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気になったら、とりあえず「買い」である

本を選ぶ基準というものは、本当に人それぞれであると思います。

読書家が書く書評や、書籍は売れ続けているのは何故でしょう??
たくさん「読んでいる」という信頼から、きっとこの人が選ぶ本なら面白いだろうと思わせてしまいます。

しかし、どんな人が紹介する本であっても、人が紹介しているのですから、その人の興味や趣味嗜好が入ってきます。自分とは合わないかもしれないことだって起こるかもしれない。

自分がこれから読もうと思う時には誰だって、「ハズレだったな」なんて思いたくないもの。
叶うのであれば、良書だった!と言える本だけを読んでいきたいですよね。
(個人的な見解では、悪書も読まないと良書の価値は分からないものです)

じゃあ、どう思える本であれば、「買い」なのか?

この問いに対して、単純明快な答えを提示したいと思います。

それは………

あなたが「気になった」本です。

え???とそんな声が聞こえてきそうです。
では理由も併せて説明しますね。

みなさんは「気になる」というのは何故起こることなのか。想像がつきますか??なんとな~~~くでいいのです。
ぼんやりと思い浮かべてみてください。

例えばですが、好きな異性であれば、
・かわいいから ・好みの容姿 
・親切にしてくれた

など、いくつか好きな理由はありますよね。

しかし、「気になる」レベルだとどうでしょう??

容姿かもしれないし、雰囲気かもしれない。はたまた、過去の初恋の人に少し似てるような気がして…など、ぼんやりしているものです。

告白する!と今すぐ決断するわけではないけれど、なんとなく「気になる」。ここに、本に対して当てはめると「気になる」理由が浮かび上がってくるのです。

気になる人が毎回同じような雰囲気の人であるように、本もまた、「気になってしまうジャンル」が存在します。

恋愛で 今すぐあなたもモテる!であれば、好きな異性に振り向いてもらうよりも、とりあえずモテたいという気持ちがある。
これでスピーチの達人になる!という本が気になるのであれば、話し方やプレゼンにコンプレックスを抱いているのかもしれません。
「苦手なことを解消したい」と意識して本を探すのであれば、きっと悩む間もなく次の瞬間には買っていることでしょう。

しかし、今回議論したいのは「気になるけど買ってはいない本」について。

なぜ気になるのか

それは、意識的にであれ無意識にであれ、
そこに「あなたが解消したい、知りたい欲求」があるからです。

そうであれば、本について買うかどうか?と悩んだ時。

あなたがこれから先
読んでおけばよかった!と後悔する日々を送るよりも、読もうかな…と一週間悩むよりも、
今「買う」。

もしハズレだなと思ったのであれば、ブックオフに売ればいいのです。

今回のテーマは「気になる本は買い」というお話をしましたが、あなたはどうでしょうか?

気になる本を全て買うと散財しまくることになり大変ですが(それでも買って損はなかったと振り返っても思います)、なぜ気になるのかという疑問から自分を知るために買って読むという選択肢もありだと思うのです。

「気になる」には、必ず理由がある。

その理由を解き明かすのは、
気になった本を買って読むことでしか、できないことでもあるのです。

サポートありがとうございます! いただきましたものは全て、読者様へ紹介する書籍へ使わせていただきます! これからも、読んでいただけますと嬉しいです。