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銅は結構大事

食事をする時、「鉄分摂らなきゃ」とか「ビタミンが不足しているなあ」と思うことはあっても、「最近銅を摂ってないなあ」なんて思うことはないですよね。

銅は日常の食事で、知らないうちに必要量摂取できており、また摂り過ぎても排泄されるので気にされることは殆どありません。(サプリメントなどでの摂取は摂りすぎの危険性があり、その際は身体への影響が出ますので要注意です)

そんな銅ですが、どのような働きをしてくれるのでしょうか。

銅の役割
①貧血予防効果
鉄の吸収を促進します。鉄を十分に摂っていても、銅がないとヘモグロビンが生成できないので貧血になってしまいます。

②活性酸素の除去
活性酸素は血液や血管、細胞を酸化させ、その結果血管が劣化し動脈硬化を誘発するのですが、銅は活性酸素を除去する酵素の成分となり、活性酸素の除去に一役買っています。

③メラニン色素の生成
メラニン色素を生成する成分の一つ。銅が不足すると、髪や皮膚の色に影響が出る(白髪など)。

銅を含む食品
日常の食事で不足することはなく、吸収率も高いミネラルですが、多く含む食品を挙げておきます。

牛レバー
ほたるいか
いいだこ
豚レバー
カシューナッツ
くるみ
納豆
アーモンド
いりごま

動物性の食品の方が多く含まれているのが特徴です。植物性だとナッツ類や豆類に豊富に含まれます。

まとめ
体内で重要な役割を果たす銅ですが、摂取不足になることが殆ど無いので、「銅が足りていないので〇〇を食べよう」という感じで話題に上らないのだと思います。
摂取不足になることが殆ど無いと言っても、極端に偏食だと不足する可能性がありますので(葉物野菜ばかり食べているとか)、食事が偏っているなと感じる時は食事内容を見直してみて下さい。



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