獄中へサポートを送る
獄中のかたの手紙をnoteに連載する活動と、獄中へ本を送る活動をされているプロジェクト。
https://note.com/prisonwriters
以前、このなかのとある記事を読み、運営さんへ、と思いサポートで500円寄付をしたところ、あとで事務局さんからメッセージがあり、「この受刑者さんは初めて知らない方からサポートを受けたんです。きっとすごく喜びます」と…。
該当noteを書いた人に直接寄付金が行くというシステムなことも、サポートをした後で知った。
受刑者さんたちは、外の世界からサポートを受けるという、そういった文化があることも信じられない人が多い。社会的にもともと孤立していたから、知らない人にサポートをする人がいる、ということ自体もびっくりするそうだ。
何の気なしの行動が、受刑者さんに「生まれて初めて自分の書き物で収益(寄付)を得る」という体験をさせてしまったという責任におののきながら、改めて、受刑者たちを取り巻く環境の「つながりの無さ」にもびっくりしてしまった。
わたしと、同じ年の受刑者さん。
とても文章がうまく、字も綺麗で、教養も高そうだ。
獄中へ入ってから、たくさん本を読み、詩を書くようになったそうだ。
少年のときに重い罪を犯したA352さん。向学心があり、美しい言葉を紡ぐから、人生が違えば、環境が違えば、まったく違う今があったのかもしれない。
社会とのつながりを持ち、贖罪の道をすこしずつ歩むことを祈っている。
インターネットを通じて、このような活動にすこしでも賛同できる時代であることに感謝して。
よろしければサポートをお願いします。