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自己紹介です。part6

さて前回、残念ながら、3社目の会社を去ることとなった私ですが、また転職活動の日々となります。また同じ轍を踏みかね無いのですが、どうしても建設不動産業界の求人に目がいきます。やはり休職中は生活のこともあり、焦りから、腰を据えてじっくり活動をするということが難しいんですよね。
そしてその結果、今回は私の地元で建設、不動産業を営む会社に営業職として就職することとなります。
この時、31才です。結局この会社には4年間程在籍することとなります。
この会社はメイン事業が、注文住宅、建売住宅の販売でありプラス不動産の売買仲介という感じでした。前社とは違い、エンドユーザーと直接商談を行う営業職です。この頃には、今までの経験知識を背景に、随分お客さんとも自信を持って話し、商談を進めることが出来るようになったと思います。元々、お金のために、貪欲にガツガツ頑張るというタイプではない私ですが、この会社では毎月営業成績に応じて、報奨金が出ましたので、そんな私でも、自分のやったことが、目に見える形で評価されるということは、やはり嬉しいことではありました。
そこそこ充実した日々を送っていましたが、入社数年後、雲行きが怪しくなります、、、そして社会人人生初めての経験をします。
それは、会社自体の経営状況が悪くなり、私自身が人員整理の対象となったのです。(泣)。
ではなぜ、この会社の経営が傾くに至ったかなんですけど、業種的に仕方がないことなのですが、建売住宅用地の仕入れ、建売住宅建設資金調達のために、銀行から融資を受けます。予定通り順調に売れれば良いのですが、中々売れて行きません。また未だ売れていないのに、他の用地も銀行融資により、仕入れます。また中々売れません。こうなってくると、売上利益が上がりませんので、運転資金も乏しくなっていきます。また既存のモノを売らない限り、次の用地を仕入れるための資金または運転資金を銀行は中々融資してくれません。これでどんどん苦しくなっていくという状況に陥ります。同業他社でもこのケースで破綻していく会社は多いと思いますが、この会社もそうだったように思います。
こういった状況の中、会社を存続させるため、人員整理の対象になった人間の一人が私だったということです。元々抜群の営業成績を上げていないのは自覚していましたし、リストラ候補に挙がるのも、仕方がないことかもしれません。またなにより、私の在籍時末期になると、今月の給料をちゃんと支払って貰えるのか?というような、心配をしなければならないような状況にもなり、実際給料が遅延したこともありましたので、遅かれ早かれ、嫌でも会社を辞めなければならない事態が訪れることは、予想出来ましたので、丁度良い機会とこのリストラを受け入れ、退職することとしました。
そもそもリストラ対象者になること自体、それ相応の評価の人間と考えると不名誉ことかも知れませんが、この頃の私は、転職回数も重ね、面接試験などの転職活動も慣れたものとなり、変に余裕もありかつ、自分自身の知識経験も蓄積され、少し自分にも自信が持ててきましたので、このリストラも全く抵抗すること無く受け入れたのでした。そして、4年ぶり4回目の転職活動へと戻ります。
慣れたものとは言え、やはり転職活動は苦痛です。特にハローワークに行ったりすると、あくまで個人の感想ですが、負のオーラが凄く、行くだけで気が滅入ります。そんな日々を送っていた私ですが、そんな私に手を差し伸べる人間が現れます!
次回 part7へ続きます。

さてここからは、前回同様、私が今までの経験上、言えることを書きます。前回のお話同様、実際入社してみないと解らないことかもしれませんが、中小零細においては、どうしても経営者が独善的な人間が多くなる傾向にあり、自分の意に沿わない人間はその能力問わず、排除しようと考えます。
この手のタイプかどうかを見分けるポイントとして、一つの傾向があるように思います。それは会社規模に比して女性事務員さんがやたら多い会社です。男尊女卑などでは無く、イメージとしては、どちらかと言うと、女性の方が男性よりも柔和で、時に力強く経営者に反抗したり歯向かったりという確率は男性よりも低いと思います。中でも事務員さんとなると、経営者と意見がぶつかるなどの場面も多くはないはずなので、独裁経営者自身にとっては、自分の言うことをほとんど「ハイ」と聞いてくれる、気分を常に良くしてくれる存在なのです。ですので、無駄に人数を置きたがります。
経験上、こういう経営者の会社はお薦めしません。これは小規模の会社であれば、面接時に観察すれば、ある程度解ることかもしれませんので、参考にして頂ければと思います。

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