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メンバーの得意を伸ばす、だけでいいか?

「わたし・みらい・創造センター(企業教育総合研究所)」組織開発コンサルタント・研修講師の安達です。

先日、人事評価研修に参加いただいたマネージャー方から、以下のご質問をいただきました。

メンバーが得意なことを伸ばすか、苦手なこともある程度担ってもらうようにするか、判断に悩むことがあります…。

皆さまの会社でも同じような悩みはありませんか? 今回はこのご質問にお答えしていきます。

人は自分の力が伸びると楽しい

人は誰でも自分の力が伸びると楽しいと感じます。得意か苦手かは関係ありません。

得意なことの方が取り組みやすい一方で、苦手なことの中に、じつは眠っている力がある可能性もあります。

したがって、苦手なことからでもモチベーションを得るのは可能です。

メンバーの力を伸ばすために必要なこと

力を伸ばすには、その人自身が力を伸ばしたいと思っていることが大切です。伸ばすには力を使い込む必要がありますが、本人に強い想いがないと続きません。

そんな中でマネージャーとしては、チャレンジする機会を与えるという関わり方があります。チャンスの与え方を工夫することで、モチベーションを上げることもできるでしょう。

若手が苦手に取り組むべき理由

今後のキャリアがまだ明確でない若手の場合、苦手な領域の克服も視野に入れて話すほうがいいでしょう。その方の未来に寄与する可能性が高まるからです。

メンバーの育成はチームのためである以前に、その人個人のためのものです。

あなたがしようとしている判断はメンバーの近い未来と遠い将来のどちらを考えてのものなのか。一歩下がって考えてみると、今すべき助言の内容が見えてきます。

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この記事を書いた人

安達 (3)


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