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男性の産後うつってなに?あなたの助産ケアをもっと深める!周産期こころのケアセミナーをご紹介

みなさん、こんにちは。
says運営事務局の坂東です。

みなさんは普段の妊娠期、分娩期、産褥期のケアをしていて、このようなことを思ったことはありませんか?

・産後うつのリスクのある方を精神科に繋げたけど、自分の対応が良かったのかモヤモヤしている
・産後だけでなく妊娠期のメンタル不調にもどう対応したらよいか学びたい
・最近よく聞く男性産後うつについても学びを深めたい
・妊娠期からできるメンタルケアはあるのだろうか
・精神疾患を合併している産婦さんへの声掛けに悩んでいる

そして、最近よく耳にする「男性の産後うつ」。
男性は産んでないんだから「産後うつ」じゃなくて「育児うつ」でしょ!
そんな声もありますね。

母親と父親では産前産後のホルモンの変化や産前産後における役割の違いを踏まえたメンタルヘルス不調に至るまでの過程が異なるので、女性と同じ発症原因や過程をたどるわけではありません。

では一体「産後うつ」とはどのようなものなのでしょうか?

1.産後うつとは?

母親の産後うつでは、みなさんご存じの通り「エジンバラ産後うつ病質問票」で状態を把握し、医師による診断をもって、周産期に発症するうつ病として治療を開始しますね。

では、父親の場合はどうでしょうか?

実は、2005年に「父親の産後うつが重要な健康課題になり得る」という研究結果が出ているにもかかわらず、父親の産後うつの評価方法はまだ確立されていないのが現状です。

また、昨今男性の育休取得が取り沙汰されていますが、実は男性が育休を取得すること自体より大切なことがあります。

産後のことは産後に対応すると思いがちですが、妊娠中からできることがあるものの、実際に行なえていない方もいらっしゃるのではないでしょうか?

また、学生中から臨床に至るまで、ママに対してのケアは十分であったとしても、パパへのケア方法については、よく知らない…という方も多いと思います。

それもそのはず。
そもそも、周産期のメンタルヘルスに特化した機関が日本にはなかったのです!

そのため、特に父親に関しては、ケアが必要にも関わらず、宙に浮いた状況が起こってしまっていました。

しかし近年、女性の産後うつや男性の育児参画によるうつ病罹患などの課題から、周産期のメンタルヘルスがとても重要になってきています。

そのような状況の中、日本で初めて、周産期メンタルヘルスに特化した大学講座「周産期のこころの医学講座」が創設されました!
また、信州大学医学部附属病院に「周産期の父親の外来」が新たに開設され、父親支援も充実させています。

今回、助産師のみなさんが行なっている周産期メンタルケアをもっとよりよくするために、周産期メンタルケアのセミナーを受講してみませんか?

2.あなたのメンタルケアの知見を広める!

今回ご紹介するセミナーは、先程ご紹介した「周産期のこころの医学講座」を創設された村上寛先生をお招きしたセミナーとなります。

産後2週間健診や1か月健診で「エジンバラ産後うつ病質問票」を書いてもらっても、なぜ産後うつのすり抜けが起こるのか、みなさんはご存じでしょうか?

また、質問票でわからない、産後うつのハイリスク患者の見分け方などを解説していただきます!

どんなことを学べるの?

セミナーの講義で学べることはこれらの内容です。

  • 妊産婦さんの産後うつについて

    • 産後うつとは

    • 産後うつのリスク

    • エジンバラ産後うつ病質問票

    • 「何かおかしい」状況

    • 妊産婦の自殺

    • 産後うつ病の治療 など

  • 父親の産後うつについて

    • 父親の産後うつについて

    • 育休を取得することよりも大切なこと

  • 「痛みとは?」

    • 2種類の痛み

    • 産後うつの3大リスク

また、事例ディスカッションを通して、意見交換をしながら、助産師のケア・対応について、考えを深めていきます。

3.セミナーの詳細

▶日時
2024年12月10日(火)13:00~14:30

▶︎開催方法
オンライン(ZOOM利用)

▶対象者
・助産師
・産業保健に興味のある看護職、一般職の方

▶内容・スケジュール

  1. 周産期のメンタルヘルスの基本的な知識

  2. 治療基本戦略と地域との連携

  3. 周産期のこころの外来の対応-父親の外来も含めて-

  4. ディスカッション

※当日内容について多少の変更の可能性があります

▶︎定員
50名

▶︎当日参加が難しい場合の録画配信
あり(当日から2週間限定配信)

▶︎参加費
says private communityメンバー:無料
非会員助産師:3500円(税別)
非会員看護職または一般の方:5000円(税別)

▶お申し込みはこちらから

※この講座は、says取得者だけが無償で受講可能の、says private community内で限定公開しているブラッシュアップセミナーを特別に公開した講座となります。

助産師向けリスキリング「License says」が気になるけれど、雰囲気など知りたい、どんなことを学べるのか知りたい、、、そんな方にもお楽しみいただける講座です。

気になる方は、ぜひこの機会にsays private communityの雰囲気を経験してみてください!

スピーカープロフィール

名前:村上 寛先生
所属:信州大学医学部 周産期のこころの医学講座

医師。
信州大学医学部内に日本で初めての周産期メンタルヘルスに特化した大学講座「周産期のこころの医学講座」を創設。
信州大学医学部附属病院「周産期のこころの外来」・「周産期の父親の外来」にて妊産婦さんや父親のメンタルヘルスサポートや産後うつ病の治療を行っている。
また日本各地で周産期メンタルヘルスや母子保健に関する講演会・研修会を開催している。
晶文社出版『さよなら、産後うつ』著者。

License says第5期生募集

助産師としての新たなキャリアや自分の可能性を見出すために、「License says」を受講してみませんか?

①合計70コマ以上の研修を受けられる!

saysをお申し込みいただき、ライセンス取得後には、1年10回のブラッシュアップセミナーを3年間受けられます。

受講時から継続して勉強できる環境が整っているのがLicense saysのポイント!

オンデマンド講座8講座36レッスン
  +
オンラインリアル講座12回
  +
License says取得後のブラッシュアップセミナー
 10回/年×3年間

②今期より分割支払い可能に!

第4期募集までは、銀行振込またはクレジットカード支払いで、一括払いのみとさせていただいていました。
ですがこの度、第5期からは、2回分割払い・4回分割払いも可能になりました。

そのため、定価20万円のところ、一括払いの方限定で1万円OFFとさせていただきます!

分割払いの場合には1万円offは適応されませんのでご注意ください。
※2分割払い手数料2000円(100,000円+tax+1,000円)×2回
※4分割払い手数料4000円(50,000円+tax+1,000円)×4回

③申し込みに悩んだら、無料相談がオススメ

「私が参加してもいいのかな…」
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License says事務局の助産師スタッフがご対応させていただきます。
あなたの今抱えているお気持ちやお悩みをぜひお聞かせくださいね!

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