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【withE通信:Halloween 🎃 】

 日に日に寒さが増し、いよいよ冬服の出番でしょうか。寒さに弱い私は、一足お先に手袋を使い始めました…(笑)皆さんも寒さ対策をしっかりとしてくださいね!
さて、明後日10/31はハロウィンです!ハロウィンと言えば、カボチャにお菓子に仮装…といろいろなイメージがありますね。今回は英語の視点からハロウィンを考えてみましょう!

〈お菓子くれなきゃいたずらしちゃうぞ!〉
 ハロウィンと言えばこの言葉。” Trick or Treat ! ” (お菓子くれなきゃいたずらしちゃうぞ!)ですよね。でも、この英語を直訳すると、「いたずらかご馳走(お菓子)か!」ですね。そもそもTreatという単語は「扱う」という意味の動詞で使われることが多いですが、“ Treat ○○ to ~ ”という形で「○○に~をご馳走する」という意味があります。
 また、この言葉の訳で最も重要になってくるのが “or”の訳し方です。実は” 命令文+or~ ”で「…しなさい、さもないと~」という意味を表すんです!例えば、” Take a taxi , or you will miss the train. ”という文は、「タクシーに乗りなさい、さもないと電車に乗り遅れますよ」という訳になります。つまり、この” Trick or Treat ! ”という言葉は省略された文で、語を補うと“ Treat me , or we will trick you ! ”となるわけです。

〈カボチャ〉
 さて、ハロウィンと言えばもう一つ、カボチャ🎃を想像しませんか?このカボチャを英語で言うと…? そうです、パンプキン“Pumpkin”ですね!もう一つ、カボチャを意味する英語があるのを知っていますか?それは、スクワッシュ”Squash”です。この2つ、実は大きな違いがあるんです。
 まず、皆さんがよく知るパンプキン“Pumpkin”は、私たちがよく食べているカボチャのことではありません。パンプキン“Pumpkin”は、ハロウィンでよく見かけるオレンジ色のかぼちゃだけを意味します。私達が食べている外側が緑色のカボチャのことをスクワッシュ”Squash”と言います。
 ちなみに、「カボチャ」はポルトガル語です。16世紀にポルトガルの船が九州にやってきた際に、「カンボジア」がなまって「カボチャ」になったと言われています。確かに少し似ていますね🤣

 いかがでしたか?日本で当たり前になってきているイベントを、ある教科の視点から眺めてみると、新たな発見がありますね。ハロウィンの祝い方は国によっても違いがあるそうなので、ぜひ調べてみてくださいね!

作:わさび(国語・英語担当)


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