八潮市における道路陥没事故について

令和7年1月28日(火)午前10時頃に発生した八潮市の道路陥没事故について、ドライバーの方の救助に向けて国土交通省、埼玉県中川河川事務所、八潮市役所等、関係各所と連携を密にしております。報道にあるように現場の特性等もあり現場は難航を極めているところですが、国土交通省は、本省及び関東地方整備局から埼玉県庁へリエゾン派遣、救助作業のための汚水の緊急放流やバキューム車による輸送に対する支援(排水ポンプ車派遣、助言等)、国土交通省国土技術政策総合研究所及び国立研究開発法人土木研究所から現地へ専門家派遣、埼玉県が開催した「復旧工法検討に関する有識者委員会」へ国土交通省からも参加する等取組をしているところです。
また、国土交通省は、人命救助に向けた陥没内部の土砂撤去と応急復旧のため、土木業者にて作業用重機のアクセスするスロープを2月1日までに整備完了し、重機によるガレキの撤去及びスロープの拡幅を実施中であり、陥没箇所やスロープの安定のため、薬液注入を実施しています。人命救助を最優先して道路陥没現場への汚水の流量を極力減らすため、新方川に流入する用水路に向けて緊急放流を実施しています。春日部中継ポンプ場で、地方整備局の排水ポンプ車により近傍の用水路に排水。用水路から新方川を経由して中川に流入。放流した汚水の希釈のため、1月31日から埼玉県企業局が新方川に流入する別の水路に水道水を注水しています。さらに、2月1日に塩素消毒の効果的な実施のため、塩素混和用水槽を設置しています。

※最新の状況は、国交省関東地方整備局のホームページも情報提供がされておりますのでご覧ください

いいなと思ったら応援しよう!