことってなんだった?

●●●●(ここに入るのは企業の創業者のお名前)だったら、どうするかな?

常に、自分が何かを考える時に、答えを言ってくれるのではなく、私自身に問いを投げかけてくれるのです。まさに、「志」を考えていくという機会です。

その答えが、「常に私たちが理想とする、実現したい姿、またその実現したい姿の途中経過の状態=ビジョン」を引き出してくれます(=事)。

シゴトとは、自らが成し得たい「志」どのように実現していくのか「事」だということを上司から教えて頂いた瞬間です。

冒頭で表記した、シゴト=志事と書いたのには、想いがあったんです。

上司がそのまま答えを言ってしまえば、早いことだと思いますが、一回一回私たち部下に対して、答え(志=私たちはどこへ行くのか)を自分で探し出すというプロセス(機会=事)を与えてくれていました。

これによって、部下本人がしっかりと理解できる状態になり、私たちが何を実現したいのか、「私たちの理想の達成したい過程の姿=Vision」を常に引き出す問いかけを時に厳しく、時に優しく伝えてくれるのです。

本当にその上司は皆から憧れられ、いつか自分もそんな上司になりたい!!と目標にしていたのですが、その上司の今回は伝える内容について皆さんにお話しましたが、、、

これだけではなく、ビジョンを語るだけでは十分ではなかった。そこには決定的にちがう仕草が・・・

上司の仕草にもとても憧れる人に共通したポイントがあったのです。。。。

それは、、、 明日の記事でお伝えしますね! いよいよ、年末です。皆さんは年末はどのように過ごされますか?コロナ渦によってなかなか外出するのも大変ですが、今だからこそ、共にこのような記事を見ながら1年の棚卸はとても有効であると思います。

ピンチをチャンスに変える行動をしていきましょう!今だからこそ、時間をたくさん作れることもあると思います。ちなみに、私は、来年出版させて頂く書籍をこの年末年始に仕上げていきます!また、書籍については次の機会にお話しますね。。。ワクワクが止まりません!!!

皆さんも素敵な年末年始、素敵な時間をお過ごしください。

では、また明日!「ビジョンを語るだけでは十分ではなかった。そこには決定的にちがう仕草が・・・」一緒に学びを深めていきましょう!!!

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