趣味の音楽紹介#3『The windmills of your mind』
みなさま、こんにちは。
今回は『The windmills of your mind』を紹介いたします。
この曲には『風のささやき』という、美しい邦題がついています。
歌の内容ですが、走馬灯のように駆け回り去ってゆく物事を色々なものに例え、「なぜ?」「なに?」と疑問を投げかけています。
そして後半、終わってしまった事に対する哀しみを表すような次の歌詞が出てきます。
When you knew that it was over
you were suddenly aware
that the autumn leaves were turning to the color of his/her hair*
(*アーティストによって、性別が変わります。ハリソンはherで歌っています。)
「すべてが終わったと悟ったとき、
あなたは突然、気づくでしょう
秋の木の葉が彼/彼女の髪色に変化していることに。」
この部分、すごく沁みるんです。そんな年頃なんです、私(笑)。
この曲は映画『The Thomas Crown Affair(日本語タイトルは『華麗なる賭け』)』(1968年)のために作られました。
作曲はミシェル・ルグラン、英語の歌詞はアラン・バーグマンとマリリン・バーグマン、後に作られたフランス語の歌詞はエディ・マルネが担当しています。マルネはかなり忠実にフランス語訳をしていますが、やはり英語とは違う部分があります。
オリジナルの歌唱はノエル・ハリソンです。
1999年に映画がリメイクされた際は、スティングが歌っています。
カバーの中からは、まず、バーブラ・ストライサンドをご堪能ください。
続いては、アビー・リンカーンをお楽しみくださいませ。
ラストは、作曲家ミシェル・ルグランがフランス語の歌詞で自ら弾き語りをしている動画です。
いかがでしたでしょうか?
変わりゆく季節を感じながら聴くのにピッタリな曲だと思います。
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最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
また次回の記事でお会いできたら嬉しいです。
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