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The Supremes - You Can't Hurry Love / 恋はあせらず - 1966

モータウンの花形スター。取り上げるのが遅くなりました。

ジャニーズだとSMAP。全盛期のエイペックスで言うと、安室ちゃんとか浜崎あゆみさんみたいな位置づけかなっっ

グループ結成は1959年なんですが、最初は泣かず飛ばずでした。ブレイクしたのは1964年頃で、その後に全盛を誇りましたが、メイン・ヴォーカルだったダイアナ・ロスの脱退とかあって、メンバー・チェンジを図りながら存続するも人気は下降。1977年には解散してしまいます。

「Come See About Me」1964

ちなみに日本でのカタカナ表記は、最初「シュープリームス」でした。なので、シュークリームと覚えていたりしてっっ笑 

エクレアの方が好きかなあ

今はスプリームス表記ですね。いつから変わったんだろう…

最初はザ・プライメッツというグループ名で、4人組だったとのこと。1961年に改名してからモータウンと契約。

そして有名な話ですが、モータウンの社長であったベリー・コーディ(既婚者)とダイアナは恋に落ち、二人は特別な仲になったこともあり、ベリーはダイアナとスプリームスを猛烈にプッシュしていくことになります。

社員(商品)に手を出した社長?

もちろん、彼女たちの実力とかスター性とか、そういうのあってこそですが。まぁ、それでスプリームスの他二人のメンバーとの軋轢を生み、フローレンスがアル中になって脱退。新しいメンバーが加入して、スプリームス単独からダイアナ・ロス&スプリームス表記になり、1969年にはダイアナはソロに転向します。

「My World Is Empty Without You」1966

新しいヴォーカルを加えたものの、結果としてスプリームスの人気は失速します。

「Where Did Our Love Go / 愛はどこに行ったの」1964

彼女たちの初のヒット曲。デビュー曲ではありません。
この曲のヒットで勢いづいて、一躍スターダムに登ることになりました。

もともとマーヴェレッツのリード・シンガー、グラディス・ホートンを想定して書かれた曲だそうで、ダイアナたちスプリームスたちも乗り気ではなかったそう。ですが、予想外のヒットと相成った次第。

「Stop! In The Name of Love」1965

この曲もたくさんカバーされてます。

「Baby Love」1964

「You Keep Me Hangin' On」1966

Vanilla Fudge カバー 1967

Kim Wilde カバー 1986

「The Happening」1967

そして、エド・サリバン・ショー。
彼女たちスプリームスはテレビに初めて出演した、黒人ミュージシャン(シンガー)となりました。これは当時の世相を考えるにとても奇跡に近い偉業で、音楽業界にとってだけでなく、歴史的な出来事であったのです。

それまでラジオでさえ、黒人と白人の音楽は放送するラジオ局が分かれていて、ステージで黒人が歌ったり演奏をすることはあっても、テレビに出ることなんて無かったわけですから。

「I Hear A Symphony / ひとりぼっちのシンフォニー」1966

彼女たち黒人のガールズグループがテレビに…しかも日本で言うなら紅白みたいな、大物司会者が司会をする国民的番組に出たことによって、一気に黒人ミュージシャンや黒人音楽が白人のいる市場において、市民権を獲得することになったのです。

これはものすごい歴史を変えた瞬間でした。
功績でもあるし、偉大なる第一歩だったんです。

「Come See About Me」1964

なので彼女たちは黒人ミュージシャンたちの希望の星になったし、後進たちの道を切り開いた先駆者となったのです。
スプリームスがいなかったら、マイケルもプリンスもいなかったかも(それは大袈裟)、なので…

「You Can't Hurry Love / 恋はあせらず」1966

で、この曲、色んな人がカバーして歌い継がれている永遠のエバーグリーンですが、wikiによると…1950年代にジ・オリジナル・ゴスペル・ハーモネッツのドロシー・ラブ・コーツ(英語版)が発表した、「You Can't Hurry God」からインスパイアされた楽曲とのこと。

Dorothy Love Coates & The Gospel Harmonettes
「You Can't Hurry God」1959 

ゴスペルですね。このゴスペルがこうなるのかーって感じ。まぁ、カバーでも、サンプリングでもなくて、インスパイアなので。

Phil Collins カバー 1982

ジェネシスのフィル・コリンズがソロでカバーしてます。

NOKKO 1997

他にもたくさんの人がカバーしていますが、
今回はこれまでww

「Someday We'll Be Together / またいつの日か」1967

実質、スプリームスはこの曲が最後って感じでしたかね。

とにもかくにも、偉大なガールズ・ポップ・ソウル・グループでした~


F2blogに書いてあるものを、訂正・加筆・リンク修正の上、こちらに再度マガジンとしてまとめてUPしています。

「My Favorites〜音楽のある風景」
 2021/04/19 掲載記事より転載


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