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逃げるって賢くないか?ー緊急続編ー

昨日、俳優として活躍されていた三浦春馬さんが亡くなられた。30歳の若さだった。
彼が自宅クローゼット内で首をつっているのを関係者が発見し、おそらく自殺とみられている。
三浦春馬さんのご冥福をお祈りいたします。

■三浦春馬さんのニュースを受けて

人生。正直、嫌なことも楽しいこともあるけど、嫌なことが気になると急に楽しいこともなんか中途半端になるのって損した気がするんですよね。嫌なことを気にしないで生きれる人って本当に羨ましい。

三浦さんのニュースは多くの方に衝撃を与えたに違いない。なんせ、まだ彼は30歳だ。

このニュースを受けてやはり「逃げるって賢くないか」って思ってしまった。

我慢は大事だけど、我慢できる範囲は各々違う。自分の経験から我慢出来たからと我慢を相手に強いると、我慢のキャパを越えたその人はある時「ポキッと」何かが折れてしまう。

僕が最初に、このニュースを見たときに、

あれほど成功した俳優さんがなぜ?

って思ったが、有名になったがゆえに辛い何かがあったのかもしれない。

■精神面の「ガン細胞」をいかに取り除けるか

僕は、この自殺に至るメンタル面は目に見えない「ガン細胞」的なものと考えている。

人間、悩みもなく普通に生活していた人が

「よし、今から死のう!」

って急には自殺しない。必ずと言っていいほど、過去ずっと悩み続け、やがてその悩みが増強し、自殺する。だから、死にたいと思ってから自殺するまでは時間がある程度ある。

この「ガン細胞」が出来たら危険だ。ガン細胞は、悩みや不安を栄養にどんどん成長していく。やがて巨大化したガンが、自殺願望という感情に触れることで行動を起こしてしまうのだろう。

■このガンは極論、逃げたら消える場合がほとんど

脳内を蝕み続けるこのガン細胞は、日々不安や悩みをエサに巨大化をしていくが、不安や悩みなどの栄養を与えなければ大きくならない。

ズバリこの栄養を絶ちきる方法は「逃げる」だ。逃げるといってもこの世界の中で逃げるわけであり、死という選択肢は絶対にやめてほしい。  

「逃げる」は特効薬になるのだ。今、精神を病む人は少なくない。彼らが医師に相談すれば、抗うつ剤や睡眠薬、精神安定剤が処方される。しかし、精神疾患に対して緩和の方向にしか働きかけず、根本的には治さない。ガン細胞の増殖を抑えるだけで、人によっては全く効かないこともある。

そのガン細胞の栄養源の悩みや不安は、人間関係や仕事が大半を占める。ここから距離をおけば、栄養源を完全に絶つことが出来ることはご納得いただけるだろう。

■「逃げる」と「寝る」をまず試してみる

三浦さんが何を悩まれていたかはわからない。僕には到底理解できない辛い心境にあったのだろう。しかし、あれだけ成功した人なら芸能界を引退したとしても食いっぱぐれず、生きていくだけなら全く問題なかったと思う。そういう選択肢を持つことが出来なかったのは残念で仕方ない。

彼がしっかり現実世界と距離をおき、ゆっくり休養を取り、リフレッシュされていればあれだけ有能な方を失わなかったと思う。凄く真面目な方で、お人柄の良い方だったみたいだが、やはり無理してしまう性格だったのだろう。無理は良くない。人間疲れているときは気持ちが落ち込むが、バカみたいに寝たら元気が湧くものだ。

逃げて、なおかつ山ほど寝る日々を送っていれば僕は元気になる!

■理想の形を捨てる

自分の「理想の形」にこだわりを持ってしまうとただただストレスになる。僕の場合は!たまに予定通りに行くだけで、ほとんど予定通りには行かないからと諦めているが、案外ストレスは感じない。

人生は何が正解かわからないから、逃げる選択肢も一つの戦略だと思う。たまたま歩んだ道が思った以上に良き道だった、なんて事もあるからその場その場で辛ければ逃げるのもアリだ。

ガン細胞には栄養を与えない

生き方をするためには、限界ならとにかくそれをやめてみる。たった一度しかない人生なら他人の人生を生きすぎないことが大事だ。