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中学受験するか否か 家庭教育の大切さ

昨日我が家の小学三年生の長男が校門付近で配られていた塾の案内のチラシを持ち帰りました。

地域によって受験をする率は随分変わると思うのですが、我が家の住んでいる地域は受験をする子が少し多めだと思います。そして学校でもその差があるのですが息子が通う学校は毎年クラスの半分ほどが受験するようです。隣の学校は2割くらいだそう😳

我が家は「子供が受験したいと言ったら応援しよう」と基本は考えています。「ただいまー!遊びに行ってきまーす!」というような息子なので、思いっきりまだ遊ぶ時間も大事かなとも。仲の良いお友達はちらほら入塾テストを受けたりしてるので、もしかしたら行きたいと言う時がくるのかな?ないかな?

そういえば去年「わが子を伸ばす教育環境を整える」というセミナーにお友達に誘われて参加してきました。まず、受験の有無も大事だけど、家庭教育をないがしろにしていないか?というもの。

登壇されていたのは
おおたとしまささん(教育ジャーナリスト)
矢萩邦彦さん(実践教育ジャーナリスト)
安浪京子さん(中学受験カウンセラー)

そこで紹介されていた代表的な教育の話がおもしろくて、我が家はどんなものがいいのかな?と考えました。

7個簡単に特徴を記してみます。どの教育に興味がありますか?当日聞きながら急いで書いた一言メモをそれぞれの箇所に書いておきます。

【モンテッソーリ教育】(メモ 子供自ら)
(理念 )
自立/有能/責任感/ 思いやり スローガン 生涯学び続ける姿勢を持つ人間を育てる
(特徴)
子どもの「自己教育力」に基づいて 「敏感期」に応じた「おしごと」を選択し 集中現象を生じさせる。 教えるのではなく、環境を整える。

【シュタイナー教育】(メモ ヨガ)
(理念)
自由への教育。外部に影響されず、自分で スローガン考え、感じ、意思と行動を結びつける。
(特徴)
「7年周期」成長説。7~14歳は心、14~21歳 は思考を育て、自己判断力は10代後半から。 人間を4つの気質に分類。 教育そのものが芸術。科学万能主義

【レッジョ・エミリア教育】(メモ 自然の中で子どもが発想)
(理念 スローガン)
子どもは100の言葉を持っている。
(特徴)
未就学児に特化。 多彩な設備を備えた空間で自由に探究活動 させる。教師は様子を記録し、教育専門家、 芸術専門家、保護者と意見交換し、さに発 展させていく。 教師の力量次第の創発的カリキュラム。

【ドルトンプラン教育】(メモ 公文式 受験に強い)
(理念 スローガン)
学校は生徒を鋳型にはめてはならない。 自分の考えを持てる自由な環境を整え、 学習上の課題に立ち向かう力をつける。
(特徴)
「自由」「協同」の2大原理。 3本の教育実践柱 ハウス(ホームルーム) →アサインメント(生徒と教師の契約) →ラボラトリー(強化専門教室) 時間割の廃止。

【サドベリー教育】(メモ 子供に強制しない)
(理念 スローガン)
「自己動機/自己管理/自己批判」に基づき、 そのための教育環境を提供する
(特徴)
子どもへの強制が一切なく、勉強への誘導 もなし。卒業タイミングも自己決定。 学校運営のすべての決定に子どもが関わ る、民主主義の学校。 優等生は社会の犠牲者。

【フレネ教育】(メモ 反モンテッソーリ)
(理念 )
自分が役立ち、自分に役立つ スローガン 理性的共同体の内部で 自己の人格を最大限に発展させる
(特徴)
教育に「ベスト」「正解」はない。 各々の「学習計画表」に従う個別学習を進める。 共同体意識と奉仕活動を重んじる。 学校は「成熟した市民」を育成する場。

【イエナプラン教育】(メモ 探求の時間に力を入れる)
(理念 スローガン)
子どもの主体性の尊重、異なる他者の需要 学校共用体。
(特徴)
「子ども×社会×学校」の理想について 20の原則を共有。 学校は「生と学びの場」。異年齢学級と4つの 基本活動の循環。 ブロックアワー(自立学習方式) 探究的対話的なワールドオリエンテーション

それぞれの特徴を聞いて私が凄くいいなと思ったのが「レッジョ・エミリア教育」でした。

未就学児における教育で、例えば明るい部屋と暗い部屋を用意して、明るい部屋では実験や作品作りができるようにアトリエリスタによって素材や器具が準備されている。水が入ったグラスや鏡で光の入り方を楽しんだり、綺麗な色彩豊富なものをみることができたり。

暗い部屋では主に光の特性を学ぶ暗い部屋では子どもたちは光と影と戯れることができる。

芸術専門家がアトリエの準備をするというのも良くて、私も小さいときにこんな体験がしたかったなと思いました。

そして保護者の参加が一番多そうなのもこの教育の特徴でした。

もともと私は支援学校で美術の教員をしていました。
そして今は未就園児の保育スタッフをしていて日頃から家庭教育について考える機会も多いです。正解がない時代に必要な力を育てるために、最適な教育環境を息子たちにも整えてあげたいです。

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