第5話 干し芋持って誰かのおうちへ〜教えてください!出稼ぎストーリー編
半年は雪のなかの十日町。
この雪国のくらしのなかには、誰かのおうちに「お茶」しに行きあう文化があります。
「お土産」ということばが、「土から産まれる」と書くように、
土が産んだものが、ひとからひとへ渡り、雪の日に幸せを運びます。
小さな山の集落からお届けするこの干し芋が、「お茶のみ」の口実となり、そんなやさしい文化が続き、冬を越すひとたちの心をあたためますように。
改めて、私たちの「ほしいも」に向き合ってきた、この特集。
今回は干し芋もって、誰かのおうちへ。
お話