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2拠点生活に挑戦! 体験日記

自然体験・農業体験を誰でもできる場 WISH HOUSEというコミュニティをスタートさせた映像作家の速水雄輔です。

東京生まれ、東京育ち、思春期にオーストラリアで7年近く過ごし、映画を学び、現地テレビ局で3年働いて帰国、そして東京で劇場を運営したり映画を作ったり、色々やってきた。煌びやかな芸能界で第一線で働いてきた。

映像制作会社も約15年経営し芸能界の仕事に明け暮れた。
そして限界が来た・・・

自分にとっての本当の幸せってなんだろう?って思うようになったのだ。

大きなCMの仕事をこなし、数千万円を稼いだことだってある。
でもそれで僕は幸せになれたのか?従業員を幸せにできたのか?

答えははっきりしている。NOだ。

生き方を変えたいと思うようになった。

つまりもっと丁寧に生きたい、と思うようになった。

都会生活の中で消費社会に埋れながら、試行錯誤して必死に生きてきたが、本質的な何かが欠如していた、どうやって物事や人付き合いをうまくやるか、器用にやるか、何が正義で何が、自分の好き嫌いは何か、そう言った概念に取り囲まれていた。

それらの外側にある、自分の手で実態のある何かをやる、ということそれが無かったように思う。それは例えばお米を作るでもいい、土に触れるでもいい、自分の住む家を自分で作るでもいい。

大袈裟に聞こえるかもしれないけど、自分がこの地球に生きている上での最低限の地球と僕の接点みたいなものが根底になければ何をやっても無意味だと思うようになった。

2拠点生活のきっかけになったのは僕がドキュメンタリーを撮影したことかもしれない。

芸能界の仕事では消費としての映像制作がほとんどだ。そして作り手として雇われる僕のようなディレクターというのは、視聴者の代弁者目線で映像を作る。簡単に言えば例えば番組のナレーションはディレクター目線ではないように作られていることが多い。仮にディレクター目線のものがあったとしてもそれは演出的手法であって、本当にディレクターが何かを純粋に感じるためにドキュメントを作る事はない。観客にこう感じて欲しい、という意図が先行し、優先されるので、もっともらしいことをナレーションで言うだけ。そこに本質や実態はない。

僕はレンズを構えて被写体と向き合う時、本当に向き合うとはどう言う事なのか?考えるようになった。そして、普段の仕事ではなく、自分自身が第三者としてカメラの後ろに隠れるのではなく、被写体と一体となってその場を感じ、その場を経験するような映像の作り方に挑戦しようと思ってYOUTUBEで実験的にそれを始めることにした。

最初に撮影したのが千葉の過疎地域に移住して田んぼを始めた女性。

そして次に、長野と東京で2拠点生活をしながら里山の再生を目指す女性に密着。

そうやって撮影していくうちに、撮影場所で僕も空き家を探すようになっていった。

そんなある日茨城県に移住したという、中学時代の同級生から突然FACEBOOKを通じて友達申請がきたのだ。中国まで留学しITをやっていたサラリーマンの彼は知らない間にサツマイモ農家🍠になっていた。笑

面白いと思って彼もドキュメントすることにした。


そして撮影をしているうちに、同級生の彼が空き家を探してくれると言ってくれた。

そして約1年間、家探しに奮闘した、女優の妻と当時2歳の息子を連れて一緒に探しのはアドベンチャーで楽しくもあり、大変でもあった。家族で大冒険に出たわけです。

そして1年後ようやく茨城県常陸大宮市(ひたちおおみや)に拠点を見つけることができたというわけです。

家探しについてなどの詳細はまた後日書こうと思います。

僕はこの場所で、田んぼを作ろうと動き出します♪

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