インスタントラーメンは、贅沢品
インスタント食品はかなり痒くなる
さあ、今日は何を食べよう。
昼ごはんは何にしよう。今からスーパーに行って、ご飯を炊いて、その間に風呂を沸かして、洗濯物をたたんで、おかずを作って…。
ああめんどくさい!
やっぱりインスタントラーメンにしよう。
きっと、今一人暮らししながら読んでいたあなたは、ついつい楽をすべくインスタント食品に手を出そうとしていないだろうか?
インスタントラーメンは僕も大好きな食べ物の一つだ。
最近では、麺も本格的なものに近づけてあるからインスタントラーメンっぽくなくなった。昔から売られているチキンラーメンや出前一丁も本当に美味しくて、下手なラーメン屋なんて行きたくなくなるほどに美味く作ることが出来る。
だけど、これは僕の体験談に過ぎないが
必ずアトピーが悪化する。
アトピーの調子って毎日違うのだが、極めて良いときに食べても急速に悪化してしまう。僕の場合は、顔がとにかく痒くなるのだ。
インスタントラーメンが悪い理由
~油を理由に考える~
少し前のこと。インスタントラーメンの開発者が主人公っていうNHKのドラマは覚えているだろうか?いわゆる「朝ドラ」っていう枠で放送されていたが、あのドラマの中でインスタント麺を開発するシーンがあった。
あの開発者は、麺を油で揚げてインスタント麺にしていたが、あの油はどうやら「植物油」を一般的には使うらしい。
少し前の記事で
オメガ3系脂肪酸は炎症をやわらげ、オメガ6系脂肪酸は炎症反応を起こす
という油に関する記事を書いたが、つまりは、インスタント麺というのは
植物油=オメガ6系脂肪酸
を多く含んでいる。というか、麺全体がたくさんの植物油を吸っているからインスタント麺が良くないのだと思う。だから、試したことはないので、一度やってみてほしいが、インスタント麺を一旦茹でて、お湯をざるで切った後に洗ってみたら少しはましになるかもしれない。しかし、冷やしラーメンでもない限りは、いったん熱々の麺を冷ますのは、もったいない気がする。
なので、まずは
①植物油の影響
が悪化要因の1点目と考える。
インスタントラーメンが悪い理由 ~血糖上昇を理由に考える~
インスタント麺は、小麦粉が主成分であり、すなわち糖質だ。
以前、糖質がアトピーを悪化させると書いた。糖質を過剰に摂取してしまうと、急激に血糖を上昇させ、その血糖を下げようと体内で大量のインスリンが分泌され血糖が低下する。そして、血糖値が低下すると再び血糖を上げるべく、「コルチゾール=副腎皮質ホルモン」が多く分泌される。
このコルチゾールは、炎症反応を強力に抑える作用があるため、それを化学的に構造変化させたものが「ステロイド剤」として使われている。
つまり、今のをまとめると(この流れはめちゃくちゃ大事!!)
糖質をたくさん摂る
↓
血糖値が上がるため、インスリンで血糖値下げる
↓
血糖値をコルチゾール(ステロイド)で上げようとする
↓
ステロイドを大幅に消費する
↓
炎症反応が起きる
↓
ステロイドを塗って炎症反応を抑える
ということをしなくてはならなくなるのだ。
つまり、この「糖質をたくさん摂る」をやめてしまえば、この悪い流れは起きないことになる。
②糖質の影響
が悪化要因の2点目と考える。
インスタント麺は、たまの1回に。出来れば避けよう
僕なりには、以上の2点がインスタント麺がアトピーにいけない理由だと思う。
ただし、最初にも言ったようにインスタントラーメンは非常に美味しく作られている。あの技術は本当に凄いと思う。ラーメンに限らず、焼きそばやうどん、そばのインスタント麺も美味しすぎる。しかも、3~5分であの美味さが実現するのは、魅力以外に無いと思う。
しかしながら、やはりアトピーの方は避けるべきだと思うし、たまの1回だけ悪化を覚悟して食べたほうが良いと思う。その際には、麺を茹でた後で一度洗ってみるなどのことを実践してみるといつもよりかは悪化を防止できるかもしれない。