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始めたきっかけ

音楽美術書道。高校の選択教科の中で向いているのは音楽でした。中学で吹奏楽部に入部していたこともあったので。

同級生の中では美術を選択している人は少なかったです。選択教科があった日は今日何をやったのか部活の時に話していました。その時に次の美術の課題が切り絵で考えるの難しいと聞いたのがきっかけです。それまで切り絵とはどういうものなのか知らなかったので家に帰って早速調べました。

切り絵は白い紙に絵を描きます。そこでポイントとなるのが線が切れないこと。繋がっていることです。何も描いていない部分は切り抜くところ描いた部分は残すところ。これが構図を考えている上で1番頭を悩ますところでもあります。切っている最中に誤って、切らなくていい所を切ってしまったらまた1からやり直しになってしまいます(下絵のコピーをしていればまた描かずには済みます)

細い線と太い線のバランスで構成されていて少しの力を入れてしまえば千切れてしまうのでとても繊細な芸術作品だなと感じました。

早速道具を揃え初めてみましたが上手くいかず、当時は2回程してやめました。再びやろうと思ったのは専門学校に通ってる時でした。その時の自分の趣味は音楽鑑賞もしくは読書ぐらいしかなくそこでふと切り絵をやろうと思いました。初心にかえり下絵の描き方から勉強し直して作っていきました。最初の方はネットである構図を模写して切っていたのですが、それではいけないのではないかと思い次第に自分で構図を考え切るようになりました。たまに友達から写真が送られてきてこれを切り絵でやってほしいとリクエストをくれたりなどありましたね。

元々絵は得意な方ではありませんでしたがそこは気合いで描いていました。構図によっては細かい部分を多くしてみたり大胆に何も描かなかったりと試行錯誤の連続です。いざ切るとなれば何でこんなに細かいの描いたんだろと思っていました(笑)切り始めていると自然と集中していきいつの間にか2時間経っていたりなどしていました。集中力も鍛えられるんだと知り嬉しくなった思い出。

とまぁこんな感じで始めたきっかけになります。写真の孔雀の切り絵は3年前に作った物です。手の平より一回り大きいぐらいのサイズになります。これは自分で撮った写真を見ながら下絵を描いてました、顔がとても難しかったですね。

難しいけれどもやり始めたら楽しいので皆様も初めてみてはいかがでしょうか。

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